数ヶ月前には140円前後までいっていたことを考えると、150円割れなんて円高のうちにも入らないはず。
でも、なんとなくソワソワするのは160円近い水準にやや慣れてしまってるからですかね。
ここからどっちに動くのか、興味深い。
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さて本題、飛ばしに飛ばしまくってしまっている12月議会×一般質問のご報告の続きです。
ネタは「広報・啓発物を山ほど発行してるけど、効果検証さえしてないってのは大問題では???」という話で、詳細は以下の通りですよ。
本日は、ここまでの前段を受けて、具体的な質疑にと移ります。
それでは、どうぞ!
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【ご参照】
市が発行する広報啓発物は298種類、年間発行費用は約1億8800万円。なのに90%近くは発行しているだけ・効果検証さえしていないとはこれ如何に!?@2025年1月のブログ
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【質問①】
市が行う広報啓発業務を精査し、必要性が小さいもの、費用対効果が低いものは取りやめるべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁①】
近年、行政に対する市民ニーズが複雑化かつ多様化していることに加え、SNSの普及が進むなど情報発信等を取り巻く環境が大きく変化していることから、市が行う広報については、発信する情報の正確性や信頼性を確保するだけでなく、より効果的な発信となるよう、情報発信の手段やタイミング、発信する情報の形式を意識し、工夫することが求められています。
このことから、市では、より戦略的かつ計画的な情報発信を行うための方針を示した「西宮市広報戦略」(以下、広報戦略といいます)を9月に策定しました。
広報戦略では、市の広報は、市からの必要な情報だけでなく市民が求める情報を発信することで、市民の安全・安心を確保することや、市民満足度の向上、市政運営の効率化を図ること、地域への愛着を高めることを目的としており、そのための具体的な取組みについても示しています。
この取組みの中では、「最適な広報媒体の選択」として「利用率が低いなど十分な広報効果が期待できない媒体については、代替となる情報発信手段も含めてあり方を検討する」ことを示していますが、この方向性は、ご質問の「必要性が薄いもの、費用対効果が低いものは取りやめるべき」と同じ視点にあると考えており、財政構造改善の観点からも、そのような対象については、取止めも含めた見直しを検討していきたいと考えます。
【質問②】
続けるものでも効果を最大化できるよう、掲示場所や方法等を検証し、必要に応じて見直すべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁②】
広報戦略では、市の広報について、「伝える」広報から「伝わる」広報へ展開していくことを目標としています。
そのためには、市民が知りたいと思う情報を認識したうえで、情報を伝えたい、伝えるべき対象を明確にすること、また、発信する内容や発信手段について十分に検討することが必要です。
このことから、市民ニーズに沿った、効果の高い広報を展開するためには、絶えず手法を見直すことや効果を検証することが重要であると考えます。
【質問③】
広報啓発のあり方について全庁的な見直し方針を示すと共に、進捗状況を管理するべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁③】
市が行う広報については、市政ニュースや市公式LINEなどの広報課による情報発信だけでなく、あらゆる部署でそれぞれの事業についての広報啓発が行われています。
このことから、全庁的な方針としては、職員一人ひとりの広報に対する意識を高めていくことが重要であり、そのための取組みとして、昨年6月から11月の期間に登用した広報アドバイザーを講師とした「企画力向上ワークショップ」や「デザイン研修」を今年度中に実施する予定です。
また、こうした取組みに加えて、それぞれの部署が実施した広報活動が実効性のあるものとなっているか、手法や時期、内容が適切だったかどうか等の効果検証やフィードバックを実施することも重要であると考えます。
そのためには、広報啓発を行う上で意識する点等を示し、所管課自らが情報発信を行う上でのポイントをチェックできる機能など、職員全体の広報力のアップを図れるような広報マネジメントの仕組みの構築に取り組むとともに、好事例を全庁で共有するなどの取組みについても検討してまいります。
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というのが一回目のやりとり。
大きな方向性について、共有できている感覚は多少なりともあります。
が、それだけで終わらせるわけにはいかないとも思っているんですよね、この話。
というわけで、ここからも少し続く話を次回以降のブログにて紹介させて頂きます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。
(追記)
市からの答弁で出てきた「広報戦略」についても、過去のブログで取り上げています。
よろしければ、ご覧下さい!
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【ご参照】
市が「広報戦略」なるものを策定するそうです。市長の俳句なんかよか、もっと広報するべきことがあるよな…と思いつつ。@2024年9月のブログ