西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告 ~市長の選挙公約について③

2009-01-22 18:47:26 | 市政全般に関連すること

しかし朝青龍、憎たらしいほど、やりますな。
つくづく、たいしたヒールですわ。

ところで一つ、ご報告。
平成21年度から、
「学童の開所時間は、全園、午後6時までとする方向」
という話を、平成19年の12月議会で確認していたのですが、どうやら
「その話は、一旦、ペンディング」
という方向に話が変わっている模様。

「おいおい、そら、ないやろ!」
と思ったのですが、どうやら、それなりの理由もあるようなので
詳しくヒアリング次第、改めて報告します。
しかし、そうゆう方向転換があったんなら、ちゃんと教えてくれと。

といったところで、一般質問の続きをば。
いつもと同じく、
青字が役所側のお話赤字は私の話です。
それでは早速はじめます。

(市長)
私は、平成12年に市長に就任して以来、2期8年にわたり、
震災からの復旧・復興、財政基盤の確立や中核市への移行など、
わがまち西宮のために全力を尽くしてまいりました。
このたび向こう10ヵ年の市の方向性を定める総合計画案を策定し、
今議会にお諮りさせていただいているところであります。
このような経過の中で、この愛する西宮を「みんなの夢がかなう街」
とするため、私は今回の選挙に7つの目標、73項目にわたる公約を
掲げたところでございます。
この公約は、私が常日頃、多くの市民の皆様と接してお話をし、
市民の皆様の様々な声をお聞きする中で、西宮の更なる飛躍のために
この4年間で何としても取り組みたいと考えたものであります。
世界的な金融危機により国内の景気が後退局面に入るなど、
本市を取りまく財政状況は、先行きへの不透明感が増しております。
私は、こうした流動的な経済情勢の推移に留意するとともに、
本市財政への影響や本市の財政状況を見極めながら、
既存事業・施策を含む全市的な調整を行う中で、
公約の着実な実現に取り組んでまいります。

(あんまり本筋とは関係のない話ですが、まあ、
 市長はこう考えているということですな。
 要は「この公約には思い入れがあるし、実現に取り組んでいきまっせ。」
 ということかと。)

市長自らが厳しい財政状況を取り上げ、
「既存事業・施策を含む全市的な調整を行う中で、
 公約の着実な実現に取り組んでまいります」と、ご答弁されました。
これは市長公約も他の事業や施策と同様に査定の対象であり、
財政状況の推移や既存事業・施策を含む調整の中で、
実現されない場合もあるという意味なのでしょうか?
それとも、あくまで市長公約は聖域であり、
他の事業の実施状況如何に関わらず、
実施されるべきであるとお考えなのでしょうか?


(ここからは総務局長)
市長公約は市長が市民に対し実施することを公表し、約束し、
信任を得たものでございますので、一丸となって
その実現・達成に向けた取り組みを進めていかなければなりません。
しかし、これまで継続して実施してきた事業や施策も数多くあり、
他の新規事業等も考えられることから、
公約に掲げられた項目については今後の実施計画や予算査定を通じ
これら既存事業等との調整を図りながら、着実に実施してまいります。
(これも同じ。
 明確には答えてませんが、他の事業との兼ね合いも見つつ、
 頑張って、実現していきます!という感じですな。
 ただ、頑張るのはいいですが、公約を実現するためには
 当然、お金も人手も必要なわけで。
 そこらへんの手当ができているのか?こそが重要なはずなのに、
 全然きちんと出来てないと思うんですよね。
 これ、今回の質問の核心部分の一つなので、おいおい触れていきます。)

目標期間を明示していない公約の年限は、いつまでと考えているのか?

このたびの公約は、基本的には具体的な取り組み内容に基づき
目標年次が掲げられております。
しかし、目標年限を定めていない公約も、
ご指摘のとおりいくつかございます。
これらは、公約において「何々の充実を図る」「何々を推進する」
「何々を促進する」として整理されているものが多く、
今後、取り組みを継続することにより市民サービスの水準が
徐々に高まるなど、掲げた公約の内容を達成していくことに
つながるものであります。
また、「保育所待機児童の解消」のように、
市として積極的な取り組みを行っても、
対象者がなお増加傾向にあるものなど、
目標年次を特定することが難しいものもあります。
従いまして、取り組み内容が目標期間を設定することに
なじみにくいとのことで、具体的な年次を掲げていないものでございます。


『取り組みを継続することが、公約の内容を達成していくことにつながる』
『市として積極的な取り組みを行っても、目標年次を特定することが
難しいものもあ』る、
だから『具体的な年次を掲げていない』という、ご答弁でした。
しかしながら「西宮北口・門戸厄神駅周辺の交通問題の解消」
「JR甲子園口駅前広場の整備」
「コンビニ及び自動交付機による住民票等の交付」などは、
こうした理由に合致しません。
具体的な内容が示された公約の目標年度を明示しなかった理由を
お聞かせいただきたい。
あわせて、そうした公約の目標年度を、お示しいただきたい。


先ほど申し上げましたのは、目標期間を明示していないものの
主な理由でございまして、公約に掲げている個々の取り組みは、
実際はそれぞれ様々な理由がありますため、
その理由を全て列挙することが難しいところです。
例えば、ご指摘の阪急西宮北口駅・門戸厄神駅周辺の交通問題の
解消につきましては、技術的な問題や国・県との協議、
鉄道事業者との協議もありますので、
具体的な目標年限が定めにくいということでございます。
(目標年次を掲げることさえ出来ない公約を、
 「着実に実施する」ことなんかできるんですかね。
 これ、素朴に、すごく不思議に思います。
 しかも、こうゆう公約が、かなり多いのですが。
 そこらへん、いったい、どう考えているのやら。)

という辺りが前半戦です。
まあ、ここらへんはジャブですな。
次回は質疑の核心部分とも言うべき、「公約実現に必要な費用」など。
もうしばらく、お付き合い、よろしくお願いします。