今回から、12月議会で行った一般質問の、もう一つの話、
「市長公約について」について、ご報告いたします。
で、それに先立って、この質問の意味を改めて。
このブログをご覧頂いている方々には先刻ご承知のことかと思いますが、
私は昨年の市長選挙で山田氏ではない候補を推しました。
もちろん、同氏が行ってきた過去の市政運営に対する
私なりの批判があったからこその話ではあります。
が、私が今回、この行動に出た理由は、それ以上に
同氏が選挙戦において掲げた公約に賛同しかねると
感じたことにありました。
私は、この公約は、
現在の西宮市が置かれた財政状況を無視したものであると判断しました。
また、この公約からは
目標とする都市像、その実現のための手法は感じられませんでした。
そして、この公約から、まちづくりに対する理念と思いを
受け取ることはできませんでした。
けれども彼は、この公約を持って選挙戦に挑み、三選されました。
である以上、今後、議会人としての私の責務は、
議会で、この公約に対峙していくことにうつると考えています。
だからこそ、その一度目として、先の一般質問では、
市長公約を重要なテーマの一つとして取り上げました。
ところで、この公約について思っていることが、もう一つ。
市長HPでは「公約(マニフェスト)」と表記しているのですが、
これ、明らかにおかしいんではないかいなと。
「選挙前だけ言う。選挙が終わったら消えてなくなる。」
そうゆう「公約」では、あかんやろうとゆう観点から
具体的な施策・実施時期・数値目標や
事業実施のために必要な金額・財源等を明示した
「マニフェスト」が新たに出てきたんですよね。
というわけで、「公約」と「マニフェスト」は、全然別のものなんです。
その異なる二つの名詞を並べる表現ってのは、どうなんやと。
ちなみに、ここから先の質疑で明らかにしていきますが、残念ながら
この公約は、明らかにマニフェストではなく、旧態依然とした公約です。
なんとも悲しい話やなと。
といったところで、具体的な質疑内容等については明日以降。
それでは、今日はこのへんで。