この時期は各種団体の総会や、イベントやと、なにかといろいろありますな。
結局、GW中、ちゃんとしたお休みが取れたのは三日だけというのは、
なんとも切ない限り。
「どこがゴールデンウィークやねん!」
と心の中でつっこむ自分もいる一方で、
いろいろとお声掛けいただけるのはありがたいことですし、
私ら、仕事柄、「暇になったらおしまい」と思う部分もあるものですから、
なんともビミョーな感じでおりまして。
しかし、結局、遊びに行ったのは「神戸 花鳥園」と「伊丹市 昆虫館」
だけという、この華のなさ。。。
とてもじゃないけど、「定額給付金をパーッと使って、日本経済に貢献!」
てな感じではありませんな。
で、この期間中、地域団体の方々とお会いする機会が
多くあったのですが、その中で、改めて、つくづくと思うところがありまして。
地域団体を支えている方々の多くは、ご高齢であるうえ、
複数の団体で活動されているケースが非常に多いのです。
私が知っている地域の多くでは、やはり地域活動の核は自治会
(いわゆる町内会)であることが多いと感じているのですが。
その自治会で、活動に熱心に取り組んでいる方の多くは、
社会福祉協議会や防犯協会、青少年愛護協議会、民生児童委員、
PTAなどなど、他の団体でも活動に取り組んでいます。
中には、三つ・四つと掛け持ちで活動している方々も珍しくありません。
こうした方々が、これらの地域活動によって与えられている負荷は、
(もちろん人にもよりますが)、並大抵なものではありません。
ここまで各団体の高齢化が進み、各団体での兼務が進んでいる
という現状。
そして、「参画と協働」という名の下に、より多くを、こうした団体も含めた
市民に期待しようという姿勢を、市が持つのであれば。
もう少し、こうした団体が動きやすくなる形を作るべきだと思うのです。
例えば神戸市東灘区では、従来、各団体に対して、
行政の部局ごとに縦割りで交付してきた助成金を、
地域に対して一括で交付する、という試みを行っています。
これは、各団体が共通の問題に共同で取り組む体制を整え、
○問題に効率的に対処することを可能にする
○個々人の負荷を軽減する
ことにつながる、非常に有意義な取り組みであると考えています。
ひるがえって、西宮市のことを考えますと。
なにか新しいことを思いつくたびに、「エコ・コミュニティ会議」のように
新しい団体を設け、それに対して、新たな助成金を支給するという形が
常態化しています。
これでは、せっかくの地域力はバラバラになっていってしまうだけだと
思うのです。
この項、もう少し続けます。