実は、今週前半は、かなり苦しんでいました。
理由は、たぶん、正月に食べた、大好物の生牡蠣。
牡蠣にあたったのは、何年かぶりですが、
いや~、ほんま、しんどかった。。。
でも、ようやく、昨日辺りから体調も完全復活!
さあ、気合を入れなおして、頑張るぞ~。
さてさて、本日は、昨年中に書いておくつもりだったのに、
かけなかったネタを一つ。
昨年12月の厚生常任委員会で、
西宮市地域福祉計画についての審議がありました。
まずは、冒頭の挨拶部分に述べられた計画の作成目的を、
↓ちょっと長いですが、引用します↓。
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近年、少子高齢化や核家族化が急速に進む中、
都市化の進展や生活様式の多様化などにより、
身近な地域における住民同士のつながりが希薄化し、
地域の相互扶助機能が低下していると言われています。
同時に、地域の生活課題も複雑多様化し、
これを解決するためには、
行政による福祉サービスだけでは対応が困難になってきました。
誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていくため、
地域において、すべての人が互いに助けあい、支えあい、
地域の力を高め、生活課題に自ら取り組んでいくことが
ますます重要となってきています。
平成12年に社会福祉事業法が改正され、
新たに社会福祉法として、住民等が相互に協力し合うことにより、
地域福祉の推進を図ることが提唱されました。
こうした背景のもと、本市ではすべての人が個人として尊重され、
ともに支えあい、安心して暮らせる地域社会をめざし、
「西宮市地域福祉計画」を策定しました。
この計画は、
「市民一人ひとりが尊重しあい 支えあう 心かようまちづくり」
を基本理念とし、市民、社会福祉協議会、地域団体、事業者、
NPO、行政など地域に関わるすべての人々が相互に連携し、
地域福祉を推進していくための取り組みを示しています。
今後、安心して暮らせる心かようまちづくりの実現に向け、
計画に沿って積極的に取り組みを進めてまいりますので、
市民の皆様のより一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
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趣旨は、大変結構だと思うのですが。
内容を仔細に見ていくと、計画に書かれていることのほとんどは、
社会福祉協議会(以下、社協)の方々や、民生・児童委員さんに
お願いしてやっていただくことばかり。
市が取り組む内容というのは、形式的なこと以外、
ほとんどなにも示されていないように感じます。
でもね、ほんまに、それでいいんかいな、と。
職業柄(?)、私には、上記のような地域ボランティアの方々からの
話をお聞きする機会や、活動を拝見する機会が多くあります。
それだけに、地域ボランティアの方々の熱心な活動には、
本当に頭が下がる思いでいます。
実際、こうした方々の力なくして、上の文章に書かれたような
「地域において、すべての人が互いに助けあい、支えあい、
地域の力を高め、生活課題に自ら取り組んでいくこと」
ができるような地域社会を実現していくことは不可能でしょう。
それだけに、こうした方々に、
より熱意を持って、様々な活動に取り組んでいただけるような
環境を整えること。
もっと多くの方に、こうした活動に参加していただけるような
環境を整えること。
そうした取り組みを進めていくことこそが、
この分野における、行政の最大の責務だと私は考えています。
ところが、行政方には、どうも、このような感覚は、
あまりない気がしてなりません。
というわけで、この続きは、また後日。
本日は、ここらへんで失礼します。