西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告@「子育てするなら西宮」実現を! ②

2010-01-22 07:44:34 | すべての人にやさしいまちを実現するために

以前、このブログで、ご報告したこともある
「議会のインターネット中継」の件。
一時は、どうなることかと展開を危ぶんでいたのですが、
なんとなく、光が見えてきたような気がしています。
とは言え、予断は許されない状況にありますが。
また別途、ご報告いたします。
というわけで、本日は、先日に引き続き、一般質問のご報告をば。

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【表⑥】「20100121.pdf」をダウンロード
本年12月1日時点の本市の保育所待機児童の年齢別内訳を示しました。
ここからは、本市の待機児童696人のうち
0~2歳児が680人と大部分を占めているのに対して、
3~5歳の待機児童は16人と、
0~2歳の待機児童に比べて、きわめて少ない水準に留まっている
ことがお分かりいただけると思います。
しかも新設園・分園の設置に伴い、
3~5歳の待機児童は2年以内の解消が見込まれていますが、
0~2歳の待機児童は解消の目処が全く立っていません。

以上の内容から、待機児童解消のためには
0~2歳児を中心とした対策こそが重要であることは明らかです。

こうした前提を踏まえ、私は、幼稚園・保育所の連携を進め、
多くの私立幼稚園が実施している「夕方までの預かり保育」を
拡充することによって、市全体としての保育機能を
向上するべきだと考えています。
具体的に申し上げますと、
まず、幼稚園の預かり保育を充実させることによって、
従来であれば、自動的に保育所に通うことになっていたはずの
3~5歳児が、幼稚園に通うことを可能にする。
そして、それを受けて、保育所の年齢ごとの定員枠を見直し、
0~2歳児の保育所定員枠を拡大する。
こうした施策を実行するべきだと考えている、ということです。

この施策を推進することで、
本市の重要課題である保育所の待機児童問題の改善に
一定、貢献できると考えますが、
こうした施策を実現するためには、
現在の「幼稚園と保育所を管轄する部署が異なっているうえ、
横の連携は、ほとんど存在しない」という現状を
改めなければなりません。
繰り返しになりますが、
幼稚園・保育所という既存の枠を取り払った対応を進めることが、
市としての子育て支援機能を強化・効率化することにつながり、
ひいては本市の子育て支援分野における重要課題である
待機児童問題の解消にも貢献できるはずです。

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ここらへんは、昨年10月に発行した市政報告の内容と、
ほぼ同じ論旨ですね。
まだまだ、この内容、続けます。
それでは今日は、このへんで。