ようやく菅首相ではない、新しい首相による国政運営が始まります。
誰が首相になったとしても、
この局面を劇的に改善することは困難だと思いますが、
一歩一歩、国難を乗り越え、坂道を登ることができるよう、願うばかりです。
どない考えても、しょうもない内輪もめとか、文句の付け合い・
責任の擦り付け合いをやってる場合じゃないですよ、この国の状況は。
と、私の職分を超えた話は置きまして、一般質問の続きです。
さっそく、どうぞ。
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表⑦をご覧下さい。
「hyou7-jittai.pdf」をダウンロード
昨年4月の時点で、
プール・給食室に水道メーターを設置していた小学校9校の
利用実績をまとめました。
プールで見ると、上ヶ原小学校の一人当たり使用量1.5?に比べて、
名塩小学校の一人当たり使用量は6.0?と約4倍に上ります。
教育委員会からは
「使用人数が多くなればなるほど、
一人当たりの使用量は少なくなる傾向がある。
とりわけ、プールについては、その傾向が強い。」
という説明を受けています。
なるほど、もちろん、そういった傾向があることは理解します。
しかしながら、それだけの理由で、
名塩小学校のプールの一人当たり水道使用量が、
上ヶ原小学校の4倍近い水準まで膨れ上がっている実態は
説明できません。
また、その理由が正しいのであれば、
上ヶ原小学校より利用人数が多い高木小学校のプールの
一人当たり水道使用量は、
上ヶ原小学校の一人当たり水道使用量より少なくなるはずです。
ところが実際には、高木小学校のプールの一人当たり水道使用量は
上ヶ原小学校の2倍近い水準に上っています。
給食室についても状況は同じです。
上ヶ原小学校の一人当たり使用量2.3?に対して、
今津小学校の一人当たり使用量3.9?は約1.7倍に上ります。
またプール同様、学校規模と一人当たりの水道使用量の間に、
明確な相関関係は見られません。
漏水が既になくなっているにも関わらず、このように学校ごとに、
一人当たりの水道使用量が大きく異なっている原因は、
なんなのでしょうか?
もちろん、学校ごとにハード面での差があることも
要因の一つだと思われます。
しかしながら、それ以外の非常に重要な要因として、
プール・給食室に関わる運用が
学校ごとに大きく異なることも考えられます。
仮に、運用上の差異によって、
一人当たりの水道使用量に大きな違いがでているのであれば、
各校のプール・給食室に関する運用を改善することで、
水道使用量は大幅に削減できます。
これは水道料金の削減という実務的観点からはもちろんのこと、
環境学習都市を標榜する本市にとって、
いわゆるエコという観点からも非常に重要なことだと考えます。
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と、ここまでが前フリ部分です。
次回以降、具体的な質疑の内容についてのご報告をば。
にしても。
たかだか西宮市だけでも、これだけ盛大に、
おかしなことが色々と見つかるんですから、国レベルで見れば、
もっともっと、たくさん、おかしな点があると思うんですよね。
そこを正さずして(もちろん、それだけでは無理だとも思いますが)
財政再建なんぞ、ありえるわけがないと思うのですよ。
新しい首相の手腕に期待しつつ。
それでは失礼いたします。