西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問のご報告@水道事業の見直しについて ①

2013-07-17 17:40:42 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日のお昼ご飯は、王将で辛玉ラーメンと餃子。
で食事後、新聞読んでたら、
なんと餃子無料券付きの王将の全面ぶち抜き広告が。
ちっちゃい話やけど、なんか、すごい損した気分。。。
王将、そんなに行くことないしなあ。

てな話はさておいて、一般質問の続きです。
今日からは水道事業の話をば。
ではでは早速始めます。

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表①に昨年12月、市が公表した「財政計画の概要」から
収支に関連する数字を抜粋しました。
表①:水道事業収支の推移予測

大まかな内容は
「単年度の収支差引は2010年度以降2014年度まで
多い年には約6億1540万円、少ない年でも約5940万円の赤字。
しかしながら2015年度には経営情況が改善し、
約4750万円の黒字に転換。
これに伴い過去、積み立てた未処分利益剰余金は
2014年度には底をつくものの
2015年度には再び約4070万円の貯金ができる。」
というものです。
けれども、この予想は信用できるのでしょうか?

「財政計画の概要」は2012年度の給水収益を約91億円と予想しましたが
現実の給水収益は約88.5億円と予想よりも約2.5億円低くなりました。
節水機器の普及・節水意識の定着等の要因もあり、
給水収益は今後も横ばい、もしくは減少傾向にあると思われます。
市が予想したように毎年90億円以上の給水収益が計上される可能性は
極めて低いのです。

収益的収入の90%以上を占める給水収益の減少は
水道事業の経営に甚大な影響を及ぼします。
このままでは本市の水道事業は多額の赤字を計上し続けることでしょう。
営業赤字が継続・拡大すれば、
過去の貯金の積み重ねである未処分利益剰余金が底を突く時期が早まり
黒字化の望みもなくなります。
こうした状況の行き着く先は水道料金の値上げです。
実際、市は「財政計画の概要」において、
水道事業の収支状況の厳しさを示すとともに、
「浄水場の統廃合の推進、老朽施設の計画的な更新、
水道管の耐震化及び鉛製給水管の早期解消などの
施策の実現に膨大な投資が必要」
という考えを開陳して、
将来の水道料金値上げの必要性を強く示唆しています。

市には、市民生活を支える重要なインフラである
水道機能を維持する義務があります。
そのために、どうしても水道料金の値上げが必要なのであれば
仕方がないかもしれません。
しかしながら本市の場合、
「どうしても水道料金の値上げが必要」とは言いかねます。

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ほな、なんで、
『「どうしても水道料金の値上げが必要」とは言いかねます。』
と思うんや???
ってのが、この続きですね。

あんまり長くなってもあれなので、今日はこの辺で。
続きは近いうちにアップします。
それでは失礼いたします。