以前、ブログで取り上げた標記の件について、市側から報告を受けました。
なので一般質問の続きは一旦パスして、その続きをば。
(↓ちなみに前回記事はこちら。↓
学校給食食材の放射性物質検査について。 ①
学校給食食材の放射性物質検査について。 ② )
今回受けた話を結論から言いますと、
「これまでは給食用食材について、
使用可能な物資の上限値を100Bq/kgとしていたが、
これを50Bq/kgに改めます。」
というものでした。
ちなみに市もHPに掲載している、国が定める上限値は
○一般食品-----------100Bq/㎏
○乳児用食品---------50Bq/㎏
○牛乳----------------50Bq/㎏
○飲料水--------------10Bq/㎏
というもの。
「乳児用食品・牛乳については
放射線への感受性が高い可能性があるとされる子どもへの配慮から、
一般食品の半分を基準値として設定」
し、この数値になっています。
今回の教育委員会の判断は、
乳児用食品・牛乳と同じ基準をすべての食材に適用するものであり、
一定の前進だと私は考えています。
ただ一方で。
以前のブログでも述べたとおり、
これまで、西宮市の学校給食食材から放射性物質が検出されたことは、
ほとんどありません。
唯一検出された事例でも1.3Bq/kgとか2.3Bq/kgという、
低い水準にとどまっています。
こうした現状を考えるなら。
仮に、2ケタ台の数値が検知された時には、
やっぱり、それは異常値だと思うのですよ。
50Bq/kg以下だから、それでよいという話ではないと考えています。
引き続き、この問題に取り組んでいきます。
それでは失礼いたします。