本日の総務常任委員会終了。
今年は委員長職を外れたので、質疑等やりやすくて良い感じ。
仕切る側ってのは大変やわな~、と改めて実感します。
と、そんな話はさておき、一般質問の質疑の続きです。
今日は具体的な質疑内容について。
それでは早速始めます。
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【質問①】
新設校の校区設定において3.5町案を採用するべきではないと考えるがどうか?
↓
【答弁①】
教育委員会では、平成24年11月に高木小学校の過大規模を解消するため、
高木小学校区内の薬師町に新設校を整備する方針を決定いたしました。
本年2月には学校、保護者、地域の方々で構成する
新設校設立推進委員会を設置し、
新設校の校区や学校施設についてご意見をいただきながら、
平成28年4月の開校をめざしております。
~中略~
新設校設立推進委員会の委員からは、町を分割する3.5町案に対しては、
「分割された町の児童が近くの新設校に通えなくなる上に、
将来にわたって町を単位とする地域活動等に支障が出る」
とのご意見が出されており、現在は、住宅開発を注視しつつ
4町案が妥当ではないかとの方向で協議が進められております。
教育委員会といたしましては、
小学校区を単位として様々な地域コミュニティが構成され、
その単位が町であることから、
町を割った校区の設定はできるだけ避けるべきと考えており、
新設校設立推進委員会のご意見を受け止め、
今後、新設校の校区設定に向け取組んでまいります。
↓
【要望①】
校区設定については新設校設立推進委員会において
「4町案が妥当ではないかとの方向で協議が進められて」いること、
教育委員会も
「新設校設立推進委員会のご意見を受け止め、
今後、新設校の校区設定に取り組んで」いくことを、ご答弁頂きました。
ご答弁にあった通り、
「町を割った校区の設定はできるだけ避けるべき」です。
4町案で進めて頂くよう強く要望します。
【質問②】
地域の教育環境向上のため、
隣接する小学校との校区再編を検討するべきだと考えるがどうか?
↓
【答弁②】
このたび、高木小学校区内に新設校を設置するという
大規模な施設整備を進めるにあたり、
現在の校区で分割されている町の統合や、
隣接小学校区との校区の再編を検討することは、
教室不足の緩和等の教育環境の改善のため必要であると
考えております。
また、分割されている町を統合することにより、
自治会などの地域組織、活動が集約され、
町を単位とした子どもたちの関わりや活動等が可能となることから、
一定の効果があると考えており、教育環境の改善を前提として、
地域組織、活動の改善にもつながるのであれば、
検討を進めていく必要があると考えております。
特に、高木小学校区に隣接する瓦林小学校につきましては、
教室不足の課題が深刻な状況であるため、
今後も児童数の減少傾向が見られず、
教室不足の状態が継続する場合は、
校区変更も視野に入れて教育環境の改善を図る必要があると
認識しておりますが、
校区再編、校区変更は、地域の皆様に大きな負担を強いることにも
なりますので、新設校の校区にかかる協議の進捗を踏まえ、
瓦林小学校の関係者と協議しながら慎重に検討を進めてまいります。
↓
【要望②】
校区再編が「地域の皆様に大きな負担を強いることになる」
側面があるのは認識しております。
しかしながら、今こそ、ご答弁にあった
「教育環境の改善を前提として、地域組織、活動の改善」を図る
千載一遇の機会です。
地域の情況を十分把握した上で前向きに取り組んで頂きたい。
要望します。
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記録にも残る議会での答弁だけに、
先方もかなり慎重に言葉を選んでいます。
が、そこから、かなり透けて見える部分があります。
現段階では、新設小の校区は野間・林田・伏原・薬師の四町になる
可能性が高そうです。
また、新設小開校に併せて瓦林小学校と高木小学校の校区分けが
見直される可能性も十分考えられそうです。
これ、二つとも結構重要な情報だと思うのです。
ということで今日はここまで。
それでは失礼いたします。