西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「場所がないので費用は削減できません!」と言い切った市役所。さて、その後の展開は?

2015-04-16 08:14:46 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

それにしても、雨だらけな今日この頃。
予定していた恒例の朝の駅立ちも、やむを得ず中止する日が多く、困った。。。
そんな中、今日は久々の晴れ!だったもので、勇んで門戸厄神駅へ向かったところ既に先客がおられまして、やむなく断念。

しかし、ホンマ駅立ちしてる人とか、郵便受けに入るチラシとか多いな~。
今の時代、選挙直前になると、こういう活動が活性化しますが。
正直なところ、選挙直前のこの時期に、こんなに集中して入ってても誰が誰やらわからんと思うんですよね。
実際、そういうご意見よくお聞きしますし。

そういう意味で、やっぱり普段からの継続した活動が大切なんではないかいな、と。

で駅立ちができなかったこともあり、ぽっかり時間が空いてしまった、今、この時間帯。
というわけで実は、まだ終わっていなかった三月議会での質疑のご報告の続きなど。

でわでわ早速始めます。

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四点目、西宮市立中央病院の経営状況改善に向けてです。

市は現在、市内医療環境向上のため県・市統合病院の実現に向けた取組を進めており、従来の「市立中央病院を単独でアサヒビール西宮工場跡地に移転!」という計画は撤回されました。
これによって、県・市統合病院の方向性が確定するまでの間、市立中央病院は現在の場所で診療を継続するというのが、市の方針となりました。
一方で、中央病院の経営状況は医療行為による収入が年間・約40億円に留まるにも関わらず、病院運営存続のため毎年10億円以上の市税投入が必要という悲惨な状況にあります。
こうした現状を踏まえ、市は中央病院が当面の間、現在の位置・施設で存続することを前提に費用の削減等、抜本的な経営改善策に取り組むべきです。
そこで今回は、中央病院の支出のうち、注射針・包帯・糸等、医療行為に必要な消耗品の購入にかかった費用である「診療材料費」の削減について質問します。

市立中央病院における診療材料費は
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●2011年度⇒282,649,460円
●2012年度⇒280,544,799円
●2013年度⇒263,555,018円
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と毎年3億円近くにのぼっています。
医業費用は毎年・約50億円に上りますので、割合で見ると、それほど大きな数字でないようにも見えますが、これだけの金額となると、やはり無視は出来ません。

さて、この診療材料費については様々な自治体病院で削減のための取組が行われており、大きな効果を上げている事例も存在します。

例えば箕面市立病院では27業者から少量ずつ購入していた診療材料を1社からの購入に集約した上で、その企業に物流・在庫管理業務も委託することで、四年間で約6,900万円・11.4%の費用削減に成功しているそうです。
また伊丹市立病院では、複数の卸業者から見積もりを取得した上で物流・在庫管理業務を1社に委託することで、一定の効果を上げていると聞いています。
その他の近隣の公立病院においても類似の取組を行い、費用削減等の効果を上げていると聞いています。
こういった事例を踏まえ、西宮市立中央病院においても購入先および配送の一元化、もしくは配送の一元化といった診療材料費削減のための具体的取組を進めるべきです。

それでは以上の内容を踏まえて一点質問いたします。

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ちなみに、この件、以前ブログで取り上げた話について、その後、調整を進めた上での内容です。
【ご参考】「場所がないから・・・」は違うでしょ。@しぶや祐介の活動日記2014.12
こうして交渉段階からの記録を残しておけば、これが実現した場合、いわゆる『アレオレ詐欺』(自分がやったわけでもないのに「あれは俺がやった!」と主張する行為)ではないことは明らか!ですよね。
そういう意味や備忘録的な要素も含めて、継続した情報発信、大事だと思うのです

さて、なんやかんやと言いながら、今日は一日、インターン卒業生たちとポスティングです。
今回配布の市政報告は第41号。
「また、こんな時期だけチラシ入ってるわ…」てな風に思われることのないよう、切に期待しながら頑張ります。

それでは失礼いたします。