今日で西宮市議会議員選挙の選挙戦も最終日。
土曜日なので、選挙期間突入後、駅頭で続けてきた朝のご挨拶も中止!
というわけで、ゆっくり寝ててもよいようなもんなのですが、結局早くに目が覚めてしまいました。
やっぱり、興奮してるんやろうなあ。。。
で、せっかくの時間を無為に過ごすのももったいないですよね。
もっかい、布団に行ったところで寝れる気もせんし。
というわけで、せっかくのぽっかり空いた時間で「街頭演説では、だいたい、こんな話をしています!」というご紹介など。
ちょっと長いですが(といいながら、これでも、だいぶ色々と端折ったりもしているのですが)、よろしければご覧ください。
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皆様、こんにちは。
私は市議会議員候補のしぶや祐介と申します。
本日は皆さんに4/26投開票の西宮市議会議員選挙に投票に行って頂きたい。
このことをお願いにあがりました。
暫くの間、この場をお騒がせすることをお詫び申し上げて、演説を始めさせて頂きます。
4年前に行われた西宮市議会議員選挙の投票率は37.15%でした。
10人いらっしゃれば投票に行かれたのは、そのうちのたった四人弱ということになります。
これは「投票に行かない人が多い」というレベルの話ではありません。
選挙に行く人なんて、すごく珍しいという話なんです。
しかも今回の西宮市議会議員選挙の投票率は一層低くなるのではないか?そう言われています。
私は、こうした現状を、なんとかして変えたいと考えています。
ここまで投票率が低いことには、様々な理由があると思います。
その理由の一つは「市政なんか自分と関係ない」と考えている方が多いということではないでしょうか。
でもね、そんなことないんですよ。
市政は、多くの方にとって、とても身近な問題に取り組んでいるのですから。
例えば、子育て支援策の問題。
西宮市の保育所保育料は、この3月まで全国でもトップレベルに高い水準にありました。
これが、ようやく今年から芦屋・尼崎・宝塚など、近隣市の平均程度の水準まで引き下げられました。
この高い保育料に耐えたとしても、他にも、様々な問題があります。
希望する施設では、なかなか預かってもらえないという、いわゆる待機児童の問題。
市が待機児童の多い1・2歳児を対象とした施設を集中的に整備したため、お子様が三歳になる時に、またもや施設を探さなければならなくなるかもしれないという問題。
保育施設の整備が進んだため、小学校に進学した際には留守家庭児童育成センターが不足しかねないという問題。
小学校高四年生になる時には留守家庭児童育成センターを出なければならないという問題。
様々な問題があります。
うちには子供がいない。
子育ては終わった。
共働きじゃないから、保育所とか学童なんて関係ない。
そのように思っている方もいらっしゃることでしょう。
では防災は、どうでしょうか。
遠からぬ将来、必ず南海・東南海地震がやってくると言われています。
昨夏の記録的な豪雨では、市内各所で甚大な被害が発生しました。
こうした災害の発生を未然に防ぐことはできません。
けれども、災害による被害を抑えること、そのための施設整備や広報啓発等、様々な対策を行うのは、市政の大切な役割の一つです。
こうした自然災害に、一切無縁のまま暮らすことができる方なんて、いらっしゃらないはずです。
福祉についても課題は山積みです。
今後、一層の高齢化が進む中で、ご高齢の方が老後を、どこで過ごすのかということが問題になってきます。
施設に入ることを希望される方にとっては、特別養護老人ホームに入りたいけど入れない、という問題があります。
あるいは住み慣れた自宅で老後を過ごしたという方にとっても、そうした要望を満たすことができる環境が整っていないという問題があります。
在宅医療の充実、医療と介護の連携の強化、容態が悪化したときに即座に受け入れてくれる病院の整備等、多くの課題に取り組み「住み慣れたご自宅で、老後を暮したい」という当然の思いを現実のものにすることも市政の大切な役割です。
誰もが必ず、年を取ります。
医療や福祉、介護の問題に無関係なまま過ごしていくことができる方なんて、いらっしゃらないはずです。
育児支援策の強化等、子育て環境の整備。
防災対策をはじめとした、安心して暮らせる環境の整備。
医療や介護等、福祉施策の向上。
他にも様々な、本当に多くの課題が存在します。
市政に興味や関心を持たないことは自由なのかもしれません。
けれども市政に関係なく生きていくことは、誰にもできないんです。
誰もが、こうした問題に直面してきた、あるいは、いつか問題に直面するはずなんです。
そして、こうした課題に対処していくという重要な役割を担っているのが議会なんです。
「議員なんか誰がなっても一緒」そう思っている方も、沢山いらっしゃることと思います。
けれどもそうではないことは、私たちの、この西宮市をあんなに恥ずかしい形で有名にしてしまった号泣県議会議員の件で、十分に証明されたはずです。
あの映像を見て、「なんで、こんな人が!」と思った方、たくさん、いらっしゃると思うんです。
でもね、西宮市議会でも5年ほど前に、同じ様な問題あったんですよ。
その時に問題になったにもかかわらず、今でもあるいは兵庫県議会で、あるいは西宮市議会で議員を続けている方が複数存在します。
こんなことが許されているのは、投票率が低いからです。
投票率が低いということは、投票に行く、ごく一部の方の意見しか市政に反映されないということなんです。
議員にとって、一番怖いのは、おかしなことがあればNO!という声を即座に上げる沢山の有権者の存在です。
「棄権も一つの意思表示」ということを言う方もいます。
でもね、そんなの嘘ですよ。
議員が棄権された票に対して、その裏に隠された気持ちに思いをはせることなど、ありません。
多くの議員は、意思表示されなかった気持ちなんて、なかったのと同じだと思っています。
そして投票に行く、自分に投票してくれる支持者のことしか見ていないんです。
誰に投票しても同じだから、と投票しないということは、現状を、そのままでいいと認めることと同じなんです。
選挙で選ばれた議員が皆様の代表者として、住民サービスの中身や規模を決める。
それが市政であり、議会の形です。
だから、一人でも多くの方に投票に行って頂きたいんです。
きっと、多くの方は
●福祉や医療サービスを充実してほしい!
●学校教育や子育て支援を充実してほしい!
●防災にもっと力を入れてほしい!
そんなご要望やご意見をお持ちだと思うんです。
こういったご意見を市政に反映させていくための一番の近道は、皆様が興味を持っている問題に取り組もうとしている政治家を選ぶこと。
ちゃんと真摯に誠実に改善に取り組む議員を選ぶこと。
選挙前だけ突然現れて、名前の連呼と抽象的な話だけをして、選挙が終われば、すぐ皆様の前から姿を消す。
そんなのではない議員を選ぶことしかないんです。
私から、皆様へのお願いは二つだけです。
一つは、一人でも多くの方に4/26投開票の西宮市議会議員選挙の投票に行って頂きたいということです。
皆さんの意思を示して頂きたい、そういうことです。
もう一つは、皆様が投票された方が、四年間、どういう活動をしているか、ほんのちらっとだけでも見守っていてほしい。
気にかけていてほしい。
そういうことなんです。
いつも、ずっと市政のことを考えていてほしいなんてことは言いません。
それは私たち議員としての役割を頂いているものの役割ですから。
でも、四年に一度しかない選挙の時期。
この時だけでいい、ほんの少しでいい、皆様にそんなことに思いをはせて頂きたいんです。
改めて。
明日の西宮市議会議員選挙で、一人でも多くの方に投票していただけるようお願いしまして、私の街頭演説を終了させて頂きます。
長時間にわたりまして、周辺・ご通行中の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
本日は、まことにありがとうございました。
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と、こんな感じです。
長文に最後までお付き合いいただいた皆様には、ありがとうございました。
あと最後に一つ広報です。
あすの午後8時以降、↓久保町の事務所↓にて開票を見守る会を行います。
http://y-shibuya.sakura.ne.jp/acess.html
ご都合の許す方で、ご興味おありの方は、ご遠慮なくお越しくださいませ。
それでは今日のブログは、この辺で。
今日も一日、頑張ってきます!