いよいよ明日は、西宮市議会議員選挙の告示日。
予定していた駅立ちが一部、天候に嫌われて実施できなかったことを除いては準備も整いました。
泣いても笑っても、あと一週間。
しっかり頑張ってきます。
あ、ちなみに選挙結果がどうなろうと雨のため一旦中止した駅立ちは別途実施します。
言うまでもないことですが、ここは念のため。
というわけで選挙期間前、最後のブログ更新です。
何か変わったことを書こうかとも思ったのですが、ここは私らしく(?)前回まで行ってきた議会質疑のご報告の続きを書くことにします。
ちょうど良い節目でもありますし。
それでは、ここまでの前段を踏まえての具体的な質疑など。
どうぞ、お付き合いくださいませ。
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【質問】
診療材料の購入先および物流・在庫管理業務の一元化、もしくは物流・在庫管理業務の一元化等、先進市で行われている取組を参考に、診療材料費引き下げに向けた具体的取組を進めるべきと考えるがどうか?
↓
【答弁】
診療材料の購入及び物流・在庫管理につきましては、ご指摘のとおり箕面市立病院のように購入と管理業務を1社・一元化することによって効率化を図り、診療材料費の削減を実現している例のほか、複数の卸業者間で見積もり合わせを行い、最も安価であった業者から購入し、物流・在庫管理のみを1社に委託する方法で効果を上げている病院もございます。
中央病院といたしましても、経営状況の改善のため、収益を上げていく取組みと併せて、経費を見直す取組みを進めていく必要がございます。
その取組みのひとつとして、診療材料費の削減にも取り組む必要があるものと考えております。
今後、平成28年度中の実施に向け、他病院の事例を参考にしながら効果的な手法について検討を進めてまいります。
↓
【要望】
「購入と管理業務を1社・一元化することによって効率化を図り、診療材料費の削減を実現している例のほか、複数の卸業者間で見積もり合わせを行い、最も安価であった業者から購入し、物流・在庫管理のみを1社に委託する方法で効果を上げている病院」が存在すること、中央病院も「診療材料費の削減にも取り組む必要がある」ことを認めた上で、「平成28年度中の実施に向け、他病院の事例を参考にしながら効果的な手法について検討を進めてまいります」とのご答弁を頂きました。
高く評価します。
質問で述べた通り、中央病院の診療材料費は年間、3億円近くに上ります。
母数が大きいだけに、取組によっては年間数千万円規模の費用削減効果を生み出すことも可能と思われます。
危機的な状況にある中央病院の経営状況を念頭に、積極的な取組を進めて頂きたい。強く要望したうえで、もう一点、意見を申し上げます。
当初、こうした取組を進めるべきだと考え、事前に意図をお伝えし、調査に必要と思われる一定の期間をおいた上で担当との調整に入ったところ、
「物流機能を統合するためには倉庫の設置が必要だが中央病院には場所がない。
よって、このような取組の推進は不可能。」
という回答が返ってきて、愕然としました。
空きベッドだらけで使用していない病室が大量に存在する現状にも関わらず、このような発言が出てきたということ。
このことに私は、大きな驚きと失望を感じたということを申し上げておきます。
その後、議論・調整を続けた結果、最終的な答弁は今日頂いた納得のいく内容に収まりましたが、ことほど左様に、中央病院は「経営」という感覚に疎く、「現状を改善しなければならない!」という意思が弱いのだということを改めて痛感しています。
繰り返しになりますが、病院事業管理者には、危機的な状況にある中央病院の経営状況を念頭に、現在の状況をゼロベースで見直しての積極的な取組を進めて頂きたい。あわせて要望しておきます。
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この質疑、「平成28年度中の実施に向け」という具体的な期限を切った答弁を引っ張り出すことができたのが最大の収穫だと思っています。
当然、これが口約束に終わらないよう、しっかりと今後の状況を監視していかねばなりません。
しかし、こう考えると、今後の展開を見守らねばならない話も、ツッコまねばならない話も、ほんと山ほどあるよな。。。
そんな諸々の今後の行方を見守るためにも、ちゃんと選挙を勝ち抜いて戻ってきます!
しっかり頑張ります!!
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。