西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

生活習慣病予備軍を把握するために必要な特定健診。まずは、この受診率向上に取り組むべきです!

2015-08-20 18:11:09 | すべての人にやさしいまちを実現するために

なんやねん、この天気。。。
月曜日時点での週間天気予報が
●火→雨
●水&木&金→晴
な感じだったので、そのつもりで駅立ちの予定を組んでいたのですが、実際には火曜日だけ晴れて水木と雨。
てなわけで結局、今の時点で一日も駅立ちできず。。
これだけでも大概やのに、今見てみたら明日の朝まで雨って、どーゆーこと。。。


も一つおまけに、土曜日まで降水確率50%になってるし。
土曜日は、気合いのポスティング大会!の予定やのに、ほんま、どーゆーことや。。

誰か、助けて。。。

てなことをこぼしていても仕方がないので、本題に。
ちょっと飛ばし気味になってしまっている6月議会のご報告の話の続きです。
ちなみに、ここまでのお話は
●市は市民一人一人の生活習慣病の進行を妨げ、重症化を未然に防ぐ体制を整備すると共に、必要な取組を推進していくべき
●こうした観点から見ると、本市の取組・体制には様々な問題が存在する
という内容です。
それでは早速どーぞ。

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(本市の取組・体制には様々な問題が存在する!という話の一つ目が)特定健診の受診率が、きわめて低いという問題です。
市は40~75歳の国民健康保険加入者を対象に、腹囲・血圧・尿蛋白・尿糖・肝機能・血糖・脂質・腎機能・貧血等を検査する特定健診を実施しています。
しかしながら本市の特定健診受診率は
●平成24年度32.1%
●平成25年度32.3%
●平成26年度33%程度
となっています。
これは国が定める目標値である60%を大幅に下回る数字です。

市は特定健診の結果を踏まえて、生活習慣病予備軍や罹病者に対する指導等の対策を行っています。
しかしながら、そもそも特定健診を受診していない市民の体調を市が把握することはできませんし、当然、そうした方々に指導を行うこともできません。
生活習慣病への罹病を未然に防ぎ、市民の健康を増進するための最初の入り口として、特定健診の受診率向上が、きわめて重要なのです。


さて特定健診の受診率を向上するために最も効果的な施策は、電話による受診勧奨の実施等、対象者に対する直接的な働きかけを推進・強化することと思われます。
しかしながら実際には、こうした取組は、ほとんど進められていません。
市は40~75歳の国民健康保険加入者に対して、電話による特定健診の受診勧奨を平成25年度から実施しています。
しかしながら平成26年度の実績によりますと、4月当初の受診対象者68,875人のうち電話による受診勧奨を実施できたのは12,147人と対象者全体の約17.6%に留まります。
しかも、そのうち電話がつながったのは5,922人。
つまり、実際に電話による受診勧奨ができたのは全体の僅か8.6%ということになります。
これは、あまりにも低い数値です。
市は特定健診受診率を向上させるため、より積極的に、電話による受診勧奨を行うべきです。
また、こういった取組を推進するために必要な体制の整備・強化に取り組むべきです。
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てな感じです。
この話、まだまだありますので続きは、また別途。
それでは失礼いたします!