昨日で6月議会は終了。
7/1実施の一般質問×動画も公開されました。
後半のアドリブ的要素が強い部分、また確認しとこ。
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西宮市議会×インターネット中継
(こちらの平成28年→平成28年6月定例会→7/1でご覧頂けます。)
で、議会が終了したわけですし、私なりのご報告など。
ただ6月議会って例年、新しい年度が始まったばかりなこともあり、それほどアツい話ってないんですよね。
というわけで、その点、さっ引いてご覧頂けると、ありがたく。
①
3月議会において、
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●市が提出した予算案に対して
●「西宮の休日事業」に関する費用を削除する修正予算案を提示し、
●賛成多数で可決される
(つまり、「西宮の休日事業」は却下!)
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という一幕がありました(←より正確には「作りました」かも)。
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【ご参考】
波乱だらけ!の3月議会が終了しました(^O^)v@2016年3月のブログ
その後、当局とも調整した結果、6月議会において『「西宮の休日事業」を改め、「まちたび事業」という形で事業を実施したい!』旨の議案が提出されました。
私どもとしましても、この内容については
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●予算額が当初予算の1300万円から650万円に減額された
●事業目的が「観光事業によるシビックプライドの醸成(←って、なんのこっちゃか未だに、よう分からんのですが...」から「産業振興」と「地域活性化」に修正され、内容も事業目的に沿ったものに改められた
●今後、事業実施による効果を検証し、今後の事業展開に反映していくことが約束された
(↑って、これまで検証してなかったこと自体...という話があるわけですが。)
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という理由から賛成しました。
また、その他の当局提案議案等にも賛成しました。
なお「まちたび事業」に関する、うちの会派の意見は、議案を審査した民生常任委員会に所属するはまぐち仁士議員のブログに詳細に記されています。
ご興味おありの方は是非ご覧下さい。
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【ご参考】
まちたび事業の補正予算について@はまぐち仁士×活動ブログ
②
西宮市議会では新たな試みとして、3・6・9・12月の定例議会終了後、議長による定例記者会見が行われています。
で、今回の記者会見では先日来、何度か触れている「市政ニュースでの不適切な広報問題」について、「議長所感」という形で、大きく取り上げられました。
ちょっと長くなりますが、具体的な内容は以下の通り。
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「若者に投票を呼びかけた市政ニュース記事」については、新聞報道のとおり「誤解を招く」「不適切表現」と言わざるを得ず、問題は大きく次の3点であると考える。
(1) 広報手段の私物化
行政が発信元の公的刊行物は万人の平均的な視点からより慎重な表現を選択すべきであり、首長の個人としての考え方や意見・主張があたかも公的な見解であると誤解されるような表現等は厳に慎むべきであると思う。
3月定例会において、本年度予算案から「広報アドバイザー」に関する予算が削除され、当時修正を巡る議論の焦点は、広報アドバイザーの是非というより、市長の広報に対する姿勢(政治姿勢)への疑心暗鬼によるところが大きいとされてきたが、本件からも、市長の考え方はやはり信用できず、広報に関しては残念ながらも公私の分別ができないと言わざるを得ず、改めて賛成多数をもって予算修正を行った議会判断は間違いではなかったと思うところである。
(2) 問題の本質を理解しようとしない姿勢(態度)
本件を指摘した一般質問の答弁においても、またその後のマスコミ対応においても、市長は終始自身の考えや理論が如何に正当であるか、という説明に没頭し、この事案が市民の皆さまにどう受け止められるか、どのような影響がでるのかというような、いわば問題の本質については一向に関心を示さず、省みることもなかったのである。
思えば、市長就任以来、議会や議員から発せられる様々な指摘や意見に対しても、ほぼ同様であり、常に自身の考えの正当性に固執して、省みる姿勢が見られることはほとんどなかったと言えるが、このことこそが、市長に対してすべてに近い議員が感じている思い、不信感の根源ではないかと感じるところである。
(3) 組織体制への危惧
本件の記事内容に対し、「このような表現は問題がある」「おかしい」と言い出す関係職員が果たしていなかったのか気になるところである。
結果として各方面から「不適切」と指摘されるような事態となったが、万一そうだとすれば、組織体制の観点からいえば、由々しき問題である。
一事が万事とは言わないまでも、他の施策についてもほぼ同様ではないかと懸念され、市長は執行部内においていわば「裸の王様」のようになってしまっているのではないかと思われる。
上司に諌言しない或いはできない環境の組織は、もはや劣化する一方で、ひいてはそれが市政の停滞につながるのではないかと危惧せざるを得ない。
本件の問題は、限定的で、選挙や市政に与える影響は少ないかもしれないが、この2年間の市長の言動を巡る諸問題は、本件と類似性が多くほぼ同様のパターンで発生していると感じる。
この不毛とも言える繰り返しがいずれは市政の円滑な運営にとって支障となる可能性が高いと思われ、「二元代表制の一翼」 を担う議会としては、本件を本件1事案だけとしてとらえずに、もう一方の「翼」の根元的な問題として、あえて警鐘を鳴らしたいと思うところである。
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これ、とても賛同できる内容です。
論点を整理していただけると、とても分かりやすいな、と。
しかし、ほんま毎議会、なんやかんやと起こるなあ...
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。