以前、現在策定中の第5次総合計画を念頭に「何年も先の細かい細かいところまで計画をつくり、それを議決する意味って、あんのかね?」という内容のブログをアップしました。
で、この話、私にとって好ましい形で話に進展があったので、ご報告をば。
↓
【ご参考】
10年も先の細かい話なんて、きっと誰にも予測不可能。だったら審査するべきなのは、むしろ他の部分では??と思うわけで。@2018年1月のブログ
ちなみに第5次総合計画において、当初、市が作成するつもりでいた各施策の計画のイメージは、こちらだそうな。
↓
↑
う~ん、細かい...
ほんで「目的」として「事業の最適化、行政マネジメント、体系的な取組の推進により、将来に向けた戦略的で持続可能な行政運営を行う」とタイソーな事を書いている割には、いわゆる「行政改革!」的な内容は、ほぼ全く触れられてない。。。
いや、もちろん「あくまで、これはタタキ!」なことは分かってるんですよ。
で実際につくるとなると、ここから「あーでもない、こーでもない...」的なやり取りが市内部で散々なされ、相当な手間をかけて一層それらしくなった、でも、あんまり中身はないものが出てくることも。
で、ここらへんをつくづくと考えるにつけ。
やっぱり私には、そこまでの手間暇をかけて「現状」「課題」「市の取組」といったあたりまでを作成する必要があるとは思えないんですよ。
そもそも、作る手間が大変すぎる。
しかも、こういった時間の経過とともにそれぞれのありどころが変わっていくような内容について、議決する必要があるとも思えない。。。
と言うわけで上にあげたブログをアップした後、各会派を回って意見を調整すると共に、市側とも協議・調整を進めてきたのですよ。
その結果、概ね、私が意図していた方向に話を持って行くことが出来ました。
ちなみに上の当初案だとA4二枚にまたがっていた「行財政」に関わる内容が、実際には、下のオレンジで囲んだ部分な感じになります。
↓
↑
むちゃくちゃシンプルになったと思うのですが、どないでしょ。
そもそも、本市の市民1人が負担する市職員の人件費は、人口・財政規模等が類似している他の自治体の平均と比べて、20%近く高くなっています。
↓
【ご参考】
職員定数を増員する議案は賛成多数で可決されてしまいました。可決されたことはもちろん、このような議案が提出されてきたこと自体、とても残念に思います。@2017年3月のブログ
↑
である以上、業務を効率化し、人件費の圧縮に努める!のは当たり前。
そのためにも「いかにして今ある業務を、どう効率化するか?」ということを折に触れて考えていくべきだと思うんですよね。
そう考えてみると、今回の事例なんかは甚だ分かりやすい例だと思うわけで。
しかし、こういう事例からしても、つくづく西宮市政にはチェックするべき部分も、見直してもらわな困らんところもなんぼでもあると思うんですけどね。
これで「改革はすべてやり遂げた!」とか宣う感覚ってのは、私には皆目理解不能ですわ...
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。