当初、4/15告示・4/22投開票予定だった西宮市長選挙の日程が一週間早まることが決定しました。
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【ご参考】
西宮市長選は4月15日 市議補選も同日実施@2/24付・神戸新聞
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もろもろ情報収集にも努めていかねばですね。
皆様くれぐれも選挙には行きましょう!
さて本題(といいながら、上も本題チックではありますが)。
現在、安井小学校について
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●今後、児童数が増加見込みであること
●仮設校舎4教室分が設置される状況で、教室不足・運動場不足が顕著なこと
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といった理由から改築が計画されており、その内容が2/8の教育こども常任委員会で報告されました。
タイトルは「安井小学校教育環境整備事業基本計画(素案)策定について」。
ちなみに報告で示された大まかなスケジュールは
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●平成30年7月頃、基本設計・実施設計に着手
●平成32年度のプール使用時期終了後にプールを解体
●平成33年度から校舎解体工事開始
●平成34年度末に改築校舎竣工
●仮設校舎の解体や運動場整備、外構整備を行い、平成36年度末の事業完了を計画
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というものです。
報告された内容自体について、特に意見はないのですよ。
が、しみじみ考えさせられたのが同資料の冒頭に記されたうち、特に鉛筆囲みした部分。
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「築60年を経過」した鉄筋コンクリートの建物って、ほんまに真剣に対応を考えにゃならんレベルやと思うんですよ。
それが64校中22校に存在しており、しかも具体的な対応策も計画もない!というのが現状なわけで。
「計画的な保全改修を行うことで施設の長寿命化を図る」とあるものの、これまで何十年も塗装のやりかえさえやっていない建物を、どうやって長寿命化できるかということ自体甚だ疑問だと思いますし。
そもそも一年に一校ずつ改築していったとしても、60校の改築が完了する頃には、最初に立てた学校は築後60年経ってしまっているわけで。
市は、ここ数年で卸売市場の再整備・市役所第二庁舎の整備・中央体育館の建替等、次々と大規模な整備事業を進める考えを示しています。
これら計画を個々に見ていったとき、その意義は必ずしも否定できるものではないと思ってもいます。
でもね、それは、あくまで個々の建物だけで見ての話だと思うんですよ。
市として考え、議論するべきは個別の事業の必要性だけでなく、市が保有する建物全体の中で、なにがより重要なのか優先順位を考えることだと思っています。
例えば、学校ボロボロで下手したら壁が剥落して来るわ、トイレが臭すぎて子供が行くのを嫌がるわ、みたいな状況の中でピッカピカの卸売市場を10億円以上投じて整備するべきなのか?ということなんかは分かりやすいですよね。
だからこそ現在、策定中の第5次総合計画については、こういうところをこそ議論するべきだと思っています。
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【ご参考】
10年も先の細かい話なんて、きっと誰にも予測不可能。だったら審査するべきなのは、むしろ他の部分では??と思うわけで。@2018年1月のブログ
後世の批判に耐えうる市政運営であるため、ここらへん強い意志を持って取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。