西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

お陰様で代表質問、終了!というわけで、そのご報告の第一弾×市長の退職金カットについて。

2018-06-25 17:53:53 | 市政全般に関連すること

お陰様で本日、
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●市長の所信表明の内容に対して、
●会派を代表して行う
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代表質問、完了しました。
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こちらはインターネット中継をご覧頂いた方が、送ってくださった画像。
ほんま、便利な時代ですな。。。

というわけで、今日からは早速その内容を何回かに分けて、報告させていただきます。
ちなみに「 」内は市長の所信表明からの引用です。
それでは、どうぞ。

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【質問】
大きい1点目、『Ⅰ 行政の信頼性向上に向けた「市役所改革」』のうち、市長退職金の廃止についてです。
「1人の職員、40人の議員、3800人の常勤職員だけでなく、49万市民の英知を広く集めることが出来るような仕組みを、様々な形で導入してまいりたいと思います」としたうえで「この改革の意志を示すため、まず最初に、私の任期にかかる市長退職金を廃止するとともに、一定割合の給与をカットする条例案を提案させていただきます」とされています。
しかしながら、49万市民の英知を結集するために、市長退職金を廃止するという、その関係性が私には良く分かりません。
そこで二点、質問します。
① 「まず最初に」自らの「退職金を廃するとともに、一定割合の給与をカットする」のであれば、今後は副市長・教育長・上下水道事業管理者といった特別職についても同様の措置を検討されるのでしょうか?
② 職員全体についても、給与制度・退職金の見直しを検討する考えをお持ちでしょうか?
お持ちの場合、その方向性について、お聞かせください。
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【答弁】
私は、市長という行政のトップは、行政経営を先頭に立って行う立場として、政策課題だけでなく、あらゆる場面において自らの姿勢を示すことが必要であると考えております。
今回、提案させて頂いている私の退職手当の不支給並びに給与減額に関する条例案については、いずれも、私自身の政治姿勢を示す意味で、提案させていただいたものであります。
市長の退職手当である約2,800万円という額は、私が考える一般常識からして高すぎると感じておりました。
本来、市長の退職手当の水準を見直すにあたっては、相当な時間をかけて公に議論をする必要があるものと認識しておりますが、私が選挙時に掲げました、行政経営改革を推し進めるにあたって、私自身の身を削るとする政治姿勢を実現するため、まずは、現任期に係る退職手当を不支給としたいと考えたものであります。
また、給与減額につきましては、限られた財源の中で、より効果的かつ効率的な行政運営を行っていくにあたっては、今後、すべての事務事業に対する見直しが避けて通れないと考えており、これらの見直しを市民の皆さまにお願いしていくのに先立って、まずは市長自らがその姿勢を示すことが必要であると考えたものであります。
いずれについても、今回の条例提案は、私自身の政治姿勢を示すためのものでありますことから、副市長をはじめとした、私以外の常勤特別職の退職手当並びに給与に影響をおよぼすことは、現時点においては考えておりません。
加えて、一般職員の給与等に対する影響につきましても、同様に現時点においては考えておりません。
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【意見・要望】
『今後、副市長・教育長・上下水道事業管理者といった特別職についても同様の措置を検討するのか?』
『職員全体についても、同様の見直しを検討するのか?』
という質問に対して、いずれも「現時点において考えておりません」という答弁でした。
しかしながら、この内容には、強い違和感を持ちます。

「限られた財源の中で、より効果的かつ効率的な行政運営を行っていくにあたっては、今後、すべての事務事業に対する見直しが避けて通れないと考えており、これらの見直しを市民の皆さまにお願いしていく」との答弁がありました。
事業の見直しは市民の負担増に直結しますし、そこに理解を得ていくのは大変なことです。
そのような厳しく険しい道を考えているにも拘らず、特別職・一般職の職員の退職金・給与の見直しといった、本来、取り組むべき課題について「考えておりません」というのでは、「全ての事務事業に対する見直し」の実現は難しいのではないかと危惧します。
「私自身の政治姿勢を示す」ことは、もちろん重要です。
しかしながら市長という職責にある以上、それだけでは不十分です。
市政全体に対して「自らの姿勢」を波及させるため、特別職を含めた市職員全体の退職金・給与制度のあり方についても検討して頂きたい。
要望します。

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ちなみに副議長職に就いていた間は、本会議場での代表&一般質問は出来ないので、登壇は1年3か月ぶり。
だもんで、やたらと緊張していたんですよね、実は。
原稿の作り始めも調整の入り始めも、なかなか調子が取り戻せないし。
つくづくブランクって大きいな、と感心しきりでした。

というわけで小分けにしつつ、内容のご報告続けてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。