西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

市長自身が「それが重要!」と示した「民にできることは民に委ねる」という姿勢。だったら技能労務職についても見直しが必要ですよ!

2018-06-28 09:53:34 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

粛々と進む6月議会も、明日までは各議員による一般質問がメイン!
が、その後に控えている話が色々とあり、しっかり調整等、進めていかねば...な今日この頃なのですよ。
今の段階では書けない話も多いのですが、また追々、ご報告してまいります。

というわけで、今の段階で最も書きやすくもあれば、書きたくもある代表質問のご報告。
前々回ブログに続く第二弾は、もはやライフワークの観さえある、技能労務職に関わる内容です。
なお
------------
●質問の「 」内は、市長の所信表明からの引用
●意見・要望の「 」内は、当局答弁からの引用
------------
です。
それでは、どうぞ。



【私からの質問】
市長自身が仰る「公としての責任という観点から支出の妥当性を考えることが重要」「民にできることは民に委ねる」という観点からは、学校用務員・電話交換手・ごみ収集作業員・給食調理員等、市が直営で行っている業務について、さらなる見直しを実施するべきと考えますが、この点についての見解はいかがでしょうか。
また、そうした業務に従事する市職員の給与水準の見直しは「支出の妥当性」という観点から、きわめて重要だと考えますが、この点についての見解は如何でしょうか?

 ↓
【当局からの答弁】
技能労務職員が従事する業務の見直しについては、昨年度、各常任委員会に対する所管事務報告という形で、市としての考え方や今後の方向性について、ご報告をさせていただきました。

その中では、現在、技能労務職員が従事している全ての業務について、その業務ごとに、現状分析を行った上で、今後のあり方として、まず直営を維持していく必要があるか否かの判断を行い、また直営を維持する必要がある業務の中でも、今後も正規職員の採用を行っていく必要があるもの、非正規職員の活用を図っていくもの、あるいは、委託等の活用により規模を縮小するもの、というように、細かく分類や整理を行ったところであります。
これらの業務のさらなる見直しについては、今後も、その時々の社会情勢や市民意識の変化等を注視しながら、その必要性等について適宜判断していくこととなりますが、当面の間は、昨年度とりまとめた業務ごとのあり方や方向性に基づいて、その推移を見守りたいと考えております。

次に、技能労務職の給与水準の見直しについてでございますが、技能労務職員の給料水準については、平成25年度に、同職種に適用する給料表を、それまでの行政職給料表から、新たに作成した技能労務職給料表に変更したことにより、一定の水準是正を行ったところであります。
本年度までは、この見直しに伴う激変緩和措置の期間中でありますが、今後とも、地方公務員法に規定されている情勢適応の原則などを踏まえながら、適正な水準の維持に努めてまいります。
 ↓
【私からの意見・要望】
技能労務職が従事する業務のさらなる見直しについては「昨年度」「市としての考え方や今後の方向性について」報告したことを述べたうえで、「今後も、その時々の社会情勢や市民意識の変化等を注視しながら、その必要性等について適宜判断していくこととなりますが、当面の間は、昨年度とりまとめた業務ごとのあり方や方向性に基づいて、その推移を見守りたいと考えております」とのことでした。
「当面の間」がどの程度の期間を指しているのかがわかりませんが、一点、指摘しておきたいのはゴミ収集車の乗車人数のことです。
民間の委託地域では1人ないし2人で回っているにも拘らず、市の直営地域では必ず3人が乗車している。
市職員一人当たりの人件費が民間に比べて圧倒的に高いこととも相まって、市の直営地域でのごみ収集は圧倒的な高コスト体質となっている。
こういった点を十分ご認識いただいた上で、「必要性等について適宜判断して」いただきたい。
要望します。
  ↓
【ご参考】
ゴミ収集車の乗員体制は委託地域では2人以下、直営地域は3人。合理的・効率的とかいうなら、まずは、ここをこそ正すべきでしょ???@2017年3月のブログ


技能労務職の給与水準の見直しについては「今後とも、地方公務員法に規定されている情勢適応の原則などを踏まえながら、適正な水準の維持に努めてまいります」とのことでした。
とりわけ高齢層において、市職員の給与が、民間で同職種に従事する方の給与に比べて、圧倒的に高い水準にあることは明らかです。
こちらについても、積極的に見直しに取り組んで頂きたい。
こちらも要望しておきます。



基本的には前市長時代からの流れを、そのまま受け継いでいる答弁ですね。
ここら辺については今後もしっかり追及し、私が考える、あらまほしい方向に持って行かねばならん!と思っています。
その方向で頑張ります!

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。