本日から代表質問。
各会派の市長に対するスタンスとか、重点と思っている項目が透けて見えてくる感じがして、興味深いですね。
ちなみに、私の出番は来週月曜日の午前中。
こちらでリアルタイム中継&録画をご覧いただけますので、よろしければ是非どうぞ。
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平成30年6月定例会 ー 6月25日 代表質問
で、そこらへんとは別に、私の所属する会派・ぜんしんは、今議会で一つ、大きな案件について動いています。
その目的は、市職員に対する不当な要求(=口利き)を防止するための条例を制定すること。
この件については、今週月曜日の議会運営委員会で、私が会派を代表して
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●条例を提案すること
●条例の趣旨
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を説明しました。
以下、正式名称「西宮市職員の公正な職務の執行の確保に関する条例」(←通称、「口利き防止条例」)を提案するにあたって、議会運営委員会で述べた内容です。
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市職員は市民や事業者等から多くの要望や陳情などを受けますが、その中には職員の公平・公正な職務を阻む不当な要求が含まれているケースがあることも考えられます。
この度提案する条例は、要望等のすべてを記録し、不当要求行為に該当するかどうかを検証し、必要な措置を取ることによって、不当な要求を未然に防ぐとともに、万一、そうした要求があった場合に適切かつ速やかな対応を可能にすることを目的とするものです。
本市には現在、類似する要綱などがありますが
●記録の対象が限定的
●記録に関する基準があいまい
●条例になっておらず、規定の法的効力が弱い
など、実効性や効果に不十分な部分が存在します。
今回の条例によって、市政への市民の信頼が増すことを強く期待するものです。
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ちなみに条例のイメージは以下の通り。
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で具体的な条文は以下の通りです。
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条例のポイントは、【第四条・要望等の記録】として「職員は、要望等を口頭により受けたときは、その内容を確認し、簡潔に記録するものとする」と定めていること。
これ、要する第五条に定めた記録の例外を除いて、口頭による要望等があった場合、必ず記録を取るよう義務付ける!ということですね。
そして条例で記録を義務付けた以上、当然、これらの記録は情報公開の対象となります。
この条例が制定され、適正に運用されれば、仮に、不適切な口利きがあったとした場合でも闇に葬られることはなくなるはず!
ひいては「不当な要求を未然に防ぐとともに、万一、そうした要求があった場合に適切かつ速やかな対応を可能にすること」に大いに役立つと考えています。
議会運営委員会への提案は終えたものの、今後は大きく
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●委員会での審議&議決
●本会議での審議&議決
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という二つのステップが待っています。
ここを超えなければ、条例として成立しないので、まだまだ頑張らねばですね。
この件、メインプレイヤーとして頑張ってくれているはまぐち議員と、しっかり協力しつつ、話を前に進めていこうと思います。
進捗があれば、またブログにてご報告します。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。