西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

業務の棚卸と整理を実施し、委託できるものは委託することで業務負担は、まだまだ軽減できます。重要なのは、そういう取組みを進めることでしょ?

2018-10-02 12:42:27 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

お世話になっている前職(=阪急電車)時代の先輩から、多数お預かり。
むう、デカい...
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ちなみに前から2列目の右端が松岡修造氏の娘だそうな。
阪急東宝グループ的には、まさにサラブレッド!な感じですかね。

ところで宝塚音楽学校というと、例年20~25倍程度の高倍率。
こちら側からすると「そんなん、これ以上、広報する必要なんかないんちゃいますの???」と思いますし、それも聞いてみたんですよ。
ところが先方に言わせると「いやいや、本当にここを目指してくる人は、何もしなくても絶対目指してくれる。でも、それだけじゃなく、もっと他に対しても広く門徒を広げることで新しい血が入り、組織も活性化するのだ!(←私的な意訳なので、違ってたらすみません...)」とのことであり、広くアピールすることは大事なんだそうです。

なるほどなあ。。。
というわけでA4サイズのチラシは山ほど、上のポスターもまだ少々手元にありますので、興味お持ちの方いらっしゃいますれば、お気軽にお声掛けください。
そしてすでに掲出等、ご協力いただいた皆様には、本当にありがとうございます!

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ!

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まず、委託可能な業務の整理についてです。
市が行う窓口業務のうち、総務省が「民間事業者に委託することが可能」と定義している業務が25ありますが、本市では、その多くについて委託自体が行われていないか、行われていても一部にとどまっています。
資料⑤をご覧ください。
  ↓

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郵送業務は委託されているが、窓口業務は委託されていないのが「住民票の写し」「戸籍の附票の写し」の交付等、5業務。
郵送部分も含め、一切委託されていない業務が「国保関係の各種届出書・申請書の交付及び被保険者証等の交付業務」等、5業務。
個人情報に関わるため、委託困難としている業務が6業務あります。
しかしながら、これらの業務については他市で委託が進んでいる事例もあり、本市においても積極的に委託を進めるべきです。
それでは以上の内容を踏まえて二点、質問します。
① これら業務の民間委託を進めることは職員数の削減・業務の効率化に大きく寄与すると考えるが、市の見解はどうか?
② これら業務の民間委託を積極的に進めるべきと考えるが、市の見解はどうか?

二点目、業務棚卸・整理についてです。
副議長在任中、当時、議長だった田中議員と共に、議会事務局の協力を得て、議会事務局の業務の棚卸と整理に取り組みました。
その結果、非常に大きな効果が二つありました。
一つは「各職員がそれぞれ、どのような業務を、どのようなやり方で遂行しているのか?」が明らかになったということです。
これが明らかになったことで、その業務は必要なのか?必要だとしても、もっと良いやり方はないのか?といった部分を洗い出すことができました。
例として、とりわけ効果が顕著だった議事録の作成方法・副書記業務の見直しによる効果を資料⑥に示しました。
ご覧ください。
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まず議事録の作成についてです。
従来、議事録を作成するために9人の職員が年間1,866時間24分、一人当たり207時間23分従事していました。
これが今回実施した業務棚卸と整理によって、年間1,449時間52分、一人当たりの従事時間は161時間6分まで削減できます。
削減効果は実に一人当たり年間40時間以上、部署全体だと400時間を超えます。
次に副書記業務の見直しです。
従来、副書記業務を遂行するために、議会事務局全体で年間581時間30分かかっていました。
これが今回の見直しによって460時間45分へと年間120時間以上削減できました。
議会事務局は議事調査課・総務課併せて正規職員14名(←この人数は課長級以上の役職者を除く人数です)のそれ程大きくない部署であり、この削減効果は絶大です。
また総務課では現在、正規職員6名中1名が産休を取得中ですが、昨年は8/20頃にならないとHPで公開を実施できなかった政務活動費の利用実績を、今年は2週間早い8/7に公開できましたし、全体の残業時間も大きく増えてはいません。
業務の棚卸と整理による効果が、いかに大きいかは明らかです。

もう一つの効果は「各職員がそれぞれの業務を遂行するために、どの程度の負担がかかっているか?各職員が担当する業務の総量は、どの程度か?」が明らかになったことです。
これによって、職員間の業務配分の適正化・職員配置の最適化が可能になります。
今後こうした見直しが議会事務局で進められることを、私は大いに期待しています。
それでは以上の内容を踏まえて、質問します。
議会事務局で実施した業務の棚卸・整理の実績を踏まえ、他の部署においても業務の棚卸・整理を実施するべきと考えるが、市の見解はどうか?


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要するに、
●委託可能な業務を整理し、委託を進めるべきではないか?
●業務内容の棚卸を実施し、業務の整理と適正配分を進めるべきではないか?
というお話ですね。
これに対する答弁の内容は次回以降ということで。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。