昨日予定していた西宮北口駅×北東での駅立ちは、他の方とバッティングしてしまったので、なくなく中止。
今日は予定通り、西宮北口駅×北西で実施できたのですが、なかなか先が思いやられる展開やなぁ...
明日・明後日とうまくいけますように!!!
さて本題、代表質問のご報告の続きです。
今日は、これからの行政運営のためにとても重要だと考えている『データに基づいて、政策判断や運営を行う「エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング」』についての話です。
なお業界的に、この分野が一躍脚光を浴びたのは、なんといっても中室氏の『「学力」の経済学』以降かと。
興味おありの方は、こちら是非どうぞ!
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【質問】
『行政経営改革の推進』のうち、「業務の効率化」についてです。
「ICTの活用については」「行政が保有するデータの活用として、意思決定に資するデータ分析や、オープンデータの利用拡大を推進します」とのことでした。
具体的な内容をお聞かせ下さい。
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【答弁】
まず、データ分析についてです。
ICT社会の進展に伴い、データに基づいて判断やアクションを行う「データ・ドリブン」や「エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング」以下、「EBPM(イー・ビー・ピー・エム)」と言いますが注目を浴びています。
(~国の目指す方向や、市としての認識など。内容との関連が薄いので割愛。)
現時点においては、庁内データ分析基盤の構築を検討するとともに、個人情報の取扱において、市民の権利の侵害に繋がることの無いよう、個人情報を、個人が特定できない様に編集する、いわゆる「分析用抽象化情報」を規定するための、個人情報保護条例の改正準備など、庁内横断的な調整を進めているところです。
EBPMの取り組みは、自治体においては始まったところであり、試行錯誤のところもありますが、今後、個人情報保護条例の改正や庁内データ分析基盤の構築などの環境整備を行い、EBPMを浸透させるための職員研修を実施するとともに、民間の専門家や地元大学の学識経験者の助言も受けながら、EBPMを推進してまいりたいと考えております。
次に、オープンデータの利用拡大についてです。
(~本市の過去・現在の取組など。内容との関連が薄いので割愛。~)
オープンガバメントとは、インターネットを活用し、透明でオープンな政府を実現するために、行政情報の公開・提供と、国民の政策決定への参加を促進する取り組みのことで、来年度は、地元大学等と共同して、オープンデータの分析・活用により、地域課題の解決策をともに考えるアイデアコンテストへの参加に向けて、準備を進めています。
また、兵庫県下の自治体で構成する、兵庫県電子自治体推進協議会のオープンデータ・ワーキング・グループにも参画し、データフォーマットの共通化や、県・市町のオープンデータ・カタログサイトの共同運用の研究を行うこととしております。
引き続き、市が保有するデータの活用を推進することにより、効果的・効率的な行政運営に結び付けてまいりたいと考えております。
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【意見・要望】
「市が保有するデータの活用を推進することにより、効果的・効率的な行政運営に結び付けてまいりたい」とのご答弁でした。
そのために「個人情報保護条例の改正や庁内データ分析基盤の構築などの環境整備を行う」こと、「地元大学等と共同して、オープンデータの分析・活用に」取り組むこと、県下自治体での「データフォーマットの共通化」を推進すること等の具体的な内容も示されました。
過去、私が提案してきた内容とも共通する内容であり、高く評価します。
今後、答弁の内容を着実に推進するよう要望しておきます。
(※ご参照※ エビデンス(=科学的根拠)に基づいた行政運営。これこそが今後、自治体の目指すべき方向性だと思うのです。@2018年5月のブログ)
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例えば、長期的に見た時に
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●定期的に健康診断を受けている人の健康状態は、どのように推移していくのか?
●定期的に歯科検診を受けている人の健康状態は、どのように推移していくのか?
●いきいき体操に参加している人の健康状態は、どのように推移していくのか?
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てなことを、きちんとデータとして処理し、他の要因を除去して効果検証していくことで、より効果的な施策に集中することが可能になってくると思うんですよね。
だからこそ、せっかく持っているデータを活用できるようにしていくことが、とても重要だと考えています。
この分野、引き続き、追いかけていきます!
というわけで今日のブログは、このへんで。
マニアックな内容ですみませんでした。
それでは失礼いたしますm(__)m