明日開催の臨時議会で、コロナ対策の臨時予算を中心とした審議が行われます。
自分が所属する委員会の分は直接、確認するからいいとして、所属以外の委員会については同じ会派の同僚議員から確認してもらわねばなりませんね。
というわけで、今の段階で確認してもらわねば...と思っていることについて。
一件目は、小中学校でのオンライン教育について。
市立高校については、緊急学習支援として学習支援アプリを導入する方針が示されました。
「双方向のコミュニケーション機能を活用し、授業動画の配信や、自宅で学習する生徒の教育相談、健康管理等を行います」とのこと。
いいことだと思います。
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一方で、小中学校のオンライン教育をどうするかについて、教育委員会としての方針は示されていません。
市がどういう方向性を考えているのか、しっかり確認するとともに、内容によっては厳しく追及してもらわねばなりませんね。
(各学校では、かなりいろいろと熱心な取り組みも進められていると感じています。
ここらへん学校ごとの差が大きいと感じる面もあり、なおのこと教育委員会全体としての市政・取組が重要だと感じています。)
なお現下の情勢を踏まえて、文部科学省も「自治体が危機感をもって、使えるものは何でも使って、できることから、できる人から、ICTを利用した教育に取り組むべき!」という考えを示しました。
以下の内容、教育行政にかかわる全ての方必見の内容だと思いますので、あげておきます。
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2020年5月11日 文科省・学校の情報環境整備に関する説明会動画 2時間24分 を9分の要約動画にしてみました
次は文化芸術活動の支援について。
アーティストの活動を支援するため!ということで活動支援策が示されました。
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目的には賛成ですが、
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●映像配信などの新たなチャレンジを支援
●動画作成を公募し、動画を配信
●動画作成のために施設を利用した場合の施設利用料金を補助
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と、映像・動画のことしかあげられていないあたりに違和感があるんですよね...
アーティストの活動!というのであれば、やはり生での活動は外せません。
一方で、施設等を利用して活動を行う場合、三密回避のため従来の定員より少ない人数しか入れません。
これだと興行自体が成り立たないため、活動したくてもできない...ということにもつながるでしょう。
なのでライブでの活動に対して、支援できないか???という視点が必要だと思っています。
例えば、
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●市民ホールの場合、券売収入を伴う施設使用時は「入場料加算」として使用料が1.5倍になるので、加算分は免除(=支援)できないか?
●公立文化施設だけでなく「民間文化施設」「ライブハウス」「お店」についても、そこを使って活動する際に発生する経費に対する支援ができないか?
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といったことも考えるべきだと思うんですよね。
スタートは遅れた感が強かったものの、本市の支援策も充実してきていると感じています。
今後も、本当に困っている方を中心とした支援策を講じていくことができるよう、指摘・提案など行ってまいります。
「これについても是非、確認してくれ!」といった内容等あれば、どんどんお寄せ下さいませ。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。