これは名著!
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「貧困を削減する魔法の銃弾はありません。一発ですべて解決の秘宝もありません。でも貧乏な人の生活を改善する方法については間違いなく色々わかっています」として、食料・医療・教育・家族・マイクロ融資・貯蓄など、貧困にかかわる様々な問題を解決・改善するための根拠ある政策について考えていくという、この内容、とても興味深い。
個別の政策検証も勿論ですが、個人的に、ものすごくパチンときたのは
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「援助は基本的に無駄どころか有害!」あるいは「どーんと援助しないと貧困は解決しない!」という援助の現場でも理論でも常に登場する、相反する二つの大きな発想。
あるいは「自由主義か?大きな政府か?」という、国家の在り方に関する論争。
こういった考え方には、どちらにも一理あるし、どちらにもそれなりの長所がある。
そして、そのそれぞれの考えに基づいて行われた施策は、うまくいく場合もいかない場合もある。
でも、それはどちらかの思想が正しい(or間違っている)ということよりは、むしろ政策の個別設計に基づいたものである面が強い。
だからこそ、人間が生得的に持つ弱さやちょっとした勘違い、過大な期待と現実とのギャップや知識不足、そういったものを正して背策を展開していくことこそが重要。
そして、そうした政策を展開するための知識は案外たくさん得られているんですよ!
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という本書全体に一貫して流れている(と私が感じた)メッセージでした。
やっぱり、読書って素敵!
いい勉強させてもらいました!!
てな話はさておき本題です。
今日のブログは、コロナにかかわる情報提供2件です。
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登園の自粛要請をしていた保育所ですが、これを解除。
6/15(月)からは通常保育を再開する旨、連絡がありました。
具体的な内容は以下の通りです。
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●市が行う文化芸術事業に対する支援策が映像動画のみを対象としていることに違和感
→生の活動に対する支援を講じるべき!
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と考えているのは以前ブログで取り上げた通り。
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明日はコロナ対策の補正予算を審議する臨時議会。というわけで、同じ会派の所属議員に確認してもらおうと考えていることをご紹介します。@2020年5月のブログ
で、これに関連して、
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●国の新型コロナウイルス感染症対策処方針で、イベント等の施設収容率を50%以内としている
→一定の条件を満たすホールにおいて、施設使用料50%相当を兵庫県と県下の市町が協調して支援する「芸術⽂化公演再開緊急支援事業」を実施する
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ことが示されました。
なお「一定の条件」の考え方は、こちら。
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なお対象期間は7/1から12/31までとなるそうです。
こうした方針が県から示されたことを受けて、西宮市も施設使用料の減免について詳細を検討中とのこと。
この内容も、しっかり追いかけていかねばなりませんね。
という情報提供ブログでした。
いずれも、よい話だと思います。
というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。