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過去、世界的な大不況や国家レベルの財政破綻が起きた場合に
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●支出を拡大して、景気を良くしようとする財政刺激策
●支出を削減して、財政状況を改善しようとする財政緊縮策
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のいずれかが取られてきた。
が複数の事例検証結果から、国民の健康を守るという観点からも、景気の回復という観点からも、財政刺激策が圧倒的に好ましいという結果が示されている
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と主張する、この本おもしろい!
コロナによる甚大な影響が出ている今だからこそ、こうしたデータに基づく知見、大切にするべきだと思います。
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さて本題、今日は芦屋市で問題となっているパワハラ事件に関連して、思うことなど。
以下、該当記事です。
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幹部職員パワハラ疑惑 芦屋市が調査へ@2020.6.18付・神戸新聞WEBニュース
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兵庫県芦屋市役所の50代男性幹部が複数の職員にパワーハラスメントともとれる言動を繰り返していたとされる問題で、芦屋市は17日、会見を開き、「調査を進める」との方針を明らかにした。
被害を受けたという職員の一人によると、男性幹部は「やれと言ったらやれ。俺の命令が聞けないのか」などと部下を責め、机を蹴ることもあったという。
また16日の市議会本会議では、10人ほどの職員が昨年8月に男性幹部によるパワハラの調査を求める市宛ての「依頼書」を提出したとし、市議が質問した。
17日の会見で北條晋人事課長は「早急に事実確認を行う」とした。一方、依頼書については有無も含めて「個別案件なので答えられない」と回答。また、伊藤舞市長は同日「事実がある場合は厳正に対処していく」とコメントした。
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むう、無茶苦茶デジャヴを感じるぞ、この話...
敢えてリンクは貼りませんが、西宮でも以前、同様の問題が発生したことがありました。
そういったことを踏まえると、今でも、なんらかの問題があって不思議ではありませんよね。
実際、職員アンケートでも以下のような意見が上がってきています。
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●パワハラセクハラ疑惑のある職員をきちんとただすことなく、ましてや昇進もさせてしまうこの組織自体に問題がある。(事務職・課長級以上)
●パワハラ等職場の問題を人事課が把握し、働きやすく、精神的な不調・仕事への不満を抱える職員が増えないようにする。(医療職)
●不良職員が特に何の処分も無く、放置されている。パワハラを筆頭にハラスメントに対する意識が低いと思う。(事務職・一般職員)
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こういった問題の発生を抑止するという観点でも、人事制度は活用できると思っています。
例えば、
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●職員自身が手を挙げ、希望する業務・部署へ異動を申請できる「社内公募制度」「FA制度」
●上司だけでなく、同僚・部下も人事評価を行う「360度評価」
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などの制度は有効ではないか、と。
上司が適切なマネジメントを怠れば、部下は別の部署へ移ってしまうし、自分の評価にも反映してくる。
そうであれば、上司もむちゃは出来ないでしょうし、ひいては上司のマネジメント意識を高めることにもつながるはず。
なので、こうしたことも検討していくべきだと考えています。
職員アンケートでは、色々と有意義な意見があがってきました。
その内容を踏まえ、私からも様々、問題提議していますが、単に「意見を集めました!」だけで終わったのでは、なんのためにやったんや...という話になってしまいますよね。
なので、私なりに論点を整理し、制度に反映できるよう働きかけていかねばなりません。
ここ、しっかり、やっていかないと。。。
というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。