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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年1月の記者発表@西宮市HP
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児童生徒1人につき1台のICT端末を配備し、教育の質向上を図る「GIGAスクール構想」。
この実現に向けて、西宮市教育委員会の取組をまとめた「GIGAスクール・スタートパッケージ(素案)」が公開され、本日から意見募集が始まりました。
詳しい内容は以下のリンク先でご覧いただけます。
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GIGAスクール・スタートパッケージ(素案)にかかる意見募集@西宮市HP
私、再三にわたって、
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●GIGAスクール構想の推進と、緊急事態対応としての休級・休校時の対応を分けて考えるべき
→そのうえで、その両方に対する市の考えを早期に示し、具体的な取組を推進するべき
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と主張してきました。
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【ご参照】
重要なのは具体的な対策を示し、それを推進すること。コロナ禍が再び拡大する今、学びを止めないために求められているのはそこなのです。@2020年7月のブログ
今回の「GIGAスクール・スタートパッケージ」に示された内容は、概ね、その主張に沿ったもの。
もちろん、随分、時間がかかったことも含めて、思うところはいろいろとあります。
が、こうした内容が示されたことは一定、評価できるものと受け止めています。
なお今後の具体的な動きで言いますと、ICT端末の整備は令和 3 年 1 月より中学校、2 月に小学校と順次行う予定とのこと。
そのうえで、
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●ICT 端末が未配備の期間は、家庭や学校のあらゆる機器や環境を最大限活用する
●十分な利用環境が整わない場合の連絡や課題配付などの基本的方法は、一斉メール送信や文書のホームページへの掲載による方法とポスティングや郵送の併用とする
●未配備期間は、ICT 端末がない世帯については、学校から校内の ICT 端末等を貸し出す
●ICT 端末の配備後も、通信環境がない世帯については、学校を通して教育委員会が Wi-Fi ルータを貸し出すなどの支援を行う
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としています。
そのうえで目下、最大の急務の一つである休級・休校時の対応については、素案のP32以降で
という考えが示されています。
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●双方向によるオンライン学活によって、生活リズムを整える
→そのうえで、ICTツールを活用した授業を行う
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というのは、私の主張と同じ方向のものであり、現時点で、最も実現可能性が高いものだと考えています。
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【ご参照】
コロナ対策だけではない、未来を見据えた学校教育のあり方。文教都市を名乗るまちとして考え・示すべきは、そこだと思うのです。@2020年11月のブログ
一方で、休級・休校等の事態に備えてオンライン学活のテストに取り組もうとしている学校でさえ、現時点では多くありません。
これでは上の示されたステップを進めていくことなどできません。
なので、ここからの課題は、示した対策を現実のものにできるよう各学校にきちんと落とし込んでいくことですね。
いつもの「学校の自主性に任せます!」では、きっと前には進まないでしょう。
だからこそ示した考え方を具現化していくための取組を、しっかりと進めてもらわねばなりません!
今回のブログでは、休級・休校時の対応を中心に内容をつづりましたが、その他にも重要な内容が示されていると考えています。
興味おありの方には是非、以下をご覧ください。
そして、気になる内容があれば、是非ともご意見をお寄せいただければ…と思います。
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【再掲】
GIGAスクール・スタートパッケージ(素案)にかかる意見募集@西宮市HP
というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。