明らかに、またもや増加傾向にありますね…
欧米各国の状況等からも早晩、そうなるであろうことは予想されていたとは言うものの…
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という愚痴はさておき、本題へ。
1年前のブログで、市が
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●市HPの「市民の声」について、現在はメールアドレス等が記載されていれば原則何らかの回答を求める運用としている
→これを氏名・住所・メールアドレスのすべてが正確に入力されていなければ、回答しない運用に改める
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と考えていること、私はそれには絶対反対だということを主張しました。
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【ご参照】
市は『「市民の声」なんか迷惑。少ないほど良い!』と考えているのか?市民のニーズを知ることは、行政サービス向上のために、とても重要だと思うのですが…@2022年1月のブログ
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私が強く意見したこともあってか、「できるだけお書きください」という運用になったことには一安心。
この件、いろいろと酷い話だと思っています。
一方で、指摘した内容が一定反映されたという意味では評価できる部分もあると思っているんですよね。
といった観点から、少し前にあった話をば。
西宮市総合福祉センターは「JR西宮駅から南へ徒歩7分、阪神西宮駅(市役所口)から東へ徒歩8分、阪神・阪急今津駅から西へ徒歩8分」の場所にあります。
この施設、「『共に生き、共に学ぶ』という理念のもとに、障害のある人の社会参加を支援し、市民の福祉の増進を図るために設置されました。福祉の向上と、ふれあいの拠点として運営しています。」という施設であり、西宮市の福祉分野における拠点施設の一つと言って、よろしいかと思います。
(「 」内は関連HPより引用)
この施設、多くの障害がある方が利用されることもあり、駐車場が付設されています。
が、この駐車場はいつ行っても満車か、もしくはそれに近い状態という印象なんですよね。
要は、市に言わせると「駐車場が足りない…」と。
こうした状況を受けて、市は、向かいにある福祉会館跡地を駐車場として利用したいという意向を示しています。
ただ、私はそこには少し懐疑的でして。
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というのも、この駐車場、駐車料金を取っているわけでもなく警備員等も存在しないことから、不適切に利用されているという噂があります。
そういったことを考えると、まずは現在の利用状況を、きちんと把握こそが必要だと思うんですよね。
このことを昨年9月の決算特別委員会の際に指摘した結果、市が調査を実施してくれました。
その結果が、こちら。
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ポイントとなるのは、表の下の方にある「医師会 健康開発センター」「館内団体事務所」「業者、事業所」「その他(不明)」が、かなりの割合を占めていることかと。
これらの利用割合が、午前中だと20%、午後になると30%を越えます。
この状況を考えると、例えば、
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●適切な利用料金を設定し、然るべき料金を取る。
→そのうえで、本来の利用者に対しては減免を講ずる
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など、単に「足りないから、もっと駐車場を!」ではない対策も可能では???と思うんですよね。
そして、そうすることで駐車場不足が解決することも考えられるのでは???と。
そうなると福祉会館跡地を、もっと別の目的で有効活用できるよう考えることも可能になるのではないでしょうか。
現状の適切な把握や、費用対効果という観点が弱いのは、役所のよくないところ。
一方で、きちんとした理論を持って、適切な指摘を行うなら、少しずつでも現状を変えることは可能だと私は信じています。
そうした意味で、今回、担当部局が指摘を真摯に受け止め、きちんと現状把握のための調査を実施してくれたことを前向きに受け止めています。
私自身も、市にこうした姿勢を取ってもらえるよう、職務に邁進していかなければなりませんね。
引き続き、しっかり努めてまります。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。