本日の阪急甲東園駅×東側で、今タームの駅立ちは終了。
暑い中、よく頑張った、俺!
と言いつつ、ポスティングはもうちょい残っていますので、引き続き、頑張ります!!
さて本題、しばらく飛ばしてしまっていた6月議会×一般質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。
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本年4/1に公表された「令和6年度予算執行方針」は、
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●赤字基調である財務体質の改善が急務
●引き続き非常に厳しい財政運営を強いられるものと考えている
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とした上で、全体的事項3項目、歳入5項目、歳出12項目をあげて、「効率的な予算執行に努める」よう各部署に求めています。
さて市税の収入率向上、国県の補助制度活用等、歳入について示された5つの内容のうち唯一、下線が引かれていたのが『滞納繰り越しが続いているにもかかわらず、適切な対応がとられていない事例が見受けられるので、「西宮市債権の管理に関する条例」や「標準的な債権管理事務モデル」に基づき、適正な債権管理を行うとともに、負担の公平・公正を図る観点から最大限の徴収努力を行うこと』という内容でした。
我が会派の多年に亘る指摘もあり、本市の滞納整理業務は総じて改善されており、各分野における収納率は概ね、高い水準で推移しています。
にも関わらず、「令和6年度予算執行方針」で滞納整理にかかわる取組が特出しして示された背景には、満池谷墓地内にある香花売場の使用料が2年間、滞納される事案が発生したことがあります。
なお当該香花売場は現在も不法占拠されており、退去と料金支払いを求める訴訟が提起されていますが、このような事態が発生した背景には複数の問題があります。
1点目は、滞納金徴収に向けた取組の開始が遅かった、という問題です。
資料②をご覧下さい。
↓
当該施設の使用料は前払いであり、料金を徴収できていない中、使用を許可するべきではありません。
また仮に利用許可を継続するにしても、使用料が払われていない以上、2021年度の早い時期に「標準的な債権管理事務モデル」に基づいた取組が進められるべきでした。
しかし実際に対応が始められたのは2022年度以降。
結果、滞納が始まってから3年以上経った2024年5月末になって、ようやく滞納金徴収のための訴訟が提起されました。
これは明らかに遅すぎます。
2点目は、同様な事態が他の部署においても発生している、あるいは今後発生する可能性があるという点です。
今回の事案の発生を、斉園管理課を統括する環境総括室が認識したのは2021年4月。
滞納発生から1年以上、経ってからのことでした。
滞納整理の基本は早期発見・早期対応であり、所管が抱え込んで対応が遅くなることには大きな問題があります。
そして、このような事態の発生を避けるためには早い段階で滞納金の発生状況を把握できる仕組みが必要です。
それでは以上の内容を踏まえて、2点質問します。
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と、ここまでが前振り部分。
次回以降で、具体的な質疑の内容についてご報告します。
それでは失礼いたします。