西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

せっかくなので、兵庫県議会議員選挙×西宮選挙区の候補者さんについて、まとめてみました。

2015-04-07 11:22:05 | 主張・広報と活動のお知らせ



兵庫県議会議員選挙が始まりましたね。
というわけで、ご参考までに各候補者のHP等、まとめてみました。
敬称略で、ポスター掲示板への掲出番号順です。

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★いそみ恵子★
【HP】http://hyogo.jcp-giin.net/menber/isomi1.shtml
【寸評】共産党公認。現在、三期目。

★くりやま雅史★
【HP】http://kurix.jp/
【寸評】無所属(民主党推薦)。現在、一期目。

★野口ひろし★
【HP】http://hyogo-komei.net/noguchi/
【寸評】公明党公認。現在、六期目。

★森池とよたけ★
【HP】なし
【寸評】元・西宮市議会副議長。

★たかはし倫恵★
【HP】http://michie-net.com/
【寸評】前・西宮市議会議員。

★中野ゆうご★
【HP】http://nakanoyugo.jp/
【寸評】維新の党公認。現在、一期目。

★北川やすとし★
【HP】http://kitagawa-y.com/
【寸評】自民党公認。現在、四期目。

★大前はるよ★
【HP】http://haruyo25.jp/
【寸評】前・兵庫県議会議員。

★おくの尚美★
【HP】http://okuno-naomi.com/
【寸評】民主党公認。

★吉岡政和★
【HP】http://yoshiokanavi.jp/
【寸評】自民党公認。現在、一期目。
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最初は各候補者の寸評に個人的意見を加えようかな~とも思ったのですが、いろいろと問題がある内容になってしまいそうなので自粛しました。
やっぱり、こういうのって主観抜きで書くのは無理やよな、と改めて。

個人的に、現職であったり、元職であったりする候補者は、実績で評価されるべきだと思っています。
そういう意味で各候補者のHPをご覧いただくのもよいと思いますが、『「候補者の名前」「興味をお持ちの分野」』みたいな感じで検索をかけてみるのも、また、よいのではないかと思うのですよ。
「興味をお持ちの分野」に入るのは、私たちの生活に密着した「子育て支援」「介護」「防災」から今話題の「政務活動費」、なんなれば「原発」「憲法九条」まで切り口は何でもよろしいかと。
これ、ネット時代のとても便利なところだと思うのです。

悲しいことに「議員なんか、誰がなっても同じ」ではないことを、非常に悪い形で、号泣県議氏が証明してくれました。
だからこそ一人でも多くの方に関心を持って、投票に行って頂きたいと思うんですよね。
もう二度と、西宮市であんな話題が出てくるのは勘弁してほしいですし。
というのも、あまりに低すぎるハードルではありますが。

というわけで、今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。


防犯灯×直営化実現のためには、たくさんある課題を整理しなければなりません。

2015-04-06 13:20:27 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

県会議員選挙が始まったこともあり、そこに触れた内容をアップしようかとも思ったのですが、なにかと触れにくいので自粛、自粛。
皆さん、くれぐれも選挙には行きましょうね!

というわけで、議会出の防犯灯に関する質疑のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ。
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↓お手元の資料②をご覧下さい。↓

当初、市は直営化についての地域説明会を本年2月下旬から4月中旬に実施。
その後、5月には地域から移管への同意を得ることとしていました。
しかしながら防犯協会は、各支部と自治会で構成される分区によって構成される重層的な組織です。
団体の構成メンバーも広い範囲に亘るため、意見をくみ上げ、集約・整理するには一定の時間が必要です。
また市が、それらの意見に対応する方向性を確定し、その方向性に対する納得・了解を得るには相応の時間が必要です。

防犯灯の所有権を市に移管し、維持・管理業務を直営化した後も、防犯灯を適切に維持・管理し、地域の防犯活動を推進するためには防犯協会の協力が欠かせません。

そのためには防犯灯の所有権移管に理解・同意を得るまでに十分な時間を取り、今後も防犯協会の方々に納得して、様々な形でご協力頂けるよう配慮して話を進めるべきです。
実際、防犯協会側からも同様の意見が多数寄せられたと聞いています。
その結果、先月、説明会を始めてから間もなく、当初の予定は変更され、同意を得るための期間が9月まで延ばされました。
私は、同意を得るまでの期間が延長されたこと自体は、よかったと思っています。
しかしながら、この過程における市当局のやり方のまずさ・拙さを見聞きし、自分自身も経験するにつけ、今後の所有権移管が円滑に進むものか、甚だ不安に思っています。 

また直営化後の維持管理をスムーズに進めるためにも、いろいろと考慮するべき点があります。
直営化に向けて解決しなければならない最大の問題は、私道や民有地に設置された防犯灯の取扱です。
市内の防犯灯は約21,000ありますが、このうち概ね四分の一、約5,000が私道もしくは民有地内に設置されていると聞いています。
私道・民有地は個人の財産ですから、市の方針だからといって、一方的に所有権を市に移管するわけにはいきません。
この問題については、極めて慎重な対応が必要です。

また直営化後の維持・管理を円滑に進めるためには、より多くの方が電球切れに気づいた場合、簡単・気軽に対処できる方法を整理するべきです。
そもそも現状、防犯灯が球切れしているのに気付いても、「どこに連絡すればいいのか自体が分からない!」という方も多いと思われます。
こうした声に対応するためには、統一した連絡窓口を設置し、そこに連絡を入れて頂ければ、すぐ対応可能な形を整えること。
そして、そうした体制を広く広報すること。
電柱に電球切れの場合の連絡先をつけておく等、多くの方が問題に気付いたときに、対応しやすい状況を整えることが重要です。

加えて従来型の電話窓口以外の形も検討するべきです。
愛知県半田市では防犯灯の管理に関して、スマートフォンで写真を撮り、無料アプリを利用して投稿するだけで自動的に場所まで特定され、市が対応する!という仕組みを採用しています。
ちなみに半田市では、この仕組みを電球切れだけではなく、道路の陥没・施設の破損等への対応や公園の維持管理にも活用しており、一定の成果を挙げているようです。
それでは以上の内容を踏まえて三点質問します。
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と、こんな感じです。
次回は、ここまでの流れを踏まえての具体的な質疑の内容など。
それでは失礼いたします。


予想以上に多くのご意見を頂いた、防犯灯の直営化。というわけで、そこらへん私なりの説明をば。

2015-04-01 08:20:51 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

選挙が近いこともあり、いつもお世話になっているにもかかわらず、なかなかお会いできていない方々にお会いする機会が増えておりまして。
で、その過程で、頂く機会が多いご意見トップ2(当社比)が
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●市長に関するご意見
●防犯灯の直営化に関するご意見
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なんですよ、意外なことに。
市長に関するご意見が多いことは想像していたのですが、防犯灯直営化に関するご意見を、ここまで沢山いただくのは正直、予想外でした。
ただ、そこには、きちんと情報が伝わっていないことによる面も多いように感じています。
というわけで、まずは、そこら辺についてのざっくりした説明など。

今年度の施政方針において、防犯灯の維持管理について↓このような方針↓が示されました。
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これまでは、防犯灯の設置や維持管理を自治会等の地域団体に委ねてきました。
このことは、地域にとって大きな負担となっているばかりか、防犯灯の偏在という問題も生じていました。
こうしたことから、地域の同意を得て全防犯灯調査を実施し、平成27年度末に市の直営とします。
また、省電力、経費節減の観点から防犯灯のLED化に取り組んでまいります。
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ここでは「地域にとって大きな負担となっている」と書かれていますが。
実際、一部の地域において「もう、防犯灯の管理を地域でやっていくのは無理。。。」という声が上がってきてもいるようです。
ここら辺の事情を考えると、直営化というのはあるべき方法やわな、と。
防犯協会本部に関しては、↓このような問題↓もあったわけですし。
一般質問のご報告@西宮防犯協会の不適切な支出について ①

で、これがまたタイムリーなことに、3月議会では防犯灯の直営化に関する話も取り上げていたのですよ、私。
というわけで、その内容、早速更新していきます。
それでは、どうぞ、ご覧ください。

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一点目は防犯灯の管理についてです。

現在、西宮市の防犯灯は
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● 防犯協会が所有権を保持し、電気代、維持・修繕費等を支払う
● 電気代、維持・修繕費等に相当する費用を、市が防犯協会に補助金として支給する
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という形で運用されています。
しかしながら、この形には多くの問題があり、過去、議会からも様々な形での指摘・意見・提案等が行われてきました。
加えて、地域から「防犯灯の維持管理が負担になっている」という意見をお聞きする機会も多くあります。
また「防犯灯管理業務の直営化」をマニフェストに掲げた今村現市長の当選もありました。
こうした経緯を経て、市は昨年6月議会において従来の方針を大きく転換し、防犯灯の所有権を市に移管すると共に、維持管理業務を直営化することを明らかにしました。
これを受けて、先月から防犯灯の直営化に関する説明会が開催されていると聞いています。

私は今回、市が示した新たな方針を高く評価していますし、一連の流れにも賛同していますが、懸念していることもあります。
とりわけ懸念するのは、今後も防犯灯が適切に維持管理される体制を築くことが出来るのか?という点です。

防犯灯の所有権を市に移管し、維持管理業務を直営化する以上、市には防犯灯を適切に維持・管理する義務が生じます。

地域に根付いた防犯協会が防犯灯の維持・管理を担っている現在でも「電球が切れているのに、なかなか対応されない!」といった事例が多く存在すると耳にします。
直営化すれば防犯協会支部・分区による夜間パトロール等の活動が下火になり、このような現状に一層拍車がかかることも懸念されます。
こうした事態の発生を防ぐためにも、防犯灯の所有権を市に移管するにあたっては地区の防犯協会の意見を十分に汲み上げ、士気・体制を阻喪させることのないようにするべきです。
以上のような観点から見ると、当初、市が示したスケジュールは性急に過ぎました。

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おいおい書いていきますが、今回の話、地域で正確に伝わっていない面も多々あるように思うのですよ。
で、その過程において、少なからず市の進め方・説明の仕方にも問題があるように感じています。
なにせ、この質疑を行う途中過程での先方の対応も、相当、ひどかったですし。

というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。