四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

ムクドリとの縁(えにし)

2011年06月02日 21時09分04秒 | インポート
今日は少し脱線します。我が家には犬、猫、鳥のペットがいます。ペットというのは家族と同じですが、駆け引きなしの愛情を注げるかけがいの無い存在です。どの子にもそれぞれにまつわるエピソードがあります。私たちとの縁の始まりについてですが、犬、猫は別にしてムクドリのパックちゃんには大変な始まりがあったのです。プロフィールのムクドリは実はペックちゃんで2年前に亡くなってまして遺影なんです。すみません。現在いるのはパックちゃんと言って1年若い鳥ですが写真がないのです。パックちゃんは現在8歳。この子はまだ黄色い産毛のときにどこからどうやって来たのか、台所の冷蔵庫と壁のすきまでクモの巣とホコリにまみれて「ピャア、ピャア」啼いていたのです。私は当然のごとく育児に励みました。手作り(新聞紙)の巣に入れて育て、外出も控えて餌やりをしたものです。私をみると催促をして、ピャア、ピャアとにぎやかでしたね。黄色い縁取りの口をパアーっとあけて・・・今も目を閉じると思い出しますね。糞をするときはくるっとお尻を巣から出して糞を巣の外に上手に落とすんですね。素晴らしい習性だと思いました。オシメなど要らないんですから。犬、猫はしつけが要りますけどねえ、自然界ってたいしたものです。そしてある日ですね、巣からぴょんと出るんです。「だめよ~!危ないじゃない?」と巣に戻しても何度もぴょんと出るんです。ハッとしましたね。親もいないのに、何の誘導もなく、一人で巣立ちしたんです。一度も巣から出なかったのに・・・・!!すごい、感激でした。私は手をパックちゃんの腹の下からすけてそっと止まり木にのせました。初めて力強く自力で止まり木に立ったのです。少し自慢げで、目をクルクルとさせていました。ときどき「ぴゃっ、ぴゃっ」っておねだりするのは変わりなしでしたけど。かわいそうなことに自力では生きていけませんので外に放す勇気は私にはありませんでした。そのかわり、一生、お付合いするね!!と覚悟を決めました。以来、8年です。6月のこの時期にはムクドリの親子が巣立ちさせて、訓練中ですね。その度に胸が痛みますが・・・でもときどき2羽のムクドリが籠の外から訪問してきます。同じ、2羽です。それは楽しそうなひとときですが、それがまた痛々しいとも・・・!でもそんな時うちのパックちゃんは私から覚えた日本語なんですね。「パックちゃん、パーックちゃん、はいよ、はいよ!」って。毛を膨らませて、首を上下に振り振り、興奮してます。これ、どういうことなんでしょうね?訪問者の2羽のうち1羽がパックちゃんと同じようなしぐさで首をふりふりしておしゃべりしにくそうにもがいているように見えるんです。真似てるんじゃないかと思ったんですが・・・ムクドリはモノマネ上手のようですので。知り合いの理科の先生はよくムクドリを保護してたのですが、モノマネができるのが数羽いたとおっしゃってましたから。亡くなったペックちゃんに関してはプロフィールで紹介してますように凄まじいエピソードがありました。これについてはまた・・・それにしてもこの環境の違いってすごいと思うんです。本来なら、お外で群れて遊んでいるはずなのに。本人は籠の外を知りませんから、辛いとは思っていないはず・・・そのはずです。私は籠の外は初めから教えないのがこの子のためと思って、敢えて部屋の中で放すことはしませんでした。手のりをして戯れるのも籠の中に手を入れてしかしないのです。恨まれることでもないですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする