カラー
★難易度Ⅰ
さて、そろそろ平静を取り戻しつつはあるのですが、とにかく、ブレてはいけません。自分は常にあるべきところにいて、ブレない自分を保たねばなりません。まず、忙しくなることは間違いないのですが、時間は作るもの!わかっています。
今日の本論です。未月に入ってもう数日が過ぎました。今は火旺ですが。未の本気は己土です。火旺には丁火。火は午月に比べれば、勢いは落ちますね。火よりも土の未のほうが難しく、私たち四柱推命をするものには厄介です。特に戊、己の根としてどうか・・・ということ。そして燥湿のバランスがどう土の力量に絡むか。かなりの精査が必要となる月です。かんたんに考えられるかもしれませんが、私自身が未土旺の生まれなので、余計にこの10年あまり考えさせられたものです。土多が土多にあらずということもあります。また大運の燥湿によって未土の力量がさっぱりわからなくなることもしばしばでした。四柱推命をする者がわかっていると思っていてわかっていないことが山ほどあると断言できます。戌月ほど難しくはありませんが・・・(笑)
・未燥土は運才の水によって燥湿が湿に傾きます。全くの湿になることはありませんが、金をみると生金に向かうということです。
例えば、本田美奈子さんの命(この命について詳しくは昨年の7月ブログをご覧ください!)
丁未
丁未(土)
丙申
甲午 ですが、大運の辛亥運に水運に入ります。八字は無水の燥。亥水により月支の未は湿化して申に根ある辛に流れ、亥水へと。年運の金水は転弱激しいと言えます。このあたりが妙なるところなのですが・・・・元の八字は火金の剋あって調候なく位相低です。そのあたりの問題がまずはあるのですが・・・
・また未土は火をみるとさらに燥土化してしっかりとします。根としてですが・・
〇〇
〇巳
己未
〇〇 のような場合、日支の未は巳火によって燥が増します。未一つでも根に近くなります。戊には無理ですが・・・
〇〇
〇卯
己未
〇亥 では未は根とはなりません。金がなく生金はないとしてもこの場合の未はしっかりとした燥の土ではなくなっています。無理!!
大運で火の運には未もしっかりとします。ここがまた妙なるところですね。
また
〇〇
〇未
己未
〇未 で土多です。こんな命も仮に大運で庚子運などくれば、未ずらりでも未は生金可能です。土→金→水と流れて喜は喜です。調候でもあり、己土ですので少々の弱化は問題ありません。ただ、日干は〇〇の干支次第ですので精査は要ります。土の力量はかなりの減力であることはまちがいありません。喜忌を言っているのではなく・・・土の力を見ているだけです。もし、これが戊日干なら弱化は問題となりますが・・・。
とこんなふうに見ていくと未月もおもしろいです。火と水が絡むとどちらに加担するのか・・・・また土の根はどうか・・・・などなど。
★難易度Ⅰ
さて、そろそろ平静を取り戻しつつはあるのですが、とにかく、ブレてはいけません。自分は常にあるべきところにいて、ブレない自分を保たねばなりません。まず、忙しくなることは間違いないのですが、時間は作るもの!わかっています。
今日の本論です。未月に入ってもう数日が過ぎました。今は火旺ですが。未の本気は己土です。火旺には丁火。火は午月に比べれば、勢いは落ちますね。火よりも土の未のほうが難しく、私たち四柱推命をするものには厄介です。特に戊、己の根としてどうか・・・ということ。そして燥湿のバランスがどう土の力量に絡むか。かなりの精査が必要となる月です。かんたんに考えられるかもしれませんが、私自身が未土旺の生まれなので、余計にこの10年あまり考えさせられたものです。土多が土多にあらずということもあります。また大運の燥湿によって未土の力量がさっぱりわからなくなることもしばしばでした。四柱推命をする者がわかっていると思っていてわかっていないことが山ほどあると断言できます。戌月ほど難しくはありませんが・・・(笑)
・未燥土は運才の水によって燥湿が湿に傾きます。全くの湿になることはありませんが、金をみると生金に向かうということです。
例えば、本田美奈子さんの命(この命について詳しくは昨年の7月ブログをご覧ください!)
丁未
丁未(土)
丙申
甲午 ですが、大運の辛亥運に水運に入ります。八字は無水の燥。亥水により月支の未は湿化して申に根ある辛に流れ、亥水へと。年運の金水は転弱激しいと言えます。このあたりが妙なるところなのですが・・・・元の八字は火金の剋あって調候なく位相低です。そのあたりの問題がまずはあるのですが・・・
・また未土は火をみるとさらに燥土化してしっかりとします。根としてですが・・
〇〇
〇巳
己未
〇〇 のような場合、日支の未は巳火によって燥が増します。未一つでも根に近くなります。戊には無理ですが・・・
〇〇
〇卯
己未
〇亥 では未は根とはなりません。金がなく生金はないとしてもこの場合の未はしっかりとした燥の土ではなくなっています。無理!!
大運で火の運には未もしっかりとします。ここがまた妙なるところですね。
また
〇〇
〇未
己未
〇未 で土多です。こんな命も仮に大運で庚子運などくれば、未ずらりでも未は生金可能です。土→金→水と流れて喜は喜です。調候でもあり、己土ですので少々の弱化は問題ありません。ただ、日干は〇〇の干支次第ですので精査は要ります。土の力量はかなりの減力であることはまちがいありません。喜忌を言っているのではなく・・・土の力を見ているだけです。もし、これが戊日干なら弱化は問題となりますが・・・。
とこんなふうに見ていくと未月もおもしろいです。火と水が絡むとどちらに加担するのか・・・・また土の根はどうか・・・・などなど。