☆命理
新元号「令和」、これって安倍首相の掲げる「美しい日本」にぴったりですね。かなり意識されたものかと勝手な想像をしました。出典は万葉集とのこと、とても古式ゆかしい印象です。私自身も大学時代には万葉集に謳われている地名を尋ねて歩いたものです。大学が奈良で旧市街に下宿していましたからそういった地名を尋ねるのも楽しいものでした。
さて、本日は庚午日です。
己亥
丁卯
庚午
丁丑
日干庚金は卯月木旺は乙分野に生まれる正財格の命です。日干庚金は申酉の根はなく丑中の己土の生金を頼みとするのみです。2丁が透り煅金と言いたいのですがこれだけ弱い庚金では喜の剋とはなりません。木旺ですので火は相令、かなり強い官殺です。ただ丙官殺でないのでそこは干と干の関係からは打ちのめされるような関係ではなく日干が強くなるときは丁火煅金も成り立つものです。午が丑に納火されるのは良く、丑中己土も燥土化はあっても夏火が燥土化するのとは違いますから良好な関係であり、丑土も生金可能です。流は年支の亥から卯、さらに午に流れて丑土です。地支は綺麗な流れです。こうやってみるとやはり庚金の根が欲しいのみとなります。
日干弱
格 正財格
用神 丑中己
喜神 湿土金
忌神 木火
閑神 燥土
調候 不要
と取ります。
本日命は簡単には身弱財多というより財が押しての官殺強ということです。どうしても財が原因になって心理的、環境的ストレスを感じることになる八字です。また日支午は配偶縁でもあり忌の官殺です。2丁透出していますのでやはり女命でしたら二度縁も覚悟かもしれません。本日、推命は簡単ですね。燥湿のバランスは良い八字だと思います。