本日命（甲日干申月金旺生まれ）

☆我が家の犬猫の会話・・・テーブルの上で寝そべるテンと床で青息吐息のハルです。

「暑いニャ～～」

「テン、おまえさん猫だろ？猫でも暑いのかあ？」

「ハルにい、暑くないですか？」

「暑いに決まってるだろ・・・・今年はトクベツさ！！　おれはイヌだぞ！」

☆命理
こんばんは！！ほんとに毎日、耐え難い暑さです。普通にしているのが精いっぱいで、いろいろと休み中に縫いたいと思ったのですがもう無理だと思います。
あまりの暑さにクーラーから出られないのでウトウトと居眠りが得意になってしまってます。これ、大丈夫じゃないですよね💦
　さて、本日は甲午日。
庚子
甲申　　　☆この八字、書いてなかったとご指摘！　読みにくくてすみませんでした。
甲午
乙丑
秋月の甲木の取用としてまず旺金に甲木がどう対抗できるか・・・庚金劈甲となれば最喜です。秋月の甲木は断削されて初めて成器となるというのが古書です。秋の甲木は干の特性としては剋を好むのは傾向としてありますが・・・しかし秋月の甲は旺衰からは死木ですので弱木。秋月の甲木は根があって癸水の滋木を最喜とするものであり庚金の劈甲は一概に喜とはできません。甲木に寅卯の根と滋木する癸水があって初めて強木となれるのですからよく精査しなくてはなりません。
　さて本日命の甲木を見てみましょう。天干に２甲と１乙木が団結しますが月干の甲は年干の庚金に破されます。年支の子水は滋木もしますが庚金の剋の方が強く発生します。よって日干への幇の力はあまりないと看ます。時干の乙木は陰干で弱く日干の幇としては弱いですが邪魔にはなりません。時支の丑中の癸水は午があって暖水ですから滋木はよくすると看ます。元来、甲乙木は湿よりは燥を好むものですから日支午は弱い甲木には反生とまで言わなくても日干をシャキッとさせるには十分でしょう。また月支申に年支の子水に流れるものの日干甲は任じる責は大きいです。そこを午火は申金を制殺します。丁火鍛庚というものではないでしょう。そのような古典的な意味合いでの喜は本命にはありません。扶抑から日干は救われるということです。
　というのは本日命の生剋制化です。日干甲木は弱いですがまずまずです。
格　偏官格
日干　弱
用神　丑中癸　
喜神　水木
忌神　土金
閑神　火
調候　不要

　中医的視点からみてみましょう。秋月の甲木は春木のような旺木ではありません。運歳で強くなったときには春木のように伸びようとする意識が強くなるでしょうが弱木ではどちらかというと木性ですから神経的に周囲への気配り目配りで不安要素が強まる傾向です。肝気弱ですから外部へというより自分に厳しく叱咤激励しながら頑張るところがあるのでうまくいかないときは自分への怒りから却って肝気を痛めることとなりかねません。神経的な疲弊は脾も痛めますからアドバイスとしてはできるだけ気楽な方向で物事を遂行するべきと思います。八字の持つ金木剋戦は肝鬱など肝気不調を伴いやすい傾向です。つい交感神経が優位になる人ですから副交感神経の作用を促すような生活習慣が有効と言えます。ちなみに副交感神経は夜に働くものですから寝る前の入浴習慣、スマホの扱いには注意です。また朝、目覚めると交感神経が働きますのでそれをしっかりと促すには朝食をきちんと食べて胃腸管を刺激して動かすことでしょう。自律神経系がきちんと作用すればまずはメンタル的には守られると思います。
　この時期、特に暑いですからこういった交感神経と副交感神経の作用をきちんと促すべく規則正しい生活は欠かせないです。