四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛中医でいう「土剋水」とは・・

2021年05月12日 20時41分03秒 | 中医・漢方


 
☆先日、高瀬の茶業組合に行った折に新茶の生葉を売ってたのです。「これ、どうやって食べるんですか?」とお聞きしましたら、天ぷらだそうです。かき揚げが良いとか!
 筍の天ぷらと茶葉のかき揚げです。

☆中医
 こんばんは!!
いよいよ香川も蔓延防止措置の申請へと動いています。地域のカルチャーなど休講がどんどん発信されています。当然ながら私も対面講座は連休明けからシャットしています。もしかしたら孫たちもオンラインの授業になるかもね!なんて話を聞きます。このコロナ禍、いつまで続くのやらと言いながらもおうちライフをしっかりと充実させたいと思います。時間がたっぷりできるわけですから・・・♪

 本の発送も一段落となりそうです。昨日、今日と郵便局に荷物を運び込みました。たいしたことはないですけどね(笑)それでもこの度はブログ読者さまの声が聞けて良かったと思うこと多かったです。暖かいお声かけも頂き、嬉しかったです♪

 本はすでに中医の先生にも読んで頂いたのですが(近くなのですぐにお届け!)・・・M先生がおっしゃるには「四柱推命の切り口としては新鮮だったよ!!」と。また一方で「福田さん、五臓六腑というけれど、福田さんは五臓五腑でやったほうが良かったかもしれないよ!」とアドバイスを頂きました。確かに、確かにそうだと今になって気が付きました。五臓と五腑は表裏で(木)肝胆、火(心・小腸)、土(脾胃)、金(肺・大腸)、水(腎・膀胱)となっていますのでそれだけで良かったのです。もう頭から五臓六腑と思い込んでますからね。石あたまは融通が利かないんです(;^_^A 

 本日は先日の木剋土の続きで土剋水を見たいと思います。土は脾胃、水は腎・膀胱です。これらの臓器もお互いに持ちつ持たれつです。普通に考えて胃袋と腎臓は離れててあまり関係なさそうに見えますが大いに関係があるのです。一点に絞ってみると「水」の流れに関わっているのですがその点は後述します。それよりも・・・腎は腎精を蓄え、人体の精を養うわけですから送られてきた栄養の清濁を振り分けて体に巡らせます。そのためにも胃は消化吸収が良く、良い気血となって血流に乗せなければなりません。その脾胃と腎の双方が元気でないと上手く運べないというわけです。
 
 こういった素人っぽい話だとわかりやすいですね。一方でちょっとだけ踏みこませて頂くと・・・胃は「湿」を嫌うんです。そして「冷え」も嫌うんです。そして腎の作用には「温煦作用(おんくさよう)」と言って温める作用があるんです。この温煦作用によって胃袋は温め返されて均衡を保っているのです。だから腎は元気な胃袋から送られる栄養たっぷりの水液(血液も)を望みますし、胃袋は温め返されてまた元気に消化活動ができるということです。土剋水ではないということがわかります。

 また前述しました水液の流れについてもそうです。胃は冷えを嫌いますから消化不良や冷食での冷えは胃に余計な水分を残すことになります。この水がいけないのです。いわゆる中医用語では「痰湿」「痰飲」というものですがこれが病気の元である「於血(おけつ)」を誘導し、元気のない身体になるのです。

 何だか、今日は徒然話みたいな入り方をしているうちに中医の話になってしまいました。タイトルは土剋水にします(笑)。


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コメント
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