四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干巳月火旺生まれ)

2021年05月22日 20時36分54秒 | 詩歌
 
☆花と猫  日々、地味に生きてる私にはこういった花は久しぶりに華やいで癒されてます♪ <
 
☆このシクラメン、本当に勘違いしてると思います。5月になってどんどん新しい花芽が付いているんです。


「八字の四宜」こちら

☆詩歌
 こんばんは!!お友達が短歌を送って下さいました。彼女は命理には全く縁のない人ですが読めるところは読んでみたいというので私の本を記念のつもりで送りました。読まなくていいよと言ったつもりなんですけど目を通したら???だったのでしょう(笑)。記念にブログに記しておこうと思います。

 究めし友の本難かるも推命の来しかた思ふ五月雨るる午後  久美子

とありました。「五月雨るる午後(さみだるるごご)」か、いい季語だなあと思うのといろいろと物思いにふけって私のことを思いやって下さったのだなと思いました。雨だれの音が聞こえる静かな午後は物思いにふけるには十分なシチュエイションです。コロナ禍で何もできずにいるだろう彼女に畑違いの難しい本を送ったものの迷惑だったかなと思ったりしてましたら、このように詩情豊かに返してくださいました。さすがに歌人だなと思いました。

 さて、本日は庚午日。
辛丑
癸巳
庚午
甲申 としましょう。

 日干庚金は巳月火旺に生まれた偏官格の命です。日干庚金は死令で脆弱な金です。運良く時支に申の根があるので天地に透るものの日支の午火に煽られるので申はかなり弱化です。年月干支は今年は金水の湿感がたっぷりなので月支巳の旺火はかなり納められます。日干庚金は巳午に煽られても癸水に逢いますから温度は下がります。しかし時支の申に至っては温度の高い金です。時干の甲は生火の忌もあり金木剋戦して癸水が通関しませんので傷みも大きいです。日干はいずれにせよ旺火に任じる責は大ですが丙丁が天干に透らないのが救いでしょう。八字は剋洩交集と看て、制殺の意はわずかと看ます。
よって喜忌は・・・
格 偏官格
日干 弱
用神 申中庚 
喜神 湿土金
忌神 木火
閑神 水 燥土
調候 壬なく癸と湿土が代用

八字は調候が弱く温度が高めの火金の剋が強くあります。また木の火源もあり、位置的には金木の剋もあり!です。日干が強いのであれば地支からの丁火煅庚も悪くはないのですがどうしても火旺月には難しく調候が無ければ焼き金状態になります。何よりも壬の調候を第一に考えたいと感じます。そういった意味では本日命は官殺に任じきれないときの心が折れやすいタイプと推します。
 中医的には原局で肺気が弱いタイプです。壬の調候の不備もあり肺の陽虚、陰虚のいずれもあるでしょう。火勢が強いことから報酬系の高揚感に浸っているときは良いのです。論理的思考の持ち主で気概もありそうに見えたりするのです。しかし身弱ゆえにそういった感覚は続かず、心身を疲れさせます。必ず情動としては落ちてくるものですからその時の疲弊はどうなのか・・・庚日干の金は負のエネルギーとなって落ち込むのです。土がないので余計な考えは浮かばないでしょうがその分、行動は衝動的です!!拙書をご購入頂いた方は中医心理学的視点の看方を参考にどうぞ!!

コメント
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