☆近くの鉢伏山(はちふせやま)公園。花見に孫たちと行きました。どうしても遊具があるところになります。でも人はまばらで良かったです。丸亀城の桜は綺麗ですが駐車場からして入れないと思いますので諦めました。コロナも収まってないですし・・・(;^_^A
☆薬膳
こんばんは!!どこへ行ってもサクラは満開ですね。桜色というのはソメイヨシノの色でしょうか!!ほんとに清楚で美しいと感じます。今週末、どうなっているのかとても心配です。明日は雨のようです(;^_^A 雨が降るとまた冷えこんでいきそうです。「花の雨」、美しい桜に雨ですが花冷えです。体調に注意したいものです。初夏のような陽気かと思えば冷え込んだりとアップダウンが激しいです(;^_^A
最近は、春の食材として山菜が多く出回っています。先日は友人からたくさんのフキノトウを頂きました。早速、天ぷらをしました。苦いのが大好きです。さて、この「苦味」ですが薬膳ではどうとらえているのか触れてみたいと思います。
人の身体って冬の間は冬眠する熊と同様に皮下脂肪を蓄えようとします。そのために余分なものも体内に貯めこんでいるそうです。春になると肝気が旺盛になり、陰陽では陽気が盛んになります。活動的になるのと同時に肝の作用が不調をきたしやすくなります。肝は血の保存、気血を体中に流すという作用があります。また肝には解毒作用もあります。この解毒という観点から冬の間に溜まった毒素を体外に出すのが春の大事な作用のようです。そのために苦味は肝の解毒作用を促すという点でどうしても摂りたい食材なのです。ウドやフキも出まわりますね。嬉しい季節です。
しかしこれも良いからといって摂りすぎは禁物です。元気のない人や冷えの強い人には向かないようです。悪化させてはいけないので「適当」が大事です。春は花冷えと言いますようにこの時期、また寒くもなりますね。風邪を引きやすいのもこの時期です。ぜひとも風邪は体表にあるうちに追い払ってしまいたいものです。体内に取り込むともう手遅れですので・・・(;^_^A これを辛温解表(しんおんげひょう)といって風邪の引き初めに良い食材を使います。ウイルスはまだ体表にありますので身体を温める食材を取って温まることで外邪を追い払うということです。ショウガ、ネギなど良いですね。シナモンも上手に使いたいものです。暖かいメニューがホントは良いでしょう。鍋?もう欲しくはないですが・・・笑
またこの時期、出回っているのが「ワケギ」です。これ、酢味噌で貝類といっしょに和えると美味しいですね。春らしい一品なので多くの人が食べておられることと思います。ワケギはネギでも玉ねぎでもないですがこういった「解表(げひょう)」には向いていますので今の時期にはぴったりです。酢も肝に良い食材ですし・・・
我が家の先日のメニューですがいつもの子供向けの唐揚げでしたが春らしく、フキノトウの苦味とワケギ和えを入れました。写メにはないですが暖かいお味噌汁は付けました。もう買い物に行けず、冷蔵庫にあった冬ダイコンを使った煮ものや、冷凍庫の鶏肉、畑からワケギを抜いてきたものの貝類はないのでプリッとしたちくわを代用しました(笑)。お味噌汁は湯葉があったので!!