四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

松井選手をもう一度!!

2011年07月06日 20時36分22秒 | インポート
ここ数日間というもの食神制殺をみてまいりました。特に松井秀喜選手などは有名人なのであれやこれやと突かれてますが、よくみると食神制殺の前に官殺は力を失っていましたね。復習です。
 甲寅
 庚午
 甲申
 乙丑 の八字でした。
八字の段階で年月の甲と庚は剋で力を失っています。こんな感じ・・・
 ○寅
 ○午
 甲申
 乙丑 です。○で表しましたが全くないというわけではないですよ
便宜上、こうすると見やすいでしょ!午は寅に生されてますから、強力ですね。
もし、制殺なら、午も力を失って、日干はやれやれ~というところなんですが、午は元気です。したがって、日干は午の火に洩れることになります。日干弱のときは洩れるのは忌でしたね。そういった意味で、この午火を抑え、日干の洩れるのを防ぐのが壬水の病薬用神です。第ニ運18歳からでしたね。壬申運です。
もう一度、大運を・・・
 08辛未 18壬申 28癸酉 38甲戌 48乙亥 58丙子・・・です。
ある流派の解説をたまたまですが、うちの生徒さんたちとつい、読んでしまったのですが、「月干の庚は午の食神に制殺されて・・・・」とか「壬申運は月干の庚に根がでて、よいプレッシャーとなり、庚は職場ですから、野球に鍛えられ・・・」などなど・・・でした。うん???ですよね。壬申運は官殺を化殺生身でもいいですけど、それだけでは甘いですね。そうではあるんですが、八字は食傷が強ですから、壬の薬を望んでいるんですね。申はその水源です。水源ある壬ですから、これほど強いものはありません。ですから、申の官殺もここでは喜神なのです。こういうふうに噛み砕くのが妥当だと思います。ホント、良い運でしたね。
 そしてもうそろそろ入るであろう、第四運の甲戌ですがこれについて少し丁寧に見たいと思います。戌については金旺が4年、土旺が6年ありますね。天干の甲についてですが、八字の
 甲○
 庚○
 ○○
 ○○ として甲と庚の剋にさらに大運の甲が来ます。どちらの甲も寅に根で強いです。庚も申に根がありますが、ここは2対1で庚は去。甲が一つ残こる勘定です。結果
 ○寅
 ○午
 甲申
 乙丑 に甲戌運です。八字と大運をあわせるとわずかに丑が湿土ですが場所悪く午火を納めることはできません。申と午の剋は気勢としてはあるでしょうか、表面上ではすれ違います。つまりぶつかっている剋とは見ません。あくまで気勢・・・です。結果、この運は火燥土強となるのがわかります。よって金旺であっても戌中の辛金は無効です。年運で水がくれば話は違いますが・・・実際には木火年が多いようです。土旺も同じく火燥土強です。土旺の後半は水の年が来ますのでほんの数年ですが、食傷財には任じられません。奥様のことかもしれませんし、または花粉症などがあるようですのでアレルギー、アトピーなどの病ですかね。鼻水が出そうな数年ですね。きっと鼻がツマッテ、野球どころじゃないかも・・・!!こんなときは早めの対策をしておくのが四柱推命のよい利用のしかたですね。
 今回は少し、ダブりましたがもっとわかりやすくという気持ちがどこかから伝わったように思えたので、再度、取り上げました。

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