四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(壬日干申月金旺生まれ)

2017年09月02日 21時17分08秒 | 命理

★WAKAちゃんが最近、言います。着ているお洋服の柄をさして、「WAKAちゃんのはシマシマ、ばあちゃんのは水玉~~!!ハルくんも水玉~~!!」だそうです。ハル君はブチなんですけどね(笑)。

★命理
 今月からいよいよ大阪講座(中級~上級講座)が開講します。1月に募集をかけたときは随分と先のことだと思っていたのですが月日の経つのは速いですね。 
さて、本日命です。
丁酉
戊申
壬辰
庚戌   としましょう。
 
 日干壬は申月金旺の生まれです。壬水は相令ですが金の印強で根がなく、月干には戊官殺です。地支は辰戌冲剋がありますが土性支の冲は双方減力と言ってもわずかです。余気の乙と辛の剋もあり乙は剋滅されるでしょう。天干の戊官殺が日干をどれだけ剋せるか、また剋が良いかどうかも疑問です。前述しましたように壬水に根がなく印に頼るのみなのですが、月干の戊は壬水にあたって湿土化して旺令の金に化殺生身に回ります。ですが全く化殺され尽くすのかというとそうではなく、戊は地支の辰中戊に通根して弱化しても天地に透る官殺ですから日干壬を剋身します。その分、日干壬は弱化しますので金の印とのバランスが難しくなると思うのです。
 では金多水濁となるのでしょうか?壬が関わる印は時干支の庚と戌中辛金です。もちろんここでも辰戌の2戊土が金に化殺されて日干に流通します。月支の申金も同様です。年支の酉は日干には無情ですが・・・日干壬は弱く、埋もれるかどうか、八字ではギリギリかと推します。これ以上の金がわずかに来ても埋もれますし、水がさらに来ても戊はさらに化殺となって微妙な駆け引きを迫られるなと感じます。
 この八字では食傷生財は望めません。どちらかというと日干を強めて財官殺に任じる形が綺麗でしょう。仮に日干を強めて食傷が来ることを想定してみますと、木はどうあっても作用できないことがわかります。天干に甲がきても地支に寅卯がきても八字の庚金や申酉が刀を振り回しますね。日干が強くなれば丙丁の財は喜の作用をして、忌の印の病薬となりますね。
 このように考えると、おのずと喜の方向が見えてきます。日干をちょっと強めて財の丙火がくると最喜なのです。
よって八字での喜忌を取りますと・・・
 格:偏印格
 日干弱
 用神:やむなく庚 
 喜神:水
 忌神:木火土
 閑神:金 ・・・これ以上は不要ですね。

ちょっとだけ比較してみましょう。日支を変えます。
丁酉
戊申
壬子
庚戌
この配合ですと日干強です。戊は本日命よりは弱く化殺大ですので日干を剋身する力は失せます。また戌中戊も同様です。官殺の意は本日命に比べると激減します。このようなケースですと見やすくなりますね。喜は火土です。木は来てもやはり無情無力で喜は望めません。かえって甲木など有り様も見なくてはなりませんが、庚金に剋されるので作用できませんが、甲剋戊で戊官殺もさらに力が失せます。甲木がきたら却って依るべなくなります。
 一字違うとえらく違ってきましたね。
 本日命は結構、官殺が効いてますので弱なのです。
 以上!!
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