四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(丁火日干巳月火旺生まれ)

2021年05月19日 21時29分17秒 | 命理
 
☆一気にアジサイが雨の中で勢いづいてます。


☆こちらはシモツケ、ふんわりといい感じです。

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☆命理
こんばんは!!
今年はもう梅雨入りしてしまい、雨ばかりですね。夏野菜を植えたものの水やりはしてません。これは楽ちんです(;^_^A 一気にアジサイが色づき始めて季節が進んでいます。この季節感を楽しめるのはコロナ禍でも変わりないですね。

 さて、本日は丁卯日。
辛丑
癸巳
丁卯
壬寅 としましょう。

 日干丁火は巳月火旺に生まれた月劫格の命です。日干丁火は両サイドに壬癸水の官殺が控えています。日干丁火は月令があって旺火です。地支を見ますと寅卯に生火されて丁と巳はさらに強まることがわかります。丁火日干は2官殺に任じることになるのですがどうでしょうか!!
 まず月干の癸水は辛丑に生助されて強く日干丁火とは剋の意が発生します。日支卯への化殺はあまり見ないでも良いでしょう。一方で時干の壬はどうか・・・壬は水源も根もない上に寅に化殺されますので旺令の丁火が任じるほどの官殺ではありません。つまり日干があまり力を消耗する相手ではないということです。
 元来、寅と卯は寅のほうが生火力はあるのですが八字内の寅卯を比較しますと・・・卯は巳火にあたってかなり燥になりますから生火力は寅に劣りません。寅はどちらかというと燥の気が強い中で壬があるのでやや温度は下がって程よいところです。壬は弱いながらも調候です。
 また調候という観点から年月の辛丑や癸水は調候的によく効きますから月支巳火はかなり減力します。そう言った意味では日支卯は縁の下の力持ちではないでしょうか!!本日命の八字では日干が月令を得ていても印の生があっても良いのです。印が忌とはならないということです。
 よって日干の強弱を検討しますと日干は強です。卯が忌ではありません。寅までは必要ないところです。印が多すぎるという感はぬぐえないということです。
ここいらは後天運で考えなくてはならないところでしょう。

格 月劫格
日干強
用神 やむなく壬
喜神 湿土金水
忌神 木火
閑神 燥土

さて、喜忌ですが・・・八字内で水は喜神としました。なぜなら化殺があってもそれが悪いわけでもなく、水は日干と剋の位置にあります。これが地支にあっては化殺のみとなる可能性があって喜忌が両方あるとになりはしないか、懸念しそうです。
 しかしよく見ると天干に壬癸水の2官殺が日干に近貼する形ですから前述のように月支の巳火のみに頼るのでは運歳では耐えきらないでしょう。本日命では寅卯があって運歳での亥子を化殺して弱化させ、残った力量での根としての作用、これが絶妙だと思うのです。
  「官殺混雑、我に問え」の原則でどおりに日干との対抗を意識しながらの看命が好ましい八字です。官殺への規範意識、日干への剋身に耐えうるか否か、ここに官殺の喜忌が発生します。
 本日命、中医的には官殺運には非常に目標、志しは高く渡り合おうとするでしょう。水木強となっ心身が闘争的感覚というか行動的になって、その何かを尻目に己を奮い立たせて頑張ると思います。日干は寅卯があっての強さですからキチッと任じきれると思います。
 
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