友人宅の薔薇の花、見事です。
☆フリートーク
夫が退職して2年が経ち、その後はコミュニティに勤めていたのですが、それも今春より辞めて、今はすっかりヒマを楽しんでいます。
先日、○○大学とやらに行って講義を受けてきたらしいのです。そして夕食の時に何やら、説明してくれたのですが、その内容です。終活ではないですが、最後をどうするかということも含めて人生のステージについてです。
・第一ステージ 就職するまで
・第二ステージ 退職するまで
・第三ステージ 退職後から自立てきている間
・第四ステージ 要介護になってから
となるそうです。
で、人生の最も良い時期は60代で元気あれば、時間とお金が十分にある時期だからだそうです。なるほどねえ・・・と。
問題はそれ以後、要介護となれば、自立できないから、誰の世話になるのか・・・
・男性の答え 妻が大半
・女性の答え 一様ではないらしい
問題は男性が答えた「妻」・・・・妻だって老いているはずだから、それは間違いだと指摘されたそうです。なるほどねえ・・・です。老老介護は蔓延してますね。私の実母も困り果ててましたから。75才を過ぎて100近い親の面倒を看てました。
次に最も興味深かったのは・・・子供に頼りたいと思っているか?という質問です。そして子供に頼るべく後継者をきちんと決めて、同居できている人はいますか?という質問・・・・これに対してはほとんど挙手できる人がいなかったそうです。それに対する模範解答は・・・
・もう現代は子供に頼る時代ではない。つまり自分の老後は自分で処理し、そのための資金を確保しておくことが重要課題だと言います。・・・当たり前すぎません(笑)?
その理由というのはいろいろあるとは思います。長寿時代ですから、夫婦共倒れは困ります。
子供だって、急に親の介護となると生活がかかっていることもある(おそらく65定年?)でしょうし、男女共同参画時代では娘もあてにならないでしょう。はたまた遠隔で親子交流の無い場合は、急な介護は時間距離経済ともに破綻します。
で、私が最も強調したいのは、現代のように核家族で育ってきた子供たちは「老い」について認識がない!ということです。だから、老人と向き合うのは余計に難しいということです。昔のように3世代同居、そして近所の子供たちは一斉に地域の子供としてコミュニティ全体が世話をし、お年寄りとも声を掛け合う・・・そんな社会は破たんしています。仮にも祖父母と一緒に暮らしておれば、幼いころから、「老い」を自然な形で観ながら、育ちます。
おばあちゃんが椅子から立ち上がろうとするときに、ちょっと手を貸してあげよう・・・という気持ちは自然に育ちますし、あらゆる学習ができていきます。そんな経験をしていない現代の子供たちが急に老人の「老い」を理解できるはずないと思うのです。反って、「困った」という問題視しかしないように思います。「老い」というのは問題ではなく、自然の姿だと思うのです。反面、人は肉体は衰えても精神はさらに充実しており熟していくものだとも思っています。メンタルのピークは70才だというのは私の思っているところですが、そこから先で熟すのは少し難しいと感じます。ですからまだ向上心は持てるというのが60代ではないでしょうか?
ということで夫が聞いてきた最後の話ですが、自分の老後を子供に頼る時代ではなくなった・・・最もだと思わされます。高度成長が置いてけぼりにしたもののツケでしょうね。
そして私がさらに思うことは・・・・老親と心残りなく付き合うためには、元気なうちに精いっぱい楽しい時間を共有しておくことだと思います。現に私のNET講座の生徒さんですが、毎月、遠くのお母様のお世話にお出かけになります。そのため、添削問題提出もかなりお早いのですが(笑)・・もう何年も続けておられるように見受けます。お元気なうちに、つまり頭だけでもしっかりされているうちに楽しい会話や食事をして時間を過ごすこと・・・これが一番だと思うのです。頭が下がるような人たちもいっぱいいらっしゃいますね。そんなふうに老いとの付き合いをしていれば、親の姿を見ておられる子供さんたちはまた学習されていると感じます。子供のしつけとはこういったものだと思うのです。「親の背をみて育つ」ということですね。
先日、ある方とお話していて、その方が、「男の子よりも女の子に近くにいてもらって、時々覗いてもらうだけでもいいから、自立していよう・・」というお話をされました。まあ、極論ですが、男の子は嫁さんに取られたようなものだし、嫁の世話になるよりは娘のほうが良い・・・という発想、お気持ちはわかりますし、心情的には同感です。でもつい、私ときたら、「親がきちんと親を見る姿を見せておかないと無理ですよ!」などと薄情な言い方をしてしまい、ドン退きされたような印象でした(苦笑)。決して冷たい気持ちで言ったのではないのですが、誤解されたかも・・・・軽く受け流せない私も悪いですが・・・まあ、こんなブログを読みに来られないだろうから、書いちゃいましたが・・・ごめんなさい!!お嫁さんたちだって、それなりの覚悟をもって嫁いできている人もいらっしゃいます。嫁だって大事にしてもらいたいものです(笑)。
ソラマメのポタージュを!!美味しいのかYORIがお替わりでした。
他、サーモンフライ、ゴボウとコンニャクの煮物、カツオのたたき
☆たたきは近所のスーパーで活きの良いカツオがあったのでフライパンで全面を焼いてタタキに!!
これ、好評でした。藁焼きでなくても美味しいですよ~!!