四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

夏バテ対策(続き)

2013年08月14日 21時44分10秒 | 中医・漢方
夏でも元気なベル猫さん。黒色の光沢と言い、衰えません(笑)。何を食べているのかしらん?

★フリートーク
前回に続いて、夏バテ対策です。
今日は「心」についてです。「心」は五行では火の部位です。心臓、血管など血脈に関わるものです。
 夏はたくさん汗をかきますから、体内の水分や気(エネルギー)を消耗します。これは前回も述べました。そのために良質のたんぱく質をとってアミノ酸を確保するというお話でした。その消化吸収を小腸がするのですが、厳密には小腸は「火」の部位です。大腸が「金」です。こういうと絡んでいることは間違いないですね。

 で、心は肝臓から送られてきた栄養を血管を通して体全体に運ぶ役目があります。またまた心は火の作用として体内の熱をも司っています。心とは心臓のことです。この作用は脳の働きとも密接にかかわっていると言えます。脳は意識や精神の安定を司るという観点からは暑さで心まで疲れてくると不眠やイライラにもなり精神的にも不調をきたすというわけです。ですから、夏は精神的にも要注意ということ・・・・特に車のドライバーさんはイライラ運転はいけませんね。

 では体内の熱を冷ます・・・どうしたらいいか。
潤い不足の症状というのは汗が多い、動悸、息切れ、脱力感、疲労感、意識がぼ~っとする、口の渇き、尿が少ない、皮膚の乾燥、便秘などなどです。

潤いを生み、汗の流出を防ぐ食材は
 レモン、梅、トマト、イチゴ、ヨーグルト、ザクロ、あんずなど。
心を養う食材は
 小麦、ヤマイモ、豆腐、湯葉、もも、リンゴ、など。
ということです。

体内の熱がこもっている症状とは発熱、顔が赤い、口が渇く、イライラする、怒りっぽい、不眠、舌が赤い、脈が速いなどなど

体を冷ます食材は
 冬瓜、キュウリ、すいか、とまと、レンコン、緑茶、ハトムギ、緑豆など。

以上、参考にされて夏をうまく過ごしてください。
★体の臓器というのはどの部位も絡んでいるということもわかります。つまり五行の相関関係と似たようなものですね。これがうまくいかないと滞り、いたるところに病が発生するのでしょう。ですので病源といっても今、罹患している病だけでなく根本原因となる部位はどこなのか、命理でもきちんと看れるようになりたいものです。

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夏バテ対策!

2013年08月11日 22時44分08秒 | 中医・漢方
左下のたたき丼。これ絶品でした。右のたたきは「塩たたき」。少ないので単品で追加しました。婿さんたちのため!!!

★フリートーク
猛暑というより「酷暑」というほうが適切かと思えるような暑い毎日です。かと思えば、東北地方では「経験したことがないような」豪雨とか・・・・こちら讃岐は干上がっているというのに・・・うまくいかないものですね。

 それでも私たち母娘は食欲は落ちないので、夫たちを引き連れて酷暑の40度超えの土佐へ「塩たたき」と「温泉」を求めて、お出かけでした。中土佐もおそらく40度は超えていたでしょう。吐き気を催しそうな暑さでした。
 まあ、こんな女軍団でも夏の「体の冷え」には3人とも弱く、温泉のお湯が心地よいのです。夏バテはしてないのは、それなりに「食」が進んでいるからかも!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 私は夏バテでもないですが、アリナミンとかさまざまなビタミン剤は飲んだりします。でも効果はあまり無いように感じます。それも夏の疲れがひどくなると効き目はないということ・・・これ、なんでかなと考えたり、いろいろと調べていくうちにわかったことがあります。
 夏は汗がたくさん出ますから、その汗のせいで大事なものが流れ出ますので、余計に疲弊する・・・・これはわかっています。だから、ビタミンB群を取ろうとするのですが。これが何故、効かないか・・・です。
 体の免疫力を高めるのに金の部位である腸は大事ですが、それ以前に肝機能が衰えるといけないようです。小腸から吸収された栄養分は門脈を通って肝臓に送られ、そこから、血管を通して体全体の細胞に送られるわけです。その機能がしっかりと果たされないといくら良質のたんぱく質をとっても無駄になります。
 体を元気にするのはアミノ酸ですね。良質のたんぱく質を摂取することでさまざまな消化酵素によりアミノ酸に分解されます。これが小腸より肝臓に送り込まれるわけです。その際です。そのアミノ酸を肝臓の中で体に送り込む際にビタミンB群が助けるということのようです。簡単にいうとこの両方がうまく作用しないといくらビタミンだけを摂取しても無駄ということのようです。
 つまり、あっさりした食事でおそうめんなどでツルツルとやりたいですが、副菜をしっかりとしないと肝機能まで落としてしまうことになり、食欲不振、疲労感から夏バテへと悪循環に発展していくようです。
 夏はやはり良質のたんぱく質をしっかりととって英気を養い、肝機能をアップする。それが大事なようです。ビタミン剤に頼る前に栄養価の高い食事ですね。
 夏の土用にウナギを食べるのも理に適っていると思います。今夏、ウナギは高いですから、他の安価の食材でも豚肉などもいいですし・・・バランスの良い食事ですね。がんばりまっす。
★アルコールの取り過ぎもこれ、肝臓のオーバーワークに繋がりますね。肝蔵は解毒の働きをしますから、アルコールの処理に力を遣いすぎるとこれまた疲労感に繋がる・・・当たり前ですね(笑)。ビールも控えめに・・・です。

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癸日干で申月生まれ女命

2013年08月07日 21時43分47秒 | インポート
 採れたてのオクラです。生食もOKです~!!

★難易度Ⅰ
女命
1972年8月20日 17:00 東京都

 壬子
 戊申
 癸未
 辛酉・・・・生時が怪しそうですが、これで!!

大運04丁未    44癸卯
  14丙午    54壬寅
  24乙巳    64辛丑
  34甲辰    74庚子

八字解明:癸日干で申月金旺の生まれ。日干癸水は未土に座し、戊官殺と合です。旺令の金は天地に透り、辛金は酉、申に通根し、日干を生じます。根は遠く、年支の子にありますが、遠く日干には無情です。しかし、申金にも生じられ、年干支壬子は強力で天地に透ります。日干は弱に見えて戊官殺に任じなければならないかとみえます。しかし、よく見てみましょう。戊は日干と合しますのでエネルギーの方向としては日干との合のほうにベクトルは向きますが、一方で強力な壬とも剋の意もあります。また壬によって戊は湿土化して、申金に化殺もされます。月干支戊申と年干支は絶妙な相関関係をなしており、戊は弱化して、印に頼るのみの日干が任じるには十分化殺されております。日干対戊はぎりぎりのところですが、八字全体としては金水強となります。調候は丙火ほしいです。

父母の関係から見ると母の印が強く、日干は根なく印に頼り、過保護のようです。日干は官殺に向くばかりで、異性縁は強くありそうです。また大運からは第三運まで調候の火旺運で印多も適切になり、父財も働き、華やかな喜神運です。年干支が良く働きます。それでも財官には任じ難い感は残りますが・・・第四運から甲辰運は甲剋戊の制殺あり、また辰は湿土生金して生水です。日干はともかく強に。木への洩はわずかとなります。任じるべき官殺も弱く、忌の傾向です。現在、40才でそろそろ辰の木旺に入ろうかとしております。丙火の調候には欠けますので父財などはうまく働きません(事実、父とうまくいかないなど)。しかしながら、流年は今年は癸巳、来年は甲午、続いて乙未、丙申と喜の火が働きます。44才からの癸卯運、ここは卯酉の冲、戊と2癸水のト合もあり、変化変動の暗示です。何か起こるのかもしれません。異性縁かもしれまませんし。また卯酉の金木の剋戦はまた印と食傷ですので子女のことかもしれません。動きますでしょう~!

この八字は梅宮アンナさんです。今月生まれの有名人で少し気になったので取り上げてみました。彼女、最近、少し太っていましたね。やはり忌の水強で水膨れでしょうか?わかりませんが・・・・!!やせるとほんと魅力的な女性ですね。それにしても過保護の気ままなお嬢様というのは頷けますし、男性縁のイマイチなのも・・・・またまたお父様の力に翻弄されるのもわかりますね。丙火は良いのですが、八字、大運でほしいのですが、有りすぎても困りますし、無くては上手く働かないので本人は困ってしまうというところかもしれませんね。さらに火が上手く働かないので食のバランスを崩してしまい、激太りもしてしまったのかもしれません。
などなど、命理上からいろいろと想像してみました。

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水火不離

2013年08月04日 22時47分21秒 | インポート
 私の部屋のポトス

フリートーク
 本日は中之島研究会でした。土用の暑い最中に皆さん、元気に集まりました。命理好きの証拠ですね。
 それと今回は陽先生の一周忌ということでお墓参りを計画しておりました。
私は都合が悪く参加できませんで、中之島でお留守番でした。みなさん、暑い中、ふう、ふう言いながら帰って来られました。ホントにご苦労様でした。陽先生が亡くなられて一年が過ぎましたが、研究会は先生のご指示どおりに和やかにすすめられております。きっと天国からのお導きがあるのですね。

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 本論です。命理では「水火不離」というのは常識となっています。そして医学的にも心(火)と腎(水)の関係は証明されていることは常識みたいなものです。

 それでもときどき、不思議に思ってしまうのは私だけかもしれませんが・・
こんな記事を読んだことがあります。
「日本腎臓学会の推計によると国内で慢性腎臓病にかかっている人は成人の8人に一人の割合に・・・」ということです。特に高齢者は要注意だとか。
 そして慢性腎臓病にかかると男性では3倍、女性では2.8倍も心臓血管系の病になりやすいというデータがあります。
 慢性腎臓病がひどくなると腎不全から透析が必要になってくることも多々あるとか・・・透析を受けるようになると血管から心臓に悪影響があることは当たり前だと言えますが・・・
 それよりも関心をもったのは、貧血の治療が慢性腎臓病治療のポイントの一つになることです。貧血というのは腎臓や心臓病を悪化させる要因でもあるからということのようです。逆に腎機能が低下すると貧血になるという因果関係です。まさに「水火不離」だと思いました。さらに生活習慣病を見直して、糖尿病や高血圧などをきちんとコントロールすることが大事なのだそうです。
 こういった話は素人の私にでもわかりますので、命理に照らし合わせると、非常に興味深い内容だと思います。
 水火不離、何度もかみしめたい言葉です。

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