四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(庚日干午月火旺生まれ)

2019年06月12日 22時45分46秒 | 命理

☆三豊市にある古民家カフェで日本茶講座があったので高校時代の先輩と参加。月曜日のことです。そのときのランチです。こだわりのお野菜ばかりでした。
向こうのうどんは茶葉を練り込んだものです。サラダが深鉢ですごい量でしたね。手前のコーン飯も美味しかったです。

☆命理
こんばんは!!今日は昔のピアノ仲間とまたまたランチでお出かけでした。その時についお話に出たのですが・・・年金以外に2000万という金融庁のお話、何で麻生さんは覆したのかしら?当たり前じゃん!!年金で老後を保証してもらっているなんて思っているほうがオカシイよねえ!と皆さん、口を揃えておっしゃっていました。私たちは全員60代半ばから後半なのです(^_^;) 年金で老後がまかなえるなら金融庁も自助努力もいらんではないか?自分たちの老後を少しでも豊かにしたくて私たちは貯金もし、自分のお金をかけて個人年金とやらもかけてきたのよ!!将来を豊かに暮らしたいために若い時からがんばったんだもんね!!と一同が頷いたものでした。
 以前に私たちは90才くらいまで生きるとして介護施設に入ったとしたらいくら持っていたら良いかを計算したことがあるのです。そしたらやはり年金以外に2000万だよ・・・と誰かが出しました。凄い正解値を出していたわけです。主婦の計算はかなり正しいのです。なのに政府の偉い人たちは選挙を前にしてああでもない、こうでもないと戦々恐々となるのがバカみたいで政治オンチの私でもわかることを何故?と思った次第です。
 まあ、それができないかもしれない場合にどうするかというガイドラインくらいは政府もきちんと提示してくれないと子供たちの世代は苦労するよね。という話でした。私たちみたいにもう終わった人を相手には言ってないのかもしれません!!と今、思いました(笑)。

 さて、本日は庚辰日。
己亥
庚午
庚辰
丁亥

 日干庚金は午月火旺の丙分野の生まれる偏官格の命です。庚金は死令で弱金なのがこの時期ですが、さて、本日命はどうでしょうか!!数値上はどうしても日干は弱としか出ませんが果たしてどうなのでしょう!!2庚金はいずれも亥水あって湿の気が強い己土と辰中戊土に生金されます。天干は己庚庚と日干側です。地支は2亥水あって午は水火剋戦して弱化の上に湿土化した辰中戊に納火。丁火は亥水に坐しますが旺令の官殺で日干を制します。日干庚金から亥水への洩気はそんなに強くはないです。月支午と時干の丁火には任じる責は十分にありますがさて・・・旺衰の数値を当てて計算しますと金はかなり低く出るのですが、組織配合上では数値ほどに差異があるとは思えません。補正修正しても
日干はやや弱。弱とやや弱では違います。この時期にしては強さがあります。

格 偏官格
用神 やむなく壬  あるいは庚、辰中戊も可
喜神 湿土金
忌神 木火
閑神 燥土 水
調候 壬
と取ります。

 2庚金はかなり良いと思います。湿土も良いですね。2亥も良い!!と思います。庚金には丙丁の官殺の剋が成り立つと最も良いのでしょうが、この火旺にはあり得ないことです。庚金というのは根がなくても決断力があるとか、いろいろと剛の極みだとか言われますが、それは根があって庚金の鋭さがあって始めて言える性情かと思います。本日命はそういった意味ではかなり丁火に剋されて庚金は良質になるとは思いますが、庚金の真逆の意味で少し神経質な一面は隠せないかもしれません。しかしながら調候が効いて湿土化した土が良い状態なので脾胃から肺への流、そして腎の気もしっかりしているところから極弱の虚浮の庚金とはわけが違うなと思うわけです。そこを丁火の剋が適切であればかなり上質となるのが本日命です。少しだけ根が欲しいという八字だと言えるでしょうか!!
 ちなみに庚金の決断力とはいえ、本日命は湿土もあり、調候の壬水もありますがこれが何もなく火燥に傾き、熱気に煽られますとどうしても後先、考えずに気分だけで行動してしまう庚金もあるかと思います。



☆夜ごはんの用意は前日から仕込んでおいた鶏もも肉の紅茶煮。
カボチャのマヨ和え、紫玉ねぎマリネ、先日の講座で買った野菜
 夏ダイコンと厚揚げの煮物
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本日命(丙日干午月火旺生まれ)

2019年06月08日 21時41分44秒 | 命理
☆命理
 梅雨入りしたら一気に湿度が高くなって蒸し暑い季節となりました。夫や私はまあまあ心地良い温度かなと思っていたのですが、夕方になって娘たちや孫たちは「なあに~?よくこんな暑い中で平気でおれるなあ!!」と言うのです。そういえば3時半ころにYORIが真っ赤な顔をしてランドセルごと転がり帰ってきたのを思い出しました。YORIちゃん、暑いの?と聞きましたら、「ウン!!」と返事しましたが、お茶も飲まずに宿題のプリントにまっしぐらでしたので気にしてなかったのです。汗だくの手のひらがくっ付いて書きづらそうなのですが、そこは新一年生です。バランスの悪い字も可愛いですし、微笑ましいものがあります。あれは暑かったのだわ!!と今頃になって気が付いて温度計を見ましたら、室内で32度、湿度60です。夏になってるわ!!と思ったものです。

 話は飛びますが、ヒマなこともないのですが、ヒマに任せてLINE PAYをスマホに登録してみたのです。友人があまりにも勧めてくるのでそんなに良いのかと思って挑戦してみたわけです。銀行登録もして即座にチャージできるのですね。早速、夫が試しに行くか?と言うのでお買い物に行き、ドキドキしながらレジのおばちゃん(私よりは若いかな?)に「ラインペイで初めて支払いするんですけど・・・」と言いましたら、「この機械に携帯をかざして読み取ってください!」と言われたので、夫と携帯画面を見ながら「これだよね?」「やってみろ!」という具合で何となく支払い成功でした。画面に支払い金額や残金も出てました。へえ~~、ちょっとポイントもついてましたし、なるほどね!!と感心すると同時にこんな時代になったのね~~と思った一幕でした。これから時代についていけるかしら?と思います。

 さて、本日命です。
己亥
庚午
丙子
壬辰
 日干丙火は午月火旺の丙分野に生まれる建禄格の命です。旺令の丙火は時干に喜の壬水が透り、輔映湖海の形です。丙に壬は干の特性上は喜の関係です。八字内をよく看ますと月支午火は子水と冲剋戦、年月も水火剋戦して午火はかなり減力します。天干の己土は庚金財を生金して日干と剋戦しながら同時に年支の亥水を生じています。時干の壬水は囚令とは言え子に根があって丙と対等に剋戦できます。また辰土は基本は燥湿中間の暖土ですが本命では湿土化して日干を斜めでも晦火します。辰中乙木は火源となるには湿木です。乙丙の反生などは及ばないと思われます。よって日干丙火は旺令の生まれとはいえ本日命では日干弱の判定となるでしょう。
日干弱
用神 午中丙
喜神 木火
忌神 土金水
閑神 なし
調候 壬  ☆湿土もあって調候大過気味!!

 本命は3陽1陰の陽命的傾向の八字です。丙火は太陽の象で陽気でほがらかです。佳命であれば清廉潔白で名誉を重んじ品格の備わる物ですが劣命となると享楽的で見栄っ張りで軽率となり兼ねません。さて、本日命は惜しいのは甲木の印がないことです。旺令でありながら転弱の危機にビクビクしなくてはならず火の良いところが出にくいかもしれません。以外に肝は小さくて堂々とはしていないように思います。せっかちで短慮な人かもしれません。大運次第というところでしょうか!!

逆旋しますと・・・己巳 戊辰 丁卯 丙寅 乙丑 甲子・・・
火旺運も天干が土ですので晦火は免れません。寅卯の木旺運まではイマイチかと推します。第二運の戊辰運は注意のいるところです。燥の気が強い戊辰ですが、八字の壬にあえば湿土化して日干は洩身の忌となります。火の忌象として火は神明を司ると言われますように思惟活動に傷が付きますとどうしても全身の生理活動までおかしくなってくるものです。通変からは木の印が上手く作用しないことや土多の食傷が忌を成すことから職場や学校では目上、目下に神経を払っても払っても報われない第二運となりそうです。追い込まれないようにアドバイスすべき時でしょうか!!

 人生も病気同様に未病のうちに手を打たねばならないということがわかりますが、対策というのは難しいものです。単純に遁甲だ、漢方だと言っても環境が整って無事に幼年期を過ごすことも第一条件かと思います。昨今の幼児虐待事件が後を絶たないところを見ても両親仲良くまずは子育てできる環境にしてほしいと思うものです。母親の腕の中でお乳を飲んで母子ともに幸せホルモンのオキシトシンを溢れさせる日々をまずは送ってほしいものです。そうすることが乳児の健全な脳の発達となるのです。余計なことをたくさん書いておりますが・・・・それすらできていない親が子供を産んでは育てているのが現状ではないかと思うと空恐ろしい気がするのです。
 本日命から話が飛んでしまいました(^_^;)
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本日命(日干癸水巳月火旺生まれ)

2019年06月05日 21時36分41秒 | 命理

☆アジサイ、一番に開花。他はまだ蕾ですね。

☆命理
本日は癸酉日です。
己亥
己巳
癸酉
壬戌

日干癸水は巳月火旺の囚令の生まれで正財格の命です。日干に亥子の根はありませんが時干の壬は幇となり、地支酉金と戌中辛金は水源となり日干を幇助します。年支亥は月支巳と亥巳冲で弱化も旺令の巳火財も弱化します。天干の2己土官殺へ旺火はさらに納められ巳火はさらに弱化し、日干が任じる責はかなり減じられます。日干癸水は根は遠隔で無情ですが極弱とはならず月干支の己巳に任じることになります。己土官殺は相令で強く巳火によりさらに強い官殺となり年干の己土と団結してかなり強いものとなります。日干癸水と月干己土官殺、さてどちらが強いでしょうか!!
 ここは双方陰干ですのでそのあたりの差異はありません。旺衰による質的強さは己土が強いという判定になります。土は相令、水は囚令です。やはり癸水日干は己土の剋を受け弱化し、巳火財に任じなくてはならないことに行きつきます。
よって日干は弱。
格 正財格
用神 壬  ☆酉中庚も可ですが、壬のほうがこの時期は有力です。
喜神 金水
忌神 木火土
閑神 なし ☆木を取りたい方もいらっしゃるかもしれませんが木は制殺
調候 壬   よりは運歳では剋洩交加のほうが発生しやすい傾向。
 よく看ると官殺混雑です。2己土あって時支戌中に戊土ですから官殺が天地に透る形です。財格とは言え財より八字は官殺の意のほうが強く感じられます。真面目な癸水は根がなく財の人なので一見、人当たりがよく付き合いの良さを感じますが財の柔軟さよりは官殺の剋のほうが強いので建て前や信用のほうが先行しそうです。五行のバランスは印もあって金水はそこそこですから日干弱とは言え、陰日干ですし、悪くはない八字という判断となります。

 一刻前だとまた様子が違ってきます。
己亥
己巳
癸酉
辛酉
です。これですと身弱の癸日干ですが水勢が弱すぎます。印とのバランスに不備があるのです。前命と比べると水が弱すぎて死令の酉金ですが、生水を受けられない上に癸水のみが埋もれてしまうのです。欲しいのは水のみです。まずまずという言葉はあてはまらなくなります。前命の良さを分かって頂けるかと思います。
 やはり五行バランスは八字には大事ですし、体質が違えば性格も違ってきます。日干の水気が弱すぎると火土が強いわけですから後命は時として剋戦の忌で追い詰められたりすると恐怖や恐れの水の象意を感じやすくなります。水の腎気が傷み、気がかき乱されるという現象です。前命はそのようなことはなく、とてもバランスが良いことがわかります。
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中医的視点より体内の水のバランスを考察!!

2019年06月01日 20時18分56秒 | 中医・漢方
☆命理
こんばんは!!今日は久しぶりに高松に行きました。終わってからはまた命理の高松時代の師匠の奥様とランチでした。二人ともけち臭いことが好きなので話がよく合います(笑)。
 ところで今日のお勉強で聞いた話の中に目の下がぷっくりと膨らんでいる人がいるが、あれは一応、浮腫だとおっしゃってました。それも腎系の水毒だと!!瞼がぷっくりは別ですけど・・・!!先日も友人との会話の中で「むくみ」の話が出てましたのでちょっと詩子的にはアンテナが出てしまいました。中医学的にどうなのか、解析したくなったということです。要するに中医は気・血・水(津液)のバランスです。水液は気血と相まって身体を巡るのですからそのバランスが崩れて水が貯まることを考えれば良いのだと思うのです。
 で、本日はブログで書くのはどうかなと思ったのですが、今の詩子が書ける範囲で書いてみようと思うのです。なるべく専門的な言葉は省きたいのですが、どうしても難しくなってしまいます。これも練習かと思い書いてみました。途中で読みたくなくなったら止めてくださいね💦
 以下です。
『中医学において基本となるのは気・血・水のバランスを看ることです。そして最低でも知っておきたいのは五臓六腑の生理活動です。特に中医では未病治をよく取り上げています。西洋医学で病気と判断できないものでも中医的視点からは病巣まで行かなくても身体の不調として読み解いていけるものです。そういった観点から体の「むくみ」についてちょっとだけ考えてみたいと思います。
むくみは当然ながら体内の水液バランスが崩れた状態のことです。水液はどのようにして体の中で動いているのかをまず取り上げようと思います。

 これには脾胃、大腸、肺、膀胱、腎が相互に関係しています。順路としては水も飲食物の一つですからまずは口から入ります。そして脾胃での消化活動により栄養物は水分とともに小腸に降ります。一方で水気は肺へも流れるのです。決して何かのパイプみたいなものがあるのではなく、これが六腑の一つである三焦の作用で水液の通路のようなものがあるのです。鍼治療などの経絡とも違います。脾から肺へと流れ込んだ水気は今度は肺の宣発作用でさらに上昇します。一方、肺からは血流に乗って水気は下降もします。これは肺の粛降作用というのですが、気血と一緒に下降する水気を、次は腎が受けるのです。ここまででわかると思うのですが脾は土、肺は金、腎は水です。土金水と流通するしくみなのです。
 次に腎まで降りた水はやはり体内を巡るためには再び上昇しなくてはなりません。もちろん気血とともにです。その際に汚れた水は膀胱に流れて体外にだされますが綺麗な水(津液)は再び胸へと上昇していくわけです。これが水(津液)の単純なコースです。
 むくみというのはこの流れの中でどこかに不調が起きたときにいわゆる「不滞」という状態となってどこかに水が貯まるのだろうと思います。物凄く単純な言い方ですね。その水の貯まり方にもいろいろあるのですが、いくつか取り上げてみたいと思います。

① 脾の不調による浮腫(八字では土のバランス)
まず口から入った飲食物の水気が脾胃の不調によるものであればどうなるのでしょう。要は脾胃は土ですから土から金水と流れなくてはならないのに胃の不調から肺(金の部位)に届かないのです。栄養物を含んだ水が送られて初めて体中に巡らされるのにそこに至らないということです。胃に残った水液は不消化ですから下降しても吸収には至らず下痢となったりします。また胃に溜まった水気は痰湿という形で胃に残留して腹部の張りや皮下のむくみと言う形となることがあります。皮下だけでなく臓器である脾臓だってむくむでしょう!と思います。また当然、気血は同時に流れるわけですから血流も悪いのです。ここに血行不良や於血の原因があることが多いそうです。ま、私はこのタイプですが・・・このときに金水の肺や腎が強ければグイッと流れそうですが、栄養の送られて来ない肺や腎ではやはり無理なのでしょう。

② 肺の不調による浮腫(八字では金のバランス)
肺気が弱い場合があります。肺気は脾から受けた水(津液)を肺の宣発で上昇する気と同時に粛降作用で腎へと降りて行く気もあります。このとき、腎が肺気が降りてくるのを受けようと構えていても肺気が弱く不調であったりするとどうでしょう!!肺はビルの屋上のタンクのようなものでビルという身体全体に水道水を送らねばなりません。たとえが悪いかもしれませんが、肺は水道パイプの水源なのです。つまり水(津液)の輸送ができないと水は肺に溜まり、痰湿となって生理機能を損ない、腎へ輸送ができないことで尿が出にくくなるとむくみます。やっと「むくみ」に至るのですが、これ以外に肺気の不調ですから免疫機能も落ち、外邪という風邪に対して防御できずに咳や痰という症状もあるでしょう。

③ 腎の不調による浮腫(八字では水のバランス)
これが最もわかりやすいかもしれません。腎の生理機能は降りてきた水の清濁の分別です。清気は体内に戻されて胸へと上がっていきますが、濁気は膀胱から尿となって体外に排出されます。そのときこの作用が不調ですと水は停滞します。これぞ、「むくみ」です。腎機能が悪い人はむくむというのはわかりやすいです。また肺から粛降作用で水液が降りてくるのを受けきらないとどうでしょうか!!肺の作用は悪くなくても腎の不調で肺から届かないと腎の不調であるのに呼吸困難や呼吸器の不調をきたすことになりかねないのです。

他に心臓に不調が起きてむくむことも当然あるかと思いますが原因が別なので本日は五臓六腑の三焦における水道をみて土金水の範囲での考察でした!』

以上が単純に水液である津液の運行にのみ視点を当てて取り上げてみました。特に女性の方は朝起きたときの手のむくみなど気にされることがあると思うのです。昨夜は飲み過ぎたとか、塩分を取り過ぎたとか、甘いものを食べ過ぎたとか原因がわかるときは良いですが、そうでないときは是非とも八字と運歳干支をあててみてご検討ください。

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