☆ガーデンシクラメン、部屋の中だと傷んでしまったものもあるのですがこれはまだ無事。傷んだものの代わりにビオラを入れました。
☆こちらも違う花と入れ替えたら、これもきれい♪
☆まとめるとこんな感じで並んでます。
暖かい部屋で花柄を摘んだり、水遣りをしたり、楽しいです。花瓶にさすよりも長い間、楽しめて良いかも!
☆中医
こんばんは!!暖かい日が続いています。先日の寒波が嘘のような日々です。寒暖差が激しいと身体もついていくのが大変かもしれません。
さて、本日は老化現象の症状とでも言いましょうか、夜は寝てもすぐに目が覚める、また不眠で眠れないとか、トイレに何度も起きてしまうなどの症状のことに触れてみます。命理用語の「水火既済」と関連してのお話でもあります。
命理も中医も五行論では水火は対局にあるものです。特に命理では「極めれば水火」というくらい八字において「水火不離」、水火を離れては語れないというところです。水と火のバランスが取れていることを水火既済という言葉で表現しているのですが八字内の燥湿のバランスでもあるのです。水火既済の美は体調にも表れるものです。
中医で水は腎、火は心です。火の心が陽なら、水の腎は陰です。陰陽のバランスがとれている、つまり陰陽のバランスが取れていることとなります。単純ですね。心臓が丈夫で腎臓も丈夫というのは理想なのです。生命は腎にありです。腎には腎精という生命のエネルギーが満ちていると元気です。また若いということです。この腎精が足りなくなると腎虚、特にこれを腎陰虚と言います。簡単に言いますと水が足りない状態になるのが老化であれば、腎陰虚は頻尿で夜トイレに何度も起きるようになります。難聴もそうです。
腎の水が足りなくなると血液に再吸収される水液が足りませんので心臓へと上がることができません。そうしますと心では水気が足りないものですから熱が生じます。体調としては動悸、喉の渇き、ほてりとなるのです。心火が亢進されるのです。この状態は心陰虚です。陽気が上がりすぎているということかと思います。こうなりますと中医で火は神明を司り、精神活動を司ると言われますから、心神を傷めることとなり不眠、動悸を伴ったりします。逆に精神的な緊張が原因となって心神を傷めても心火は上がりやすいですから、また逆に腎気を傷めるというようにシーソーのバランス状態にあるのが心と腎なのです。
上記のような状態は心の火と腎の水のバランスが欠けている状態です。心も腎も陰虚です。これを「心腎不交」と呼ぶそうです。逆に心と腎の調和がとれていることを「心腎相交」または「水火既済」とも言うそうです。全く命理用語と同じものを使っているのには驚きです。
老化というのはまず腎に来ますから難聴、白髪、頻尿など腎が衰えるから起こる症状なので、命理以前に老化に伴うものですから仕方がありません。八字がそれを補うような流れにあれば、かなり救われるかもしれません。大事な時期に水旺運が喜であれば腎は衰えにくいかもしれませんし、不要なのに水が過ぎれば大過ですから、それも「虚」の状態となって表出すると推せます。
ではどうやって改善すれば良いのかと言えば、やはり早くに、つまり未病の状態くらいから補腎できるような漢方を飲むとか、食材を摂取することで少しでも改善したら良いのかと思います。何もしないと雪崩のように下って行くと思うのです。