四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛水火既済!

2021年01月16日 20時35分19秒 | 中医・漢方

☆ガーデンシクラメン、部屋の中だと傷んでしまったものもあるのですがこれはまだ無事。傷んだものの代わりにビオラを入れました。

☆こちらも違う花と入れ替えたら、これもきれい♪ 



☆まとめるとこんな感じで並んでます。
 暖かい部屋で花柄を摘んだり、水遣りをしたり、楽しいです。花瓶にさすよりも長い間、楽しめて良いかも!

☆中医
 こんばんは!!暖かい日が続いています。先日の寒波が嘘のような日々です。寒暖差が激しいと身体もついていくのが大変かもしれません。
さて、本日は老化現象の症状とでも言いましょうか、夜は寝てもすぐに目が覚める、また不眠で眠れないとか、トイレに何度も起きてしまうなどの症状のことに触れてみます。命理用語の「水火既済」と関連してのお話でもあります。

 命理も中医も五行論では水火は対局にあるものです。特に命理では「極めれば水火」というくらい八字において「水火不離」、水火を離れては語れないというところです。水と火のバランスが取れていることを水火既済という言葉で表現しているのですが八字内の燥湿のバランスでもあるのです。水火既済の美は体調にも表れるものです。

 中医で水は腎、火は心です。火の心が陽なら、水の腎は陰です。陰陽のバランスがとれている、つまり陰陽のバランスが取れていることとなります。単純ですね。心臓が丈夫で腎臓も丈夫というのは理想なのです。生命は腎にありです。腎には腎精という生命のエネルギーが満ちていると元気です。また若いということです。この腎精が足りなくなると腎虚、特にこれを腎陰虚と言います。簡単に言いますと水が足りない状態になるのが老化であれば、腎陰虚は頻尿で夜トイレに何度も起きるようになります。難聴もそうです。

 腎の水が足りなくなると血液に再吸収される水液が足りませんので心臓へと上がることができません。そうしますと心では水気が足りないものですから熱が生じます。体調としては動悸、喉の渇き、ほてりとなるのです。心火が亢進されるのです。この状態は心陰虚です。陽気が上がりすぎているということかと思います。こうなりますと中医で火は神明を司り、精神活動を司ると言われますから、心神を傷めることとなり不眠、動悸を伴ったりします。逆に精神的な緊張が原因となって心神を傷めても心火は上がりやすいですから、また逆に腎気を傷めるというようにシーソーのバランス状態にあるのが心と腎なのです。

 上記のような状態は心の火と腎の水のバランスが欠けている状態です。心も腎も陰虚です。これを「心腎不交」と呼ぶそうです。逆に心と腎の調和がとれていることを「心腎相交」または「水火既済」とも言うそうです。全く命理用語と同じものを使っているのには驚きです。

 老化というのはまず腎に来ますから難聴、白髪、頻尿など腎が衰えるから起こる症状なので、命理以前に老化に伴うものですから仕方がありません。八字がそれを補うような流れにあれば、かなり救われるかもしれません。大事な時期に水旺運が喜であれば腎は衰えにくいかもしれませんし、不要なのに水が過ぎれば大過ですから、それも「虚」の状態となって表出すると推せます。

 ではどうやって改善すれば良いのかと言えば、やはり早くに、つまり未病の状態くらいから補腎できるような漢方を飲むとか、食材を摂取することで少しでも改善したら良いのかと思います。何もしないと雪崩のように下って行くと思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日命(辛日干丑月水旺生まれ)

2021年01月13日 21時57分40秒 | 命理

☆先日、あまりにも寒くて買い物にも行きたくありませんでした。冷蔵庫の冷凍のイワシフライや鶏肉、畑のホウレンソウ、中途半端なジャガイモに少しの牛肉などあったので・・・フライの盛り合わせ、肉じゃが、ホウレンソウの胡麻和え で夕食をやり過ごしました。

☆本日は春キャベツが店頭に出たので餃子にしました。我が家のニラもまだ採れましたのでみじん切りにして投入。
 150個ほど包みましたが孫たちも大好きなので完食。やはりまだ寒い時期の春キャベツなのでそれほど柔らかくはなかったです。

☆命理
こんばんは!!
先日、初めてZOOMを使ってオンラインでした。京都の会場と自宅の私です。向こうの会場の大画面に私がたぶん写ってたのでしょうね。悪くはないなと思いますが、やはり臨場感には欠けるかと思いました。今後、命理でも使いたいなと思っています。一応、計画中です♪ 昨日、大阪の生徒さんとやってみましょうかということで二人とも初挑戦。私は招待するのが初挑戦。何とかできましたが3人以上だと40分以上は有料らしいので有料の契約をしないといけないんですね。二人だといつまでも無料なのに・・・3人以上でもいいじゃないと思うけど何故なのかしらという感覚です。スカイプが無料だからそう思ってしまうのですが、本来、無料と言うことのほうが変ですね。しくみがよくわかってない私です(;^_^A

 さて、本日は辛酉日。丑月も深まっています。
庚子
己丑(水)

辛酉
庚寅
 としましょう。
日干辛金は丑月水旺の癸水分野に生まれた食神格の命です。この時期、丑は水です。辛金は寒冷の気が強く八字に丙火はなく暖金になれませんので流通は弱いです。天干は2庚金と己土の印が透り、土金が団結です。質的には金はあまり強くなくて、水勢には及びません。土も火に次いで最弱に近いですが生金に力を使い果たします。丙火なく流通は滞るとはいえ、流がないわけではありません。辛日干は酉に根があり、己土の生金もあります。そして時干の庚は陽干でこれも酉に通根して幇の力は大きいです。よって日干辛金はかなり強く冷ええたまま丑中癸水へと流れ込む形です。そして財の寅へは流がなく断節し、年月の地支食傷は財へと繋がりません。日時干支は金木剋戦の形で水の食傷が通関しないところに本日命の病があるとも言えます。
 格 食神格
 日干 やや強
 用神 とれず  
 喜神 水木火   
 忌神 土金
 閑神 なし
 調候 丙なし
 ☆本日命の用神は取れずで良いと思います。やむなくの癸水などは扶抑の話であって本日命で扶抑は二の次・・欲しいのは丙火です。

 しかしながら、この時期の寅は強いです。時支ですから年月の水気が届かず湿感もあまりないとみて良いでしょう。八字内では寅は天干の庚金に制される形ですが対峙状態かと看ます。これ以上に金が強まると金木剋戦の忌が出るかと推します。八字内では金木剋戦を不安要素があるかなという程度と看て良いと思います。仮にも金旺月や戌月の庚や辛であれば、話は違ってきます。金木剋戦して性情面、さらに性情に起因しておこる肝鬱など想定しなくてはなりませんが、丑月ですのでそこまで神経質になる配合ではありません。逆行運で金旺運が巡ったときには要注意という八字の組織配合です。まあ、流年でも申酉年は単発で事象となるかもしれませんが一過性です。組織配合というのは宿命の構図ですからここは??と気になる配合は運歳に注意して計ると良いなと思います。
 仮にですが順行運の第一運は庚寅運です。これの生剋制化を計ってみましょう。大運干支は八字に重ねますと四柱の干支に同時に生剋制化が起こります。
庚寅とはいえ、木旺の庚と判定しますから庚そのものは強くはないですが八字に重ねると酉に通根し、2庚と団結となります。3庚がどうなるのかを看ますと丑中癸と年支の子水の食傷への流はあります。同時に時支の寅と大運支の寅を剋します。第一運から金木剋戦が起こるのです。子供ですから大人のような発想はできません。おそらく多いのは体調として発症するものが多いかと推します。アレルギー体質などは想定内かと推せます。食べ物に注意しなくてはならない第一運となります。遺伝的な体質とも相談しなくてはなりませんが・・・
 以上、本日命の金木剋戦を推してみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

💛於血(おけつ)

2021年01月09日 19時45分15秒 | 中医・漢方

☆寒波をよそにぬくぬくと寝てます。

☆じいちゃん、元気です。今年の春には95才ですが、頭も体も衰えません♪ 先日、「喫茶みどりや」に連れてって
コーヒーを飲んだのですが、「うまいのう、ここのは上手い!」と絶賛でした。同じ豆を買って、自宅で入れたものの
同じのが入るはずもなく、撃沈ですが、コーヒーの案内をすると必ず、ここにやって来ます(笑)。

☆中医
こんばんは!!ものすごい寒波でメダカ鉢に氷が張りました。表面だけでしたがメダカが可哀そうなのでお湯をかけていますと夫が慌てて、「オイ、気をつけんと「あのねのね」の金魚になるぞ!!」と言いますので、そりゃそうだわ、と歌詞を思い出しました。メダカに熱湯が当たると大変なので氷が解ける程度にしました。でも水をぬるめてやりたい衝動に駆られてしまいす。アホな飼い主ですけど、メダカたちは元気です(;^_^A
さて、コロナ禍、大変なことになってますね。香川もクラスター発生で連日の報道は賑やかですけど、誰もたいして騒がないのが昨年と違うところかもと思います。私は普通にしていますが絶対に罹りたくないです。私がいなくなるとハル君に誰がお薬を飲ませることができるだろうかと思うんです。至難の業です(笑)。私の手からじゃないと絶対にあのカプセルは飲まないでしょう。あれこれと取り越し苦労が絶えません。妄想の世界に入りそうな日々です(;^_^A これ、中医心理学的にはその通りだと自覚しています。

さてさてですが最近、よく見かける言葉に「於血(おけつ)」があります。健康志向の方なら、どこかでご覧になったことがあるのではないかと思います。これは中医学での専門用語です。「於」はホントは難しい漢字なのですがこれを使っているのが多いようです。

於血とは何なのか、簡単に言いますと・・・体の中に溜まった老廃物や毒素みたいなものです。赤ちゃんの身体にはありえないものですね。中医学的に言いますと、於血は気・血・水の滞りによって生じて溜まった経脈中の血液のことです。血行が悪くて臓腑の内外に溜まった血液のことを指します。また聞き捨てならないのは、病気が進行していく中で発生する発病の原因物質でもあるのです。読んだ本の中には病気の原因は於血にあるというような内容もたくさんありました。
於血は黒っぽくて、ドロッとしているそうです。単純に脂質が多くてドロッとしているのではなくて不純物が混ざっているものです。私はまだ不勉強なので大した知識はありませんがアレルギーなど免疫に関わるものからガンなど悪性腫瘍も発生しやすくなります。要するに毒を含んだ汚い血液が体内の正常な細胞と融合してしまうと正常な細胞も豹変して、身体の内から破壊が起こると考えると良いでしょうか!!それがアレルギーに始まり、自己免疫疾患に至るもの、さらにはガンでしょう。

そこで私の家族のことで気が付いていたことがあるのですが・・・
義父が昨年、初期の初期の胃がんで胃カメラの手術をしました。これを後から考えてみるに義父はサインを出していたと思うのです。2年前の夏のことですが、「どうしたんかのう、足が冷えることなんぞ今までなかったのに冷えて眠れん!」というのです。夏なのに私のレッグウォーマーを貸してあげた経緯があります。で、そうこうしているうちに鍼灸の先生の診察に連れて行ったことがあるのです。その時の診断は「於血が酷い」ということで漢方の処方があったのですが大した病気じゃないと簡単に考えて、本人も「もうええぞ!」というのでそのままでした。ところが、その数か月後に関節リュウマチの診断、昨年秋には胃がんでしたから、これはまさに於血の産物ではないかと思った次第です。今はどれも克服できていますが、最初のサインは於血であったことを思い出すのです。
 中医は未病のうちに防ぐというのがあります。於血だと言われた時点でそれにもっとしっかりと向き合えば良かったかなと反省します。でもこうやって書くことで、どなたかの心にヒットすれば良いかとも考えて、今日は書いてみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日命(甲日干丑月水旺生まれ)

2021年01月06日 21時12分21秒 | 命理

☆金毘羅さん、人が少ないのにはびっくりでした。初詣もヒンシュクものなのでしょうか!!



☆本殿でYORIと!

☆命理
 こんばんは!!
昨日が小寒の節入りだったのですね。よくみると節分も一日早くて2月2日だと娘たちに言われて気が付きました!!昨日は5日で今日が6日なのに、昨日は生徒さんが間違えて来られて、彼女曰く「今日の予約ですよ~!6日にお願いしたと思います!」とおっしゃるので、「えっ?今日、6日?6日はハル君の点滴とあなたの講座がいっしょのはず、こりゃ、忙しいのにうっかりしてたわ!」と言ったものの生徒さんはもう来てるし、でも、えっと思いなおして夫に「今日って何日?」と聞きましたら、これまたカレンダーを見なおす始末。え、待てよ、ハル君の点滴はまだのはず・・・と思案してますと、生徒さんが携帯のスケジュールを見ながら、「あらあ、すみません!!私が間違ってます!!すみません、出直します!!」とおっしゃいました。でもそんなこと言わずに上がりなさいよ!ということで一日、前倒しでやりました。そんなわけでYORIもまだ冬休みなので午前中は一人で遊んでもらって、昼からは金毘羅宮に初詣に連れて行きました。子守りも一日が長くて、時間をもてあまします。

 さて本日は甲寅日です。
庚子
己丑(水)
甲寅
戊辰

 日干甲木は丑月水旺の癸水分野に生まれた印綬格の命です。丑月水旺の甲木は寒冷の凍土凍木です。一にも二にも丙火調候を欲します。丑中癸水の滋木はしっかりと見えますが寒冷の水ですので良質な滋木とは言えません。日干甲木は月干の己土と干合し、時干にも戊土の財が近貼し財に任じる配合です。本来なら甲木ですから庚金劈甲と行きたいのですが庚金は年干で遠隔無情です。八字の生剋制化を看ますと、月干の己土は日干と干合とはいえ、剋の意が強く弱化しており年干の庚金に流れます。さらに地支の子水と丑中癸水へと流通し、甲寅木へと流れ込む形です。つまり年月干支は日干甲が任じるものではないことがわかります。そして時干支の戊辰ですが、こちらも辰中に乙木があり微根ということにはなります。いずれも寒冷で良質ではないので燥湿からは湿木の甲寅ということです。またこの時期の五行の旺衰を計れば、水勢は最強、次いで木勢です。土、次いで火は最弱となります。よって甲と戊の剋を判定するに最初の質的強さが甲のほうが2倍以上の強さを誇りますので扶抑からは日干強の判定となります。決して財多身弱ではありません。この八字は水旺ですが、仮に土用の八字であればまた旺衰が移行しますので木勢はあがり、土勢は下がる、そして水勢も落ちてはきます。少し様子が変わるでしょうか!!
格 印綬格
日干 強
用神 とれず ☆丙がほしいが無い!
喜神 火土
忌神 水木
閑神 金
調候 丙なし
と取ります。

 こんな八字って非常に看にくいのです。月令があっての「強」というのではなく、八字内での日干と対象物との間での強弱です。流通もないですし・・ところが調候の丙火が入るとどうなるかと考えますと、丙火は八字に生気を与えます。一気に活気づくはずです。この八字でしたら丑月ですから理論どおりに2丙くらい欲しいかなと思ってしまいます。確かに悪くはないです。ところがそれは一方では転弱なのです。八字の木土剋戦を丙火によって解消し、食傷生財の喜かと見受けます。ところが2丙ともなると転弱して戊辰がしっかりしすぎる懸念はあります。戊辰は陽干ですから丙火が生土するといくら死令に近くても強くなります。また甲寅は丙火には洩身も大きいのです。八字の喜忌どおりに運歳を計ると間違うかなと思います。それが実践命での検証結果です。理論ではありません。運歳は運歳で計りなおすくらいが丁寧で良いと思います。遁甲をしてみたらわかるのですが、この程度の強さでしたら洩気を強めたら、必ず日干も強めないと忌象が起こります。
性情的には激しいですから自他ともに厳しく行動的なことは間違いありません。かと言って神経も過敏です。順行運も逆行運も丙火がないことでさらに神経過敏となっていきます。順行運で木旺に入れば破土。逆行運で水旺を行っても破土。土は傷みます。通変の財の忌なのか、体調の脾の不調なのかわかりませんがいずれかだと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日命(庚日干子月水旺生まれ②)

2021年01月02日 20時03分26秒 | 命理

☆元の教室の玄関にもシクラメン!

☆観葉植物を外から入れたのでジャングルみたいになってしまいました。

☆今年も元教室のこの場所からブログ配信をしていきます♪ 一日の大半をここで座っています(笑)
 私が席を外すと犬猫がこの有り様です。


💛新年あけましておめでとうございます。
寒波に見舞われた年明けとなりました。コロナ禍ということもあって外出そのものがおっくうな元旦でした。でも何とか氏神様と善通寺本山にはお参りしてきました。例年とは違って人通りはホントに少ないお正月です。親戚の集まりもなく、私にとっては何よりの骨休みとなっています。

 さて、今年最初の本日命です。
庚子
戊子
庚戌
丙戌 としましょう。
 
 日干庚金は子月水旺の癸水分野に生まれた傷官格の命です。冬月の金は金寒水冷でその性は冷酷というのが冬金の体性です。日干庚に申酉の根はありませんが、2戌あって蔵干には辛金がありわずかでも微根となります。おまけに戌中戊土、月干の戊土は湿土生金の印です。子月水旺は寒冷の気が強く丙火調候は必須です。運よくというか位置は悪いですが時干に丙火があって日干を温め、戌土を暖土にして流通を促し良い作用となります。が、丙火が弱すぎます。死令の火は2戌に晦火晦光の憂き目に逢い、日干を制する力はほとんどありません。丙火は土に流れて日時干支の金を生じ、同時に月干の戊土にも生じられるという形です。日干は丙火官殺には任じる責はなく、戊土に制された子水に洩身するのみです。この時期の水勢は最強ですがかなり抑えられます。また土勢よりも金勢のほうがわずかに勝りますので日干は埋金とまではならず土金が均衡します。火土金水と流通して木財に繋がらず断節します。
 格 傷官格
 日干 やや強
 用神 丙
 喜神 水木
 忌神 土金
 閑神 火
 調候 丙不及

 さて、10日ほど前の本日命も庚日でした。身弱で印の制食傷はなく洩気の水が荒れ狂う印象でした。それに比べますと本日命、洩身はほどほどで印の土が洩気を制し、印として日干に大きく加担いたします。思慮深く躊躇することの多い八字で即断即決は、まずありえないタイプとなります。破天荒な思い付きはしませんし、とても無難です。抑えが効くだけに思案のしどころを間違えると不安材料を抱えることが多くなりがちです。中医学的には慎重なタイプゆえに考えすぎての脾の不調があります。たまには木の疏土も欲しいときがありますから、木性の欠如が肝気虚をもたらしやすく神経を傷めやすいと出ています。本日命のようなタイプには「エイヤ~!」という奮起することをたまにはしてほしいと感じます。
 八字は全陽で陽命という観点から外向きという発想を単純にしてしまいそうです。それは外面というものです。内面は上記のようなことが渦巻いているということを深層心理として探れますから、人は見かけに寄らないということです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする