四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

💛中医で言う相剋とは・・・

2021年04月10日 20時25分31秒 | 中医・漢方

☆ここ数日は寒いのでしょう!!二匹が仲良く寝てます。


☆長い通学路もこのあたりに来ると人数も7人くらいに減ってますがこの先で2方向に分かれるのです。初日に間違えて私とWAKAちゃんについてきた子がこの中にいて・・・お母さんはわが子がいないと言ってパニックになって探しに来られました。びっくりしますよね。わが子がいないと・・・(;^_^A   ちなみにWAKAちゃんはこの写メでは一番前の子です♪

☆中医
 こんばんは!!4月7日にWAKAちゃんが入学してから8日、9日と二日間経ちました。YORIの時、お迎えは行きませんでしたが今回は途中までお迎えに行きます。ランドセルに忍ばせてあるGPSでWAKAちゃんのランドセルが動き始めたらお迎えに行くのです。同じ通学路を通る子供たちがパトロールの人たちに誘導されて帰ってくるのですがものすごい人数です。こんなに子供っていたのかなと思います。娘たちのころと比較すれば少ないのでしょうけど4クラスあるらしいので賑やかですね。丸亀は生活しやすいところなので人口は多い上にまだ家も建ってますから減らないのでしょうね。住宅だらけです(;^_^A
 
 さて、本日は中医です。中医における相剋について述べてみましょう。中医の師匠であるM先生の受け売りです(笑)。
 まず、木剋土の関係についてです。木は肝、土は脾です。肝の気が脾の気を剋すという関係です。命理では肝気が強すぎて土の脾を剋すから脾が傷み、消化吸収が悪いという印象を受けます。また逆に脾気が強すぎて肝気が弱くても脾は不調です。逆剋して肝を傷めているかのようか印象を受けます。私の八字は土多ですから脾の気は強いというか強すぎます。実際にそのようです。それならば木の疏土があれば良いと考えます。すなわち肝の強い作用があれば良いということです。これを相剋と読んでいるのです。

 実際に肝の作用と脾の作用の関係はどうなのか・・・私たちが持っているイメージ通りに剋しあっているのでしょうか?という疑問が沸きます。どうなのでしょう!!という論点です。M先生がおっしゃるには臓器の間に剋しあいなどないそうです。普通に中医学の本を見たら、相剋関係のように書いてあるが、あれはまちがいだよ!と言われます。

 肝の作用は体中を流れる気・血・水を上手く流せるように促す作用があります。疏泄(そせつ)というのです。もう一つは蔵血作用です。身体に必要な血液を保存し、送り出す作用です。これも疏泄が上手くいかないといきわたりません。また血液が足りないと血虚となり、他の臓器を滋養できないのです。肝気が強すぎても弱すぎてもいけません。

 肝が不調となるとき、肝は何を求めるでしょうか?土の脾を傷めるのでしょうか?そうではなくて脾の作用である消化をしっかりとして栄養を送ってほしいと指示しているのだそうです。確かにそうだと思います。そこで脾は一所懸命に食べたものを消化吸収できるように働こうとするのです。脾は肝の求めに応じようと頑張るという仕組みです。こういった臓器間の作用を考えると決して相手を傷めるというものはありません。臓器と臓器は仲が良いものであって互いに補おうとする関係なのだそうです。相剋というのはそういうものだと学んでいます。これって命理でいう干合の考え方に似ていないでしょうか?と思います。

 ところが肝と脾の双方に食い違いができると肝脾不和になるのです。私の体調のケースはそれが多いらしいです。八字に土が強くて木の疏土が効いてないせいでしょう。肝脾の協調を得るには治療として鍼治療をすることで肝気が流れるようになって体調を整えることができます。また肝腎は水木ですから腎を強める食材、肝を強める食材を取ることでも補えます。漢方薬を飲むのも良いです。

 同様のことが金木の肺系と肝系、水火の腎系と心系についても言えます。
それについてもまた後日ということで・・・・(;^_^A
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本日命(乙日干辰月木旺生まれ①)

2021年04月07日 20時11分31秒 | 命理
 
☆義父の詩吟の教室にお迎えに行ったら、生涯学習センター前の街路樹はぼたん桜が満開でした。これは派手ですね。

 
☆淡い色のボタン桜もきれいでした。

☆命理
 こんばんは!!昨日は寒の戻りと言っていいくらい寒かったのに今日は暖かくて入学式日和だったと思います。良い一日でした♪
 さて、私の本づくりもそろそろ締めくくれそうです。生徒さんお二人に命理的な内容の校正をしていただき、引き続き私が4回の校正をし、やっと印刷に入れるかというところに来ました。今月末には出来上がりそうです。とにかく450項以上はあるので大変でした。まだまだ見落としはあると思います。でももう見ないことにするから持って帰ってくださいと営業の方にお願いしました(笑)。営業の方とも仲良くなるくらい何度も来てくださり、お人柄の良い方で良かったです。

 本日は乙酉日。最近は日干強弱の取りにくそうな時干支を選んでます(;^_^A
辛丑
壬辰(木)
乙酉
丁丑  としましょう。

 本日命は地支の蔵干を書き込むことでわかりやすいと思うので入れます。
辛丑(己)
壬辰(戊)
乙酉(辛)
丁丑(己) ☆色の濃い方の分野の生まれとなります。時干支の分野は私が選んで癸としました。

 日干乙木は辰月木旺の乙分野に生まれた比肩格の命です。日干乙木は退気も旺木です。辰は乙が司令します。またこの時期の土は死令で最弱です。こういった点を念頭に八字を看ないと間違いそうな並びかと思います。八字のみだと木は乙しか見えず、地支は土性支が3支もありますが土多ではありません。

 乙木は金の剋を好まないものですが酉が日支にありますし、年干にもあります。また乙木は壬強を好まず、癸水の滋木を好みます。とても好き嫌いは多い干です。そして燥湿も湿に偏るのは好ましくありません。「・・・ありません!」という否定が多い干ですね。

 さて、八字解命となると乙木は辰中乙に通根して旺令です。壬が近貼して生木ですが壬は丑に微根となって辛と酉金の生水もありますのでこちらも強さは十分です。辛と酉官殺は化殺されているということになり、嫌いな金が弱化は好ましいかもしれません。乙木は丑中癸水にも滋木されています。丑中癸水は壬同様に日支の酉の生水もあります。

 では、癸と壬があるので水に浮いて浮木とならないのか?と思われるでしょうが、旺令の木ですから浮木とはならないでしょう。湿感がたっぷりなだけです。

 では丙火による乙丙の関係を求めたいと思いますがさて・・・八字には丁火しかありません。この時期、火は相令ですから辰月になると火勢は進気で日々、上がっています。丁火は強いはずですが惜しいことに丑中己土に晦火です。乙との反生にはなりません。が、進気の火は喜はなくとも悪くはないという感覚でとらえると良いかと思います。午や巳に逢えば丁火は強く日干乙を洩らせるでしょう。

 ということで八字全体を眺めましたところ、乙木は旺令の木であり、官殺には任じる責はかなり減力します。土は死令で見かけ倒しですし、金に流れて、金は水に流れ、最終日干に向かうという構図です。任じる丁火弱、土弱、金弱で水木と流れるので・・・

 日干 やや強
 用神 やむなく丁
 喜神 火土
 忌神 水木
 閑神 金
 調候 不要
と取ります。
順行運で火旺に入ると一気に元気な気が流れそうな気がします。
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本日命(辛日干卯月木旺生まれ)

2021年04月03日 21時09分37秒 | 命理

☆一昨日はしろとり動物園に行ってきました。春休みだから、ジジババは子守りもしてます!!

 
☆ここはホワイトタイガー(看板の写真を写メ)が売りなのですが、虎たちは寝てばかりで動いているのは一頭だけ。写メが上手くできませんでした(;^_^A


☆この白いヤギ?かな。本当に意地悪いんです。他の小さな子ヤギたちを頭突きして追い払い自分だけが餌をもらおうとするんです。「そいつにやるな~!!追い払ってこっちの小さい子にあげな~!」と私がやかましいものだから、女の子たちは連携して餌やりをしてました(笑)HISAちゃんが追い払ってWAKAちゃんが黒い小さい子にあげたんです。


☆結局、うちの子たちはみんな「ひよこが良い~~💛」とひよこのところから離れないんです。

☆命理
 こんばんは!!満濃池森林公園に行ってきました。さすがに花見のリベンジも遅かりし!で葉桜となってしまいました(笑)。しかしながら、葉桜も緑とソメイヨシノの淡い色はとてもさわやかだと思います。でも大好きなのは桜ブルーなので紫雲出山の桜を思い出すと物足りなくてムカッとしました。でもホントに好きな桜の情景はこんなのです。偶然にも友人のたえさんと善通寺のお寺で待ち合わせた折のことでした。鮮烈に覚えているのでが・・・寺の裏庭は裏山があって日差しも少なく暗い庭だったのです。当然ながら、庭は苔むしていました。そこに太い桜の古木があるのです。偶然にも日が差して来たときに満開の桜のひとひらがツ~っと光の糸を引くように舞い散ったのです。また次、また次と桜の花びらが光の糸を引きました。桜は地味に一本だけでしたが見事な美しさでした。豪快な桜並木でない真逆の桜だったと思います。

 さて、本日は辛巳日です。
辛丑
辛卯
辛巳
丁酉  としましょう。

 日干辛金は卯月木旺の乙分野に生まれた偏財格の命です。本日命、天干に3辛金が団結します。年月の2辛金は丑中の己土の生金があり、日干は時支の酉金に通根という形です。卯月木旺の辛金は柔金で柔らかく質的にも弱く旺令の木財にはなかなか任じられないケースが多いです。本日命、辛は酉に根がありますがどうでしょうか!!
 地支を見ますと卯は旺令、巳火は相令の火です。そして丁火が天透します。卯木は乙が司令ですからやや湿かという卯木で丑中癸水の滋木があります。そして巳火に逢いますから卯も巳も双方が強くなります。卯は燥の気が強くなり、巳火を強めて時干の丁が透るというのが本日命です。酉金はというとせっかくの日干辛の根なのですが巳火にあえなく傷められて弱化激しいと言えます。本日命、木火の財官が突出します。

 格 偏財格
 日干 弱
 用神 取れず
 喜神 湿土金
 忌神 水木火
 閑神 燥土
 調候 不要

本日命、かなり八字の温度は高いと思います。そこのところは丑が一役買っているかなと思います。卯を生じる丑中癸水は天干の辛を水源とし、辛は丑中の己土の生金があるという土金水の巡りがあります。このあたりの湿感が卯木を通じて巳火をわずかに納めるかと感じます。こういったところは非常に微妙な感覚なので慣れないと感じていただけないかもしれません(;^_^A
 比較してみるとわかりやすいかと思うのですが、仮に年支が亥水であれば卯木は湿感が不快なのですが巳火の反生の効と言える作用が有難いこととなります。こうなると巳火は有難くて好ましいと感じるのです。ただ日干が任じることは不可能ですが心身の状態を考えると良いのです。
 本日命、日干弱と取りましたが根はあってそこそこなのは間違いありません。財官の志は高く結果を求めるタイプかもしれませんがなかなか日干が対抗しにくいかと思います。粘りの金かもしれませんがあまりに長期にわたる辛抱には心が折れるのではないかと感じます。

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