11月10・11日に厳原寒蘭愛好会主催による第20回・寒蘭展が厳原町久田にある「ありあけ会館」で開催されます。竜良寒蘭愛好会の展示会と重なりましたが、良い作品に出会えるといいですね、、皆さん、どうぞお出かけ下さい。
直感と胸の高鳴りを頼りに
「良さ」を追い求めてきた。
その中には、
変わり物過ぎて成長が芳しくなく枯れたモノ。
成長が遅々として未だに小木のままのモノ。
いろいろありましたが、
蘭を求める場合、
「蘭を買うより人を買え。」
という諺染みた言葉がありますが、
世知辛い荒んだ昨今では難しくなりました。
旨い話は疑って、話し半分に聞く必要もあるでしょうし、
自分の眼を養い、品種を見極める術を身に付ける
必要もあるでしょう。
そうかと思うと、
「貴方になら・・。」と貴重な品種を分譲して下さり、
感謝すること頻りです。
先立つ物を支払い、作をかけられるかという不安や
この先、陽の目を見る品種に成長するかというストレスと
戦いながら愛培していくのですが、
それ以上に、
先人達の拘りと忍耐力、
価格以上の希少的・歴史的価値の重さを
ヒシヒシと感じますし、
何よりも、
自分に託して下さったという
想いの荷が肩に重く圧し掛かって
伝承していく事への責任感を強く認識した次第です。