青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

上品さ

2009年09月28日 | 短歌に政治や社会
JR西、組織的に情報収集 副社長「色々なルート使う」(朝日新聞) - goo ニュース

人間は、というよりも、人類は、「高等生命」なのか、それとも「下等生命」なのだろうか。
人間としては、人類としては、自らを「高等生命」であることを自負している。
確かに、見立て上は「知識、教養、美的」を持つものがいる。
だがそれは、上辺だけで、内実の内底となると、欲望煮えたぐり、弱肉強食にあふれ、利己的になってはばからない。

その模様は、「外面如菩薩、内面如夜叉」になっている。

このために自己防衛と称して戦闘に明け暮れ、きらびやかな芸能やスポーツ界などは「覚せい剤、大麻」などの薬物に汚染され、政界や企業は汚職にまみれ、民衆は生活のためや富を求めて背きあっている。
「貪り、怒り、恥知らず」なばかりの、そんな我々が、「高等生命」といえるだろうか。

人間、人類が「高等生命」であるならば、上品さを持つべきものだ。
だが、この「上品さ」を育てる土豪が存在していない。
政界でよく問題になった「世襲」というものが、人間としての「上品さを世襲する」というものではなく、単なる「地盤の世襲」のようなものだから上品なものでなくなる。

「高等生物としての人間、人類」ならば、上品さを持たなければなるまい。
コメント (2)
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