青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

「柔」の歌

2014年06月30日 | 短歌に政治や社会

集団的自衛権、あす閣議決定 官房長官表明(朝日新聞) - goo ニュース

故美空ひばりの定番の歌、「柔」には、こんな文句がある。

「勝つと思うな 思えば負けよ」
「負けて元々 この胸の」

更にその後には、

「馬鹿を相手の 時じゃない」

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人間がどんなに勝とうとしても、それが実ることは無い。
栄耀栄華を極めた平氏も滅んだし、それを滅ぼした源氏も滅び、室町幕府も滅び、織田信長は自決している。関白秀吉の豊臣家も徳川家も滅び、神国の天皇も国の象徴になっている。
大英帝国も植民地を放棄してしまい、中央アジアを占領したジンギスカンの蒙古も、見る影もない。
どんなに勝とうとしても、勝つことはできない。

「負ける」ことが元もとになる。
それなのに、安倍政権は憲法解釈変更して集団的自衛権行使して、勝ち馬に乗ろうとしている。それは北朝鮮のミサイル発射や、中国の領海や領空侵入に対してのものというが、そんなものは馬鹿がする事。
今は「馬鹿」を相手にしている時ではない。

韓国の何ていう人だったか忘れたが、彼は、

「韓国が日本軍に侵攻されたのは、神の思し召し」

とか言っていた。
それは我が国が戦争に突き進んだのも、当時の政府関係者にしてみれば「神の思し召し」という事になる。
そしてそれは、その結果全国各地が爆撃され、2発の原爆が投下されたのも、「神の思し召し」という事になる。
更には自然災害で命を落とすのも「神の思し召し」。それを裁判にかけて賠償させるというのには、バカバカしくなる。

「勝つ」ことのみが、道ではない。
「負けるのが元々」と知ることに、人間らしさが出てくる。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASG6Z3VPPG6ZUTFK002.html

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6月29日(日)のつぶやき

2014年06月30日 | 宗教観
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