【日中】中国・ハルバ嶺の遺棄化学兵器を処理へ 政府
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1295490633/
1 :鉢の中の人φ ★:2011/01/20(木) 11:30:33 ID:???0
旧日本軍が中国に遺棄したとされる遺棄化学兵器の処理事業で、
政府は、砲弾の大部分が埋まっている東北部・吉林(きつりん)省ハルバ嶺(れい)での
発掘・処理事業を平成23年度から本格的に実施する方針を固めた。
同年度中に「試験廃棄処理施設」2基を砲弾埋設地付近に設置し、
手掘りで発掘した砲弾を順次、処理していく。
中国側が早期着手を要望するハルバ嶺での砲弾処理に踏み出すことで、
昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で悪化した
日中関係を前進させる狙いがある。
中国側で事業を担当する外務省の劉毅仁遺棄化学兵器弁公室主任が
20日に来日し、処理方針を確認する。
ハルバ嶺事業は、19年に発覚した事業委託先の巨額詐欺事件を受けて中断。
政府は、約940億円と見積もられた機械式の発掘回収施設の建設計画を
中止するなど見直しを進めていた。
内閣府遺棄化学兵器処理担当室は、23年度予算案にハルバ嶺での
事業費計219億円を計上した。
「試験廃棄処理施設」は小型の処理設備で、22年7月に入札を行い、
神戸製鋼と川崎重工が落札した。費用は5年間の運用費を含め計118億円で、
年間数万発の処理を見込んでいる。
担当室は年度内に設備を設置し、すでに発掘されている約4万7千発の砲弾などの
処理を開始する。また、自衛隊OBらで組織する民間企業に委託し
手掘りでの発掘も始める。ハルバ嶺の埋設砲弾数は30万~40万発とされる。
産経新聞 1月20日(木)7時56分配信
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/486298/
地図
http://prt.iza.ne.jp/images/news/20110120/388129_c185.jpg
スレ立て依頼363
2 :名無しさん@11倍満:2011/01/20(木) 11:31:38 ID:YU9TY6E30
ロシア製や中国製の化学兵器を日本の負担で処理するんですね?
そうなんですね?
5 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:34:36 ID:UtRRy6x20
>ハルバ嶺の埋設砲弾数は30万~40万発
しかし、中国は200万発と主張している
170万発分の差額は、中国の懐に入る
6 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:34:43 ID:KHw51A3O0
>>1
毒ガス無害化事業に関わるスタッフを拘束するような国に手を貸す必要はありません。
9 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:39:15 ID:/C77ZZFO0
人質提供するのかよ。
いったい何を学んでいるんだ。
この間の事例で作業者の安全が確保できないことがはっきりしたので
この手の事業は永久凍結でつっぱねていいだろ。
つーか今やってるのも設備・人員引き上げろ。
11 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:40:06 ID:2LswKoPA0
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E6%A3%84%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C
遺棄化学兵器処理事業には、1999年度から2007年度までで総額540億円が投じられている。
↓
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278745862/
【日中】 まだ1発も処理されていない旧日本軍「遺棄化学兵器」 -中国代表団が日本にさらなる資金投入を要求 [07/10]
weapon旧日本軍遺棄化学兵器の処理の遅れを憂慮、日本にさらなる資金投入を要求-中国
中国代表団は、近年旧日本軍の遺棄化学兵器による死傷事件、環境汚染問題が相次ぎ、
中国国民の生命と財産に危害をもたらしたことを取り上げ、
遺棄兵器処理は現行化学兵器問題に劣らぬ喫緊の課題であると主張した。
しかし中国側の協力の下、作業は一定の進展を見せているものの、これまでまだ1発の処理も行われていないとし、
2012年の処理期限が近づく中、作業の遅れを憂慮していると表明した。
その上で、中国代表団は日本が同問題の重要性と切迫性を認識し、さらなる資金投入を実施するよう要求。
期限内に徹底的かつ安全な処理を求めた。
ソース:レコードチャイナ 2010-07-10 13:09:37
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=43627
12 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:40:35 ID:fp5WUJrO0
中国側のせいで関係が悪くなったのに日本側が関係改善を求めるとか
おかしいと思わないのか?
14 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:43:21 ID:z7z5xOsd0
× 旧日本軍が遺棄した化学兵器
○ ソ連が接収し、中国が保管に困って埋めた化学兵器
15 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:43:27 ID:OgwJMZpK0
ODA代替事業だろこれ。
で、ODAが縮小するかと思ったら、さらに増額とかなんとかwwwww
18 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:49:01 ID:jlOYubAr0
>>14
発見されてるのが旧日本軍の兵器ですら無いのだが・・・
中国語やロシア語で書かれたラベルなのに何故か旧日本軍の兵器だと言われてる。
22 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:02:08 ID:mbAEVYvu0
というかコレ、
本当に関東軍が埋めたものなのか?
その後の「国民党VS共産党内ゲバ~朝鮮戦争」の時のもの
ではないのか?
血税の使い道をよく考えて、土下座外交やめたら?
24 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:35:34 ID:PydYm5nd0
ジャーナリストの水間改憲氏は山形県にある全国抑留者補償協議会(全抑協)の
シベリア史料館で六百冊にも及ぶ「旧日本軍兵器引継書」を発見した。
これは平成七年に死去した斎藤六郎元全抑協会長が一九九〇年代に、ロシア各地の公文書館等から、
合法的に日本に持ち帰ったもので、段ボール二十四籍の中で埃まみれで眠っていた。
内容は中国のいう遺棄化学兵器問題に決着を付ける資料である。
同問題の仕掛け人もやはり朝日新聞で、昭和五十九年六月十四日付、
一面トップ「イペリットなどの毒ガス、日本が使っていた」の報道である。
同二十二日付社会面で、中国が旧日本軍の毒ガス使用を初めて報道したことを記事にしている。
その中で「朝日新聞の報道によると…」と新華社の記事を紹介し、自らが仕掛け人であることを自白している。
中国が非公式に遺棄化学兵器の解決を要求してきたのは、平成二年、海部内閣時代である。
抑も、日本の中国に対する戦争賠償は「日中共同宣言」によって全て解決済みである。
平成七年に化学兵器禁止条約に批准したが、
この条約は「自国が所有若しくは占有する化学兵器」の廃棄を義務付けたものであるが、
中国の強い主張により「他の締約国の領域内に遺棄した化学兵器」の廃棄義務が付け加えられた。
平成十年四月十日の衆議院外務委員会において、
当時の民主党の松沢成文委員(現神奈川県知事)と阿南惟茂外務省アジア局長の質疑応答によると、
阿南は「中国は化学兵器のみを旧日本軍に遺棄させ、残りの武器のみを接収したと判断する」と、
中国寄りの見解を示している。
25 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:37:42 ID:PydYm5nd0
つづき
平成十一年、日中共同宣言の無力化に繋がる左記のような
「中国における日本の遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書」を締結した。
(一)中国国内に大量の旧日本軍の遺棄化学兵器が存在することを確認した。
今後確認される化学兵器も含めて、日本は化学兵器禁止条約に従って
遺棄締約国として負っている義務を誠実に履行する。
(二)日本は廃棄に必要な全ての資産、技術、専門家、施設及び全ての資源を提供する。
(三)日本は中国の法律を遵守し、中国領土の生態環境に汚染を齎さない。
(四)廃棄の過程で事故が発生した場合は、日本側は必要な補償をする---など。
この覚書は全て中国に有利であるばかりで、「旧日本軍が遺棄したと認められる場合の」という、
日本側として最低限入れるべき乗件も入っていない。
この締結を待っていたかのように、中国各地で遺棄化学兵器の被害が報道されるようになった。
日本政府は平成十二年以降、旧日本軍遺棄化学兵器処理費用に九百七十億円を投じている。
阿南アジア局長は「人民解放軍に支払った額は実費」といっているが、
平成十七年十月三十一日付の産経新聞によると、宿舎は2LDKでプール付きの豪華なものであり、
森林伐採で中国が要求した額は「白樺一本百?」だったが、国際相場は二、三?とのこと。
平成十八年一月三日付の産経新聞によると、
化学兵器処理に必要な変電所は数千?・?だが、五万-七万?・?の建設やヘリポートの建設を要求しているとのこと。
中国の要求通り処理費用を拠出すると、一兆円を越えると言われている。
26 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:39:59 ID:PydYm5nd0
つづき
これは、中国へのODAが終了しても、金を引き出す「政治カード」として
中国政府のシナリオに基づき日本の外務省との「日中合作」で作られたものといえる。
昭和二十年当時の化学兵器に関する国際条約を見ると「使用」を禁じたのであり「保有」は認めていた。
当時、主要国は化学兵器を所有していた。
ハーグ宣言では敵が化学兵器を使用した場合には、化学兵器による報復は禁止していなかったのである。
旧日本軍が化学兵器を所有していたことは何ら恥ずる必要はないことなのだ。
極東ソビエト軍総司令官・ワシレンスキーはスターリンヘ
「八月十九日、満洲における全ての前線で、日本軍の抵抗が中止され、敵軍の武装解除に着手した」
と報告している。
元関東軍第二幹部教育隊の方からの証言では、
「九月初旬頃、ソ連軍の命令により、数日間、吉林省敦化付近の大石橋の湖沼へガス弾の放棄作業を行った」
という。
中国は一九五〇年代初め、敦化地区の大橋郷等で大量の化学砲弾が発見され、
現地政府が一九五一年から一九六三年に掛けて、人の住まないハルバ嶺の一角の山腹に埋めたと言っている。
今回、確認した支那派遣軍の旧日本軍への引継書は約六百冊で、
全てに年月日、引継場所、授者(日本軍)と受者(中国軍)の身分、著名、捺印がある。
中国人の署名総数は数千名となる。受者の著名は遺棄化学兵器も一緒に接収したことの同意文書である。
文書によると、化学兵器に含まれる発煙弾、発煙筒が引き継がれており、
中国及び外務省が言う「化学兵器の引き継ぎに同意していない」は、全く嘘であると証明出来る。
平成十八年二月二十四日、衆院内閣委員会で民主党の泉健太衆院議員の
「武器の引き渡し目録等の資料が出てきた場合、(処理費用の)請求が中国やソ連に及ぶことがあるか」
との質問に、 内閣府の高松明遺棄化学兵器処理担当室長は「その場合は、基本的な枠組みが変わってくる」
と答弁している。
今、我国が対処すべき事は、遺棄化学兵器処理費の無期限凍結である。
28 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:43:57 ID:PydYm5nd0
つづき
遺棄化学兵器処理の真相を暴いた水間政憲氏の話
国民が待ち望んでいたであろう大量の決定的公文書を発見したにも拘わらず、
日本のメディアは一切報道していない。
五月十二日には、内閣委員会でも戸井田徹衆院議員が質問して、
安倍官房長官が「大変重要な史料なので調査します」と答弁したことも報道していない。
この事実は拉致被害者の存在を無視し続けてきたメディアと重複するのだ。
日本のメディアは既に中国の言論統制下に入ってしまったためであろうか。
一方」ネチズンによって、ネット上で大々的に配信されているとのことである。
拉致被害者を無視した当時と違うのは、ネットで情報が全国に配信される時代になっていることだ。
この日本の閉塞状態を打ち破るのは、ネット情報なのかも知れない。
今、『正論』の七月号のスクープ第二段を執筆しているので期待して欲しい。
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1295490633/
1 :鉢の中の人φ ★:2011/01/20(木) 11:30:33 ID:???0
旧日本軍が中国に遺棄したとされる遺棄化学兵器の処理事業で、
政府は、砲弾の大部分が埋まっている東北部・吉林(きつりん)省ハルバ嶺(れい)での
発掘・処理事業を平成23年度から本格的に実施する方針を固めた。
同年度中に「試験廃棄処理施設」2基を砲弾埋設地付近に設置し、
手掘りで発掘した砲弾を順次、処理していく。
中国側が早期着手を要望するハルバ嶺での砲弾処理に踏み出すことで、
昨年9月の沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で悪化した
日中関係を前進させる狙いがある。
中国側で事業を担当する外務省の劉毅仁遺棄化学兵器弁公室主任が
20日に来日し、処理方針を確認する。
ハルバ嶺事業は、19年に発覚した事業委託先の巨額詐欺事件を受けて中断。
政府は、約940億円と見積もられた機械式の発掘回収施設の建設計画を
中止するなど見直しを進めていた。
内閣府遺棄化学兵器処理担当室は、23年度予算案にハルバ嶺での
事業費計219億円を計上した。
「試験廃棄処理施設」は小型の処理設備で、22年7月に入札を行い、
神戸製鋼と川崎重工が落札した。費用は5年間の運用費を含め計118億円で、
年間数万発の処理を見込んでいる。
担当室は年度内に設備を設置し、すでに発掘されている約4万7千発の砲弾などの
処理を開始する。また、自衛隊OBらで組織する民間企業に委託し
手掘りでの発掘も始める。ハルバ嶺の埋設砲弾数は30万~40万発とされる。
産経新聞 1月20日(木)7時56分配信
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/486298/
地図
http://prt.iza.ne.jp/images/news/20110120/388129_c185.jpg
スレ立て依頼363
2 :名無しさん@11倍満:2011/01/20(木) 11:31:38 ID:YU9TY6E30
ロシア製や中国製の化学兵器を日本の負担で処理するんですね?
そうなんですね?
5 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:34:36 ID:UtRRy6x20
>ハルバ嶺の埋設砲弾数は30万~40万発
しかし、中国は200万発と主張している
170万発分の差額は、中国の懐に入る
6 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:34:43 ID:KHw51A3O0
>>1
毒ガス無害化事業に関わるスタッフを拘束するような国に手を貸す必要はありません。
9 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:39:15 ID:/C77ZZFO0
人質提供するのかよ。
いったい何を学んでいるんだ。
この間の事例で作業者の安全が確保できないことがはっきりしたので
この手の事業は永久凍結でつっぱねていいだろ。
つーか今やってるのも設備・人員引き上げろ。
11 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:40:06 ID:2LswKoPA0
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E6%A3%84%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%85%B5%E5%99%A8%E5%95%8F%E9%A1%8C
遺棄化学兵器処理事業には、1999年度から2007年度までで総額540億円が投じられている。
↓
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278745862/
【日中】 まだ1発も処理されていない旧日本軍「遺棄化学兵器」 -中国代表団が日本にさらなる資金投入を要求 [07/10]
weapon旧日本軍遺棄化学兵器の処理の遅れを憂慮、日本にさらなる資金投入を要求-中国
中国代表団は、近年旧日本軍の遺棄化学兵器による死傷事件、環境汚染問題が相次ぎ、
中国国民の生命と財産に危害をもたらしたことを取り上げ、
遺棄兵器処理は現行化学兵器問題に劣らぬ喫緊の課題であると主張した。
しかし中国側の協力の下、作業は一定の進展を見せているものの、これまでまだ1発の処理も行われていないとし、
2012年の処理期限が近づく中、作業の遅れを憂慮していると表明した。
その上で、中国代表団は日本が同問題の重要性と切迫性を認識し、さらなる資金投入を実施するよう要求。
期限内に徹底的かつ安全な処理を求めた。
ソース:レコードチャイナ 2010-07-10 13:09:37
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=43627
12 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:40:35 ID:fp5WUJrO0
中国側のせいで関係が悪くなったのに日本側が関係改善を求めるとか
おかしいと思わないのか?
14 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:43:21 ID:z7z5xOsd0
× 旧日本軍が遺棄した化学兵器
○ ソ連が接収し、中国が保管に困って埋めた化学兵器
15 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:43:27 ID:OgwJMZpK0
ODA代替事業だろこれ。
で、ODAが縮小するかと思ったら、さらに増額とかなんとかwwwww
18 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 11:49:01 ID:jlOYubAr0
>>14
発見されてるのが旧日本軍の兵器ですら無いのだが・・・
中国語やロシア語で書かれたラベルなのに何故か旧日本軍の兵器だと言われてる。
22 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:02:08 ID:mbAEVYvu0
というかコレ、
本当に関東軍が埋めたものなのか?
その後の「国民党VS共産党内ゲバ~朝鮮戦争」の時のもの
ではないのか?
血税の使い道をよく考えて、土下座外交やめたら?
24 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:35:34 ID:PydYm5nd0
ジャーナリストの水間改憲氏は山形県にある全国抑留者補償協議会(全抑協)の
シベリア史料館で六百冊にも及ぶ「旧日本軍兵器引継書」を発見した。
これは平成七年に死去した斎藤六郎元全抑協会長が一九九〇年代に、ロシア各地の公文書館等から、
合法的に日本に持ち帰ったもので、段ボール二十四籍の中で埃まみれで眠っていた。
内容は中国のいう遺棄化学兵器問題に決着を付ける資料である。
同問題の仕掛け人もやはり朝日新聞で、昭和五十九年六月十四日付、
一面トップ「イペリットなどの毒ガス、日本が使っていた」の報道である。
同二十二日付社会面で、中国が旧日本軍の毒ガス使用を初めて報道したことを記事にしている。
その中で「朝日新聞の報道によると…」と新華社の記事を紹介し、自らが仕掛け人であることを自白している。
中国が非公式に遺棄化学兵器の解決を要求してきたのは、平成二年、海部内閣時代である。
抑も、日本の中国に対する戦争賠償は「日中共同宣言」によって全て解決済みである。
平成七年に化学兵器禁止条約に批准したが、
この条約は「自国が所有若しくは占有する化学兵器」の廃棄を義務付けたものであるが、
中国の強い主張により「他の締約国の領域内に遺棄した化学兵器」の廃棄義務が付け加えられた。
平成十年四月十日の衆議院外務委員会において、
当時の民主党の松沢成文委員(現神奈川県知事)と阿南惟茂外務省アジア局長の質疑応答によると、
阿南は「中国は化学兵器のみを旧日本軍に遺棄させ、残りの武器のみを接収したと判断する」と、
中国寄りの見解を示している。
25 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:37:42 ID:PydYm5nd0
つづき
平成十一年、日中共同宣言の無力化に繋がる左記のような
「中国における日本の遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書」を締結した。
(一)中国国内に大量の旧日本軍の遺棄化学兵器が存在することを確認した。
今後確認される化学兵器も含めて、日本は化学兵器禁止条約に従って
遺棄締約国として負っている義務を誠実に履行する。
(二)日本は廃棄に必要な全ての資産、技術、専門家、施設及び全ての資源を提供する。
(三)日本は中国の法律を遵守し、中国領土の生態環境に汚染を齎さない。
(四)廃棄の過程で事故が発生した場合は、日本側は必要な補償をする---など。
この覚書は全て中国に有利であるばかりで、「旧日本軍が遺棄したと認められる場合の」という、
日本側として最低限入れるべき乗件も入っていない。
この締結を待っていたかのように、中国各地で遺棄化学兵器の被害が報道されるようになった。
日本政府は平成十二年以降、旧日本軍遺棄化学兵器処理費用に九百七十億円を投じている。
阿南アジア局長は「人民解放軍に支払った額は実費」といっているが、
平成十七年十月三十一日付の産経新聞によると、宿舎は2LDKでプール付きの豪華なものであり、
森林伐採で中国が要求した額は「白樺一本百?」だったが、国際相場は二、三?とのこと。
平成十八年一月三日付の産経新聞によると、
化学兵器処理に必要な変電所は数千?・?だが、五万-七万?・?の建設やヘリポートの建設を要求しているとのこと。
中国の要求通り処理費用を拠出すると、一兆円を越えると言われている。
26 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:39:59 ID:PydYm5nd0
つづき
これは、中国へのODAが終了しても、金を引き出す「政治カード」として
中国政府のシナリオに基づき日本の外務省との「日中合作」で作られたものといえる。
昭和二十年当時の化学兵器に関する国際条約を見ると「使用」を禁じたのであり「保有」は認めていた。
当時、主要国は化学兵器を所有していた。
ハーグ宣言では敵が化学兵器を使用した場合には、化学兵器による報復は禁止していなかったのである。
旧日本軍が化学兵器を所有していたことは何ら恥ずる必要はないことなのだ。
極東ソビエト軍総司令官・ワシレンスキーはスターリンヘ
「八月十九日、満洲における全ての前線で、日本軍の抵抗が中止され、敵軍の武装解除に着手した」
と報告している。
元関東軍第二幹部教育隊の方からの証言では、
「九月初旬頃、ソ連軍の命令により、数日間、吉林省敦化付近の大石橋の湖沼へガス弾の放棄作業を行った」
という。
中国は一九五〇年代初め、敦化地区の大橋郷等で大量の化学砲弾が発見され、
現地政府が一九五一年から一九六三年に掛けて、人の住まないハルバ嶺の一角の山腹に埋めたと言っている。
今回、確認した支那派遣軍の旧日本軍への引継書は約六百冊で、
全てに年月日、引継場所、授者(日本軍)と受者(中国軍)の身分、著名、捺印がある。
中国人の署名総数は数千名となる。受者の著名は遺棄化学兵器も一緒に接収したことの同意文書である。
文書によると、化学兵器に含まれる発煙弾、発煙筒が引き継がれており、
中国及び外務省が言う「化学兵器の引き継ぎに同意していない」は、全く嘘であると証明出来る。
平成十八年二月二十四日、衆院内閣委員会で民主党の泉健太衆院議員の
「武器の引き渡し目録等の資料が出てきた場合、(処理費用の)請求が中国やソ連に及ぶことがあるか」
との質問に、 内閣府の高松明遺棄化学兵器処理担当室長は「その場合は、基本的な枠組みが変わってくる」
と答弁している。
今、我国が対処すべき事は、遺棄化学兵器処理費の無期限凍結である。
28 :名無しさん@十一周年:2011/01/20(木) 12:43:57 ID:PydYm5nd0
つづき
遺棄化学兵器処理の真相を暴いた水間政憲氏の話
国民が待ち望んでいたであろう大量の決定的公文書を発見したにも拘わらず、
日本のメディアは一切報道していない。
五月十二日には、内閣委員会でも戸井田徹衆院議員が質問して、
安倍官房長官が「大変重要な史料なので調査します」と答弁したことも報道していない。
この事実は拉致被害者の存在を無視し続けてきたメディアと重複するのだ。
日本のメディアは既に中国の言論統制下に入ってしまったためであろうか。
一方」ネチズンによって、ネット上で大々的に配信されているとのことである。
拉致被害者を無視した当時と違うのは、ネットで情報が全国に配信される時代になっていることだ。
この日本の閉塞状態を打ち破るのは、ネット情報なのかも知れない。
今、『正論』の七月号のスクープ第二段を執筆しているので期待して欲しい。