二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

青い鳥バレエ団 2008 Grand Festival 鑑賞

2008年11月26日 | 日常
11月23日(日)、金沢にある青い鳥バレエ団 モトシマエツコ研究所の主催する”AOITORI BALLET 2008 Grand Festival ~眠れる森の美女~”を鑑賞してきました。

外は雨が強く降っていましたが、会場のウエルシティ金沢(旧 厚生年金会館)は熱気が充満していました。やはり少女や若い女性、若いお母さん方のお客様が多かったですね。バレエ関係者が多いのか、皆さん歩いてる姿が美しいこと。お孫さんが出ているのを観にきている人生ベテランの方々もチラホラおみえになっていました。

私はクラシックバレエを観るのは初めてでした。よく足や腰の痛みで通院している患者さんが、青い鳥バレエ団に所属しており、今回、パンフレットに当院の応援広告を載せて頂いた関係もあり、患者さんのお母様から、時間があったら観に来てくださいとのことでしたので行かせて頂きました。

公演は、2時からの第一部の2時間しか都合により観ることができず残念でした。第二部が眠れる森の美女の演技だったので観たかった~。自分で初鑑賞はどう感じるのかな~と思っていましたが、「美しい」「素晴らしい」の一言でした。技術的なことなどは全く分からないですが、本当に美しく、素敵な芸術でした。

患者さんの女の子は、第一部でも何度か出演しました。「ジゼルよりペザントのパ・ド・ドゥ」という作品で、男性とペアで踊っていましたが、治療に来る時の彼女とは別人でした。いつもの治療に来る女の子ではなく、美しい女性でした。素敵でしたよ。楽しそうに演技しており、感動しました。


撮影禁止でしたので、パンフレットより彼女の写真を拝借 

感動しながら、「はは~こんな風に動くのか」「これは美しく見せれば、見せるほど重力に抵抗するように体に負担がかかるな~」「この美しい体をつくるには、やっぱり軸だな~」なんて思いながら観ていました。

じかに動きを観ることは大切です。これからの治療の参考にもなりましたしね

また、谷 桃子バレエ団と国立キエフバレエ団友好親善客演を迎えてということで、両バレエ団からも団員の方々が演技されていました。国立キエフバレエ団友好親善客演で演技されていた、タチアナ・ゴリャコーワさん(女性)とワジム・ブルタンさん(男性)の二人の演技は、キレがあり、ダイナミックで、かつ細かい動きに繊細さが感じられました。んん~ブラボーんん~素晴らしい、厳しい練習を重ねてるな~と思いました。

私の39年目の初体験のオ・ハ・ナ・シでした

二葉鍼灸療院 田中良和
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尊敬する人物 王 貞治さん

2008年11月26日 | 言葉のちから 心のちから
私は小学校4年生から高校3年生まで、下手くそでしたが、プロ野球選手を夢見て野球を続けてきました。また、今の仕事についたのも野球をやっていたからだと思っています。

その野球を始めるきっかけになったのが、第1回ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)で世界一になった王 貞治さんでした。王さんの姿をテレビを観て、本を読んで、そして野球が大好きになりました。そして、今も仕事として、野球に関わりをもってやらせて頂いております。感謝

王さんが、WBCの監督で世界一になった後に書かれた本より。

≪「絆」を作りたいと考えたとき、それは決して感情的に呼びかけてできるものではないと思う。日本の国旗を背負った一体感、というナショナリズムから簡単にできるものでもないと思う。まして、個人個人の都合の優先が存在している中ではありえない。

それは、今ここにいる仲間たちに「声」をかけるところから始まり、悩みを相談し、自分の役割を認識し、その役割に心から納得し、個人個人の成果から仲間たち全体の成果へとイメージを結び付けていく作業だと思う。この作業をあきらめずにしていくと、あるタイミングで「絆」の「輪」ができ、どうやらそこから先は人知を超えた現象になっていくように感じる。つまり、「絆」の「輪」のなかに「絆」の「場」が自然にできあがり、その「場」に居合わせる仲間たちは、その「場」のものすごいパワーを受けることができる。川崎の「神の手」といわれたプレイもそのパワーの賜物だったはずだ。

この「神の手」という言葉は非常に象徴的で、たとえば家族の「絆」がしっかりとできていれば、お母さんがなにげなく学校へ送り出す子供の肩に触れるその手は「神の手」であり、その家族全体の成果、つまり幸福につながっていく。そして、その家族は家族の「絆」の「場」となっていくと思う。ここでも、その土台作りには、相談、役割の認識、役割の納得、成果のイメージという手順が必要だろう。子供の一人ひとりにも、家族としての役割があり、その相談からすべては始まるのではないか。≫

『「絆」 王貞治の勝因とルーツ』 田中千鶴子 著


一つの道を貫き通し、人並み外れた努力で道を切り開いていく。打者としても868本という前人未到のホームランを放ち、監督になっても世界の頂点に立つという王貞治さん。胃ガンに罹られて時はたいへん心配しましたが、野球をやって死ねたら本望と思っておられるんではないかと思います。

王貞治という人物の歴史や人間像のすべては分かりませんが、生き方に関してはすべてが手本になると私は思っています。尊敬できる方です。人を惹きつける人は何かが違います。私も何かを求めて鍼灸の道を歩んでいきたいと思いました。いや~歩んでいきますよ

二葉鍼灸療院 田中良和
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