二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第58回 (社)全日本鍼灸学会学術大会 埼玉大会   番外編

2009年06月25日 | 日常
6月14日(日)、学会終了後、帰りの電車まで時間があったので東京の親友と連絡をとり合流しました。1年前、金沢へ旅行で来たときに会いましたから1年ぶりですかね。

浅草を少し歩きながら、少しお茶して、同年代ですから、人生について、仕事について、恋愛について、などなど電車の時間ギリギリまで語ることができ非常に充実した時間でしたね。

浅草寺の本堂は修復だったようで足場が組んであり見れなかったです。以前、東京に行った時、何故か、早朝に浅草に行ってしまい、仲見世通りの賑わいが見れなかったので(当然ですね)ぜひ見たいと思っていましたので、本当に面白かったです。



あの雰囲気がいいですよね。
この雰囲気が味わえる…日本人で良かったな~と思うのでした。




さて、どこでにも勉強の材料があるものですよね。
埼玉で学会があったのですが、浅草でお土産を買うことにしました。その時に勉強になった話。

親友と一緒に扇子を売っているお店に入り(親友が扇子に興味があるので)、少し手にとってみていたところ、店員のおばちゃんに「一点ものだから気をつけてね」と、まるで、触るな!と言わんばかりの言葉と表情で言われました。
ここで、お客の心理としては「なんで、こんな言われ方しないかん」「もうこの店、来たくないね」とこうなってしまうんではないかと思います。

私は仲見世通りの煎餅屋さんでお土産を買ったわけですが、この店に決めたのは、まず手焼き煎餅であるということ、そして何故かお店が明るいこと、それは何人か従業員の方がいたのですが、笑顔で対応、笑顔で挨拶していたことが店の雰囲気を明るくし、好印象を与えていたのだと思いますね。
アルバイトさんがお客の注文にアタフタしていたら、奥から年配の女将さんが出てきて「どれ」「お客さん、待たせたらいかんからね~」とちゃっちゃっと仕事をこなしてしまう。その態度に厭味がなく、江戸っ子って感じで気分が良かったです。
ここで、お客の心理として「忙しいのに、笑顔で、すごく丁寧な対応してくれるな」「また仲見世通りに来たいな」「その時は、ここでまたお土産を買いたいな」となるのだろうと思います。

同じ通りにあっても、様々なお店があるな~と、学会が終わったにも関わらず、勉強させて頂き仲見世通りにきた、浅草に足を運んだ意味があったというものです。 扇子屋さんに感謝 煎餅屋さんに感謝 ですね。

帰りは少し雨が降り、肌寒くなってきましたが、親友とも語ることができ、浅草で勉強もでき、素敵な時間を過ごしたのでした~。

おしまい

二葉鍼灸療院 田中良和